八神 夜宵 |小説家

みなさん、こんにちは! 小説家・ライターの八神夜宵と申します! 主に広義のミステリー、…

八神 夜宵 |小説家

みなさん、こんにちは! 小説家・ライターの八神夜宵と申します! 主に広義のミステリー、冒険小説を書いてます! ほぼ毎日0時過ぎ更新してますので、ぜひ遊びに来て下さいね! https://x.com/yagami4641

マガジン

  • トランスミッション

    • 122,024本

    とらねこが運営する共同マガジン。グループ合計で参加者1,200名を超えました。フォロワ数2000名以上、120,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • 小説専門の拡散マガジン~小説家になろう!~

    • 1,705本

    小説専門の拡散マガジンです。 小説家を目指す人におススメ。 エッセイ、日記、コラム、小説に関する記事を載録しています。 小説家を目指してる人は、気軽に声をかけてみて下さい。

  • 【繋がろう】シロクロの共同運営マガジン

    • 12,760本

    【コンセプト】新しい出会い・繋がりのきっかけになったら嬉しいです︎︎👍 記事を見て貰えたら嬉しいし、スキも増えたら嬉しいそんな暖かいマガジンにしていきたいと思ってます😊 私自身もnote初心者なので一緒しnoteを楽しんでいきませんか(*・∀・)/💖\(・∀・*)

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 50,280本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • 自分磨きまくりdeハッピーマガジン

    • 6,392本

    自分磨きを頑張っているクリエイターのみなさん同士が繋がって切磋琢磨できる場がほしいなと思い、自分磨きまくりdeハッピーマガジンを作りました。 自分磨きをして幸せになりたくて日々頑張っている方&こんな自分磨きをしたらこんなに変わったよ!っていうような記事を書きたいクリエイターさんなど老若男女問わず大歓迎です!!自分磨き共有でみんなで幸せを伝染させていきましょう♪ 👉詳細は固定記事を参照ください👉

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介とサイトマップ   20240717 Ver. 1.03

みなさん、こんにちは! 八神夜宵です。 私の「自己紹介とサイトマップ」にようこそ! 自己紹介はこちらを見てね! 0716 X 始めました! こちらもよろしく! 八神をもっと知りたい方向け読み物系(創作大賞2024応募作) 出来事系その他(迷走系?)マガジン系えー、いろいろな方の記事を読んで、初めて作ってみましたが、サイトマップとしての役割、果たしてますかね? 何かお気付きの方がいたら、コメントお願いします!! 更新頻度は「基本毎日」を心掛けていますが、年に何度かフッ

    • 創作大賞感想「まずは自分のでしょ!」

      はじめに ~言い訳から入ってみる~みなさん、こんにちは! 八神夜宵です! 7/24から、本格的に「創作大賞感想」を書いていきます。 これは、自分のじゃなくて、他の方々の。 創作大賞2024は、賞レース。デビューと賞金の掛かった、「本気の戦い」の場所。 私は、感想を書くことで、その作品、作者に影響を与えたくないので、他者様の感想は、 「創作大賞2024の〆切以降」 に書く。と、決めていました。 これなら、少なくても、創作大賞2024には影響を与えないはず。 こ

      • 小説「オツトメしましょ!」一気読みVer.

        あらすじおつとめ  物の本によれば、『一般に、「勤め」の丁寧な表現である。』とされている。  だが、この四文字には、表裏善悪、いろいろな「用法」があるのである。   例えば、仏教用語ではいわゆる朝夕の勤行を「おつとめ」と表現する。だが一方で、禁固や懲役の期間のことも「おつとめ」と言う。  また、特別に安い商品を「おつとめ品」として陳列するし、長年連れ添った夫婦間において義務的に行う性行為を「おつとめ」と言い、江戸時代には遊女の揚げ代を「おつとめ」と表現した。  そ

        • 「オツトメしましょ!」設定資料③

          はじめに※※※ 一部ネタバレがあります! ※※※ 本編をまだご覧になっていない方は、まずそちらをご覧ください!! みなさん、こんにちは! 八神夜宵です! 「オツトメしましょ!」完結致しました!!! 応援、ありがとうございます! 設定資料③をお届けします! 可能な限り網羅したつもりですが、「これが詳しく知りたい!」というものがあれば、コメント下さい! それでは、どうぞ! 登場人物W (謎の男・アイツ) 奈良の博物館で脅威の身体能力を駆使し、由乃と千英が狙っていた

        • 固定された記事

        自己紹介とサイトマップ   20240717 Ver. 1.03

        マガジン

        • トランスミッション
          122,024本
        • 小説専門の拡散マガジン~小説家になろう!~
          1,705本
        • 【繋がろう】シロクロの共同運営マガジン
          12,760本
        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          50,280本
        • 自分磨きまくりdeハッピーマガジン
          6,392本
        • 🌻KAZEと高見を目指す会🌻
          4,507本

        記事

          小説「オツトメしましょ!」⑳最終話

          24 決戦  東京港に浮かぶ、通称、「新令和島」。令和島の西側に造営された新しい埋立地だった。一時期は、ここに大きなカジノの誘致が検討され、いずれは舞浜とも橋で繋いで、子供から大人まで楽しめる、一大エンターテイメント施設を建設しようと、気勢が上がったこともあった。しかし、今ではその勢力は鳴りを潜め、建設途中で打ち捨てられた建物が数棟取り残されただけの、だだっ広い野原と化している。  由乃が呼び出された作業班のビルは、ここにあった。6階部分まで作られ、そのまま放置されていた

          小説「オツトメしましょ!」⑳最終話

          小説「オツトメしましょ!」⑲

          23 勾引  1月も半ばを過ぎて、大学では期末テストが間近に迫っていた。同様に、ウィンターインターンを始めとした就職活動も忙しくなる時期で、構内は人の集まるところと集まらないところがハッキリ分かれるようになった。  由乃はそうした学生達とは違い、大学院進学のための準備を進めていたが、まずは纒向遺跡の発掘調査をレポートにまとめ、大学に提出する準備に忙殺されていた。  千英は、相変わらず渡辺准教授が「好き過ぎて苦手」なため、別行動をする時間が増えることになった。実は、最近、

          小説「オツトメしましょ!」⑲

          小説「オツトメしましょ!」⑱

          21 接触  「ボギー1、南東から進行中。」  「コピー。」  いよいよ、アイツのお出ましだ。千英は、庭園中央部の池にある、中洲の島にいた。正確には、そこに建てられている「一服茶屋」の屋根の上に、身を潜ませている。この島には、南東から北西に向かって橋が架けられていた。池から現れる以外は、橋を通るしかない。真冬にわざわざ水に浸かる真似をするとは考えにくいから、「どこから現れるか」はほぼ二択に絞られる。  浜和庭園は、竹芝桟橋の近くに造営された、広大な公園であり、和風の庭

          小説「オツトメしましょ!」⑱

          小説「オツトメしましょ!」⑰

          20 正月  由乃と千英が関西から戻り、2週間ほどが経っていた。暮れもいよいよ押し迫り、世間の年末特有の慌ただしさも落ち着いて来た頃、それを待っていたように、二人は行動を開始した。  今度は、綿密な下調べと準備を行い、年末年始の休暇に入った様々な施設から、「リスト」に載っていた品々を次々と盗み出した。  奈良から戻るとすぐ、千英は地下室の大型パソコンから、あの男のノートパソコンに追跡ウィルスを潜り込ませていた。これで発信機と併せ、パソコンの動きから位置を割り出すことがで

          小説「オツトメしましょ!」⑰

          小説「オツトメしましょ!」⑯

          19 家計  翌朝、自室から朝食のために食堂に向かうタイミングを、意図的に渡辺准教授に合わせた由乃は、気になっていたことを口にした。  「その後、娘さんと仲直りできました?」  「ええ、おかげさまで。テレビで会見の様子を見たらしいの。ものすごいはしゃぎようでね、生意気に『お母さん、良かったね!』なんて言うのよ!」  「良かった・・・。私も母が忙しい人間だったんで、娘さんの気持ちも分かって、ちょっと心配してたんです。」  「そうだったの・・・。ありがとう。それでね、こ

          小説「オツトメしましょ!」⑯

          はじめて有料記事買ってみた。

          みなさん、こんにちは! 八神夜宵です! 今日は、私がnoteで初めて、有料記事を購入したお話です。 有料記事への考え方正直言って、この日が訪れるとは、自分でも意外でした。 私は、「その人」を知らないと、「言うこと」を聞かない人間です。 なぜなら、「信じやすい」から。 結構なお人よしと言うか、子供の頃から「何かくれる人の言うことは聞く」という特徴があり、危うく誘拐され掛けたこともあるほどです。 なので、逆説的に「疑り深い」性格になりました。 騙されやすいので、「疑ってか

          はじめて有料記事買ってみた。

          小説「オツトメしましょ!」⑮

          18 引際  翌日、二人は朝から絶好調だった。状況は未だに不明確だが、やることが決まると言うのは、それだけでモヤモヤを吹っ飛ばす効果がある。それに、やるべきことをしっかりと進めて行けば、状況は必ず良い方向に動くという、自信があった。  発掘現場は、朝から大賑わいだった。マスコミ、ギャラリー、役所の関係者、そして、それらを誘導する警備員。今日はそれにプラスして、土木関係者や僧侶の姿も見える。  渡辺准教授は、到着早々からあちこちの対応に追われていた。今では、一躍時の人だ。

          小説「オツトメしましょ!」⑮

          小説「オツトメしましょ!」⑭

          17 始動  由乃は二人で12階の部屋に戻っても、まだ沈思黙考を続けていた。由乃がすごいのは、頭を音が聞こえて来るのではないかと思うほど回転させながら、他のことは別に考え、行動ができることだ。多分、CPUがクアッドコアなのだろう。いや、もしかすると脳そのものを複数個持っているのかも知れない。  だから、『沈思黙考』という表現は適切でないのかも知れないが、千英の見ている限り、間違いなく由乃の一部は沈思黙考を続けているのがわかる。付き合い始めの頃は、単に機嫌が悪いのかと思った

          小説「オツトメしましょ!」⑭

          「X」は じ め ました~

          みなさんこんばんは! 八神夜宵です! 唐突に、「X」はじめました! 八神 夜宵(@yagami4641)さん / X 「なんで?」と言われれば・・・ なんででしょう?? もしもニュースになるならば、 「スキ欲しさに・・・」 と言うことになるのかな?? 以前から興味はあったんですが、同時に不安もありまして、躊躇しておりました。 今日は連休で記事の「書き溜め」もできたので、暇つぶしにちょっといじくってたら、始まった感じです。 というわけで、こちらもよろしく! あ、完

          「X」は じ め ました~

          小説「オツトメしましょ!」⑬

          16 胡乱  翌日、まず驚いたのが、発掘現場のボランティアが昨日の倍近くに増えていたことだった。ギャラリーも増え、誘導の警備員も増強されているようだった。駐車場から発掘現場に向かって歩いていると、そのギャラリーから拍手と共に応援の声が掛けられた。ちょっとした芸能人のようだった。  さすがは奈良県の人々と言うべきか、こういう出来事に場慣れしているらしく、大きな発見の瞬間に立ち会うのを楽しみにしている人が多いのだと言う。他のところでは集めるのに苦労するボランティアにも事欠かな

          小説「オツトメしましょ!」⑬

          「オツトメしましょ!」設定資料②

          はじめにみなさん、こんにちは! 八神夜宵です! 「オツトメしましょ!」設定資料の②です! こちらと併せて、本編と共にお楽しみください! 登場人物上椙幸正(うえすぎ ゆきまさ) 千英の父、52歳 ツクバ先端技術大学、工学博士。 X線CTスキャンを始めとした、非破壊検査のスペシャリスト。 上椙亜依(うえすぎ あい) 千英の母、48歳 千英の妹の死を契機に、精神を病んでしまう。 今は治療も終えている。 上椙理英(うえすぎ りえ) 千英の妹 故人 先天性の免疫不全で、

          「オツトメしましょ!」設定資料②

          小説「オツトメしましょ!」⑫

          15 先客   発掘現場では、すでに乙畑教授や近近大の学生、役場職員やボランティアの方々が集まっており、縄張りも済んでいる状態だった。  それ以前の「表土剥ぎ」や「遺構の発見」は既に終わっていたようで、これからは黄色い水糸で区画に分けられた、それぞれの「縄張り」を掘り下げていくことになる。そこで何かの遺物が見つかれば、報告し、記録し、それから完全に掘り出して保管するのだ。  土の状態も見逃せない。遺構の部分は、明らかに地面の色が変わっており、踏み固められている様子が窺え

          小説「オツトメしましょ!」⑫