『 私が征夷大将軍⁉~JK上様と九人の色男たち~』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】
小霧と景元が声を揃えて、葵の提案を却下する。景元が説明する。
「よろしいですか? この文化祭にはクラスの威信が懸かっているのです」
「威信?」
「そうです。この学園の学年には、いろはにほへと、それぞれ七クラスずつあります。優れた出し物を提供したクラスが評価されます。その評価を下すのは、この文化祭の場合は新入生。つまりは下級生、後輩たちです」
「そう、出し物の出来の良し悪しが、そのまま後輩たちからの評価につながるのですわ。そして見事高評価を勝ち取った暁には、流石は先輩たちだと