阿弥陀乃トンマージ🎈

漫画・サッカー・歴史・ミスチル・高橋留美子先生が好き。web小説で活動。 主な活動実績…

阿弥陀乃トンマージ🎈

漫画・サッカー・歴史・ミスチル・高橋留美子先生が好き。web小説で活動。 主な活動実績 『#週刊少年マガジン原作大賞』奨励賞受賞。 『くらげバンチスポーツ漫画賞』期待賞2作品受賞。 amidanotonmaji@gmail.com

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『信長のキャディー』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

あらすじ  ある日突然、世界各地のゴルフを楽しむ者たちにある不思議な力が目覚める。それは歴史上の傑物を召喚する力だ。岐阜県のゴルフ場でバイトする少年、小森美蘭もその力を意図せず行使してしまう。結果、呼び出されたのは、あの織田信長だった。  信長はゴルフに興味を示し、初心者とは思えない力強く巧みなプレーを見せる。世界各地で同じような現象が見られたことを受け、世界ゴルフ連盟は迅速な対応をみせる。それは世界史上の傑物によるゴルフトーナメント、『マスターピース』の開催である。  信長

    • 『信長のキャディー』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

      3 「やっほ~!」 「……」 「うひょ~!」 「………」 「きゃあ~!」 「……はしゃぎ過ぎですよ、信さん」  美蘭が信長をたしなめる。 「いやいや、はしゃぐじゃろうが! ここをどこだと思うておるのじゃ!? 琉球じゃぞ! 琉球!」 「今は沖縄と言うんですよ……しかし、さすが沖縄だ。春から海開きをしているとは……」  美蘭が周囲を見渡して、感嘆とする。 「見よ! あの燦燦と輝く太陽を!」 「直接見たら目を傷めますよ」 「この白い砂浜を!」 「ああ……」 「この青い空を!」 「え

      • 『信長のキャディー』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

        2 「あ~良いなあ、北海道!」  美蘭が車の窓を開けて声を上げる。 「お蘭、昨日からそればっかりだな……」  信長が苦笑する。 「いやいや、信さんもそう思いませんか?」 「まあ、飯は旨い……女子も良い……」  信長が目を閉じて、深々と頷く。 「……未成年の僕がいないのを良いことにススキノで羽目を外し過ぎてないですよね?」  美蘭がジト目で信長を見つめる。 「な、なにを言うか……今の時代は下手なことをすれば、すぐにSNSで拡散されてしまうだろう。その辺はきちんと弁えておる……」

        • 『神月くんは噛みつきたい!』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          3 「くっ……」  シャワールームで気を失った次の日、神月が教室で顔をしかめる。 (まさかウェアウルフがいるとはな……生徒数も多い学園とはいえ、まったくの予想外だった……今にして思えば、競争、跳躍、投擲……どれをとっても人間離れしていた……その時点で気が付くべきだった……)  神月は額を抑える。 「……ん」 (噛まれてからしばらく気を失ってしまった……なんという失態……これではヴァンパイア取りがヴァンパイアだ。しかし……)  神月は腕を組む。 「……さん」 (それにしても、あ

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        『信長のキャディー』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

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          『神月くんは噛みつきたい!』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          2 「くっ……」  図書室で気を失った次の日、神月が教室で顔をしかめる。 (まさかエルフがいるとはな……生徒数も多い学園とはいえ、まったくの予想外だった……)  神月は額を抑える。 (十字架を見せられてからしばらく気を失ってしまった……なんという失態……しかし……)  神月は腕を組む。 (あのエルフ……川北凛もこの学園の関係者の女性だ。よって、なんとしても噛みついて血を吸わなければならない……。しかし、こちらがヴァンパイアだと知られているのは厄介過ぎる問題だ……ちっ……)  

          『神月くんは噛みつきたい!』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『神月くんは噛みつきたい!』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          あらすじ  京都にある名門高校、『仁天堂学園』に一人の美少年が転校してきた。彼の名は、『神月秀麗』。名前の通り、眉目秀麗な彼は成績優秀で運動神経も抜群。性格やスタイルも良く、学園の女子生徒の大半を瞬く間に魅了する。  神月くんと呼ばれて親しまれる彼には、とある秘密があった。由緒正しいヴァンパイアの一族の子だったのである。一人前のヴァンパイアとなるべく、彼に課せられた最後の試練は、『学園の女性全員の血を吸う』こと。  彼はまず、ガードが固そうな女性9人をリストアップして、その女

          『神月くんは噛みつきたい!』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          3  『西武蔵学院』の見るからに頑丈そうな門扉を抜けて、立派な校舎へと優雅な足取りで向かう二人の女子の姿があった。一人は黒髪のロングヘアーでやや長身、もう一人は明るい茶髪で、長い髪を後ろでひとつに結んだ、平均的な身長である。 「ごきげんよう、なぎささん」 「ごきげんよう」  なぎさと呼ばれた黒髪ロングヘアーの女子が微笑む。 「ごきげんよう、かおるさん」 「ごきげんよう」  かおると呼ばれた茶髪の女子が微笑む。『ごきげんよう』という挨拶からも分かるように、この西武蔵学園はいわゆ

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          2 「なんだって!?」 「マジかよ!」  各教室から生徒たちが次々と廊下に出てくる。生徒たちはみな男子で、頭髪はほとんどが明るい色で、制服は着崩しているか、私服姿である。彼らは長い廊下の真ん中で対峙する、黒髪をツンツンと逆立てた平均的な身長の男子と茶髪のウルフカットのやや長身の男子に注目する。 「どっちが勝つと思う!?」 「ナギサに300!」 「カオルに500!」 「ナギサに700!」 「カオルに1000!」  二人の男子を取り囲んだ男子生徒たちは口々に名前と数字を挙げる。こ

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          あらすじ  栃木県と群馬県と埼玉県の三県の県境が接する地域に……私立高校が三つあった……。  ごくごく普通の生徒が集まる共学の高校。  血の気が多いヤンキーが集まる男子高。  育ちのいいお嬢様たちが集まる女子高。  この三つの高校には、それぞれ何かと目立つ二人組がいた。不思議なことに、どの二人組も同じ名前であった……。  ドタバタ学園ストーリー! 本編 1  栃木県にある学校。講堂が生徒たちで満員になっている。 「いや~楽しみだな~演劇部の定期発表会……」 「ああ、でもよ…

          『渚と薫の過密で緊密な秘密』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『拝啓、バニーボールはじめました』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          3 「ふあ……」  天空があくびをする。 「おはよう」 「お、おお、おはよう……」  天空が声をかけてきた大地に戸惑い気味に応える。 「どうした?」 「い、いや、現地集合じゃなかったのか? わざわざ鳥取の空港にまで来るだなんて……」 「予定が変わったようだ」 「そ、そうなのか?」 「ちょっとしたサプライズでね」  兎野とアシスタントの女性が現れる。 「あ、おはようございます……」 「おはようございます……」  天空と大地が揃って頭を下げる。 「うん、おはよう」 「おはようござ

          『拝啓、バニーボールはじめました』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『拝啓、バニーボールはじめました』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          2 「はあ……」  自室のベッドにバレーボールを持って横たわる天空は、ため息をつきながら壁の方を見る。 「バニーボール……流れで始めてしまったが……」  壁にはバニーガールの衣装がかかっている。 「格好はあれだが……まあ、基本的にはビーチバレーの派生みたいなものだと考えればいいか……ん?」  天空の枕元のスマホが鳴る。兎野からの電話だ。スマホを持って、体を起こした天空は電話に出る。 「……はい」 「ああ、白田くん、お疲れさん」 「お疲れ様です……」 「また急な話だが、合宿を行

          『拝啓、バニーボールはじめました』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『拝啓、バニーボールはじめました』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          あらすじ  鳥取の高校生、白田天空は不完全燃焼のまま、高校バレーを終えた。地方の中堅高のため、有名大学や強豪実業団などからも特に声がかからなかった。バレーをやめようかと思ったとき、ある男からビーチバレーへの誘いがかかる。  「ビーチへの転向も悪くはないか」。天空は二つ返事でその誘いを受ける。しかし、当日向かった場所で渡されたのは、バニーガールの衣装だった。ある男は言う。「その衣装を着て、バレーボールをしてもらう」。戸惑う天空をさらに戸惑わせたのは、既にバニーガールの恰好に着替

          『拝啓、バニーボールはじめました』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          参  ある日、甘子さまサロンの私のもとを訪ねてくる人がいた。 「はい」 「よろしいでしょうか?」 「どうぞ」 「失礼……」  切れ長の鋭い目で、鼻先が下を向いている長い鷲鼻で、小さいおちょぼ口、顎先が少し尖った女性が長く綺麗な黒髪を翻しながら入ってくる。 「あっ……」 「ごきげんよう、鬼神兵庫さん」 「は、はい……えっと」 「申し遅れました、紫式部と申します」 「ああ、どうも……って、ええっ!?」  私は驚きのあまり、後方に転がりそうになる。 「……大丈夫ですか?」 「え、え

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          弐  ある日、甘子さまサロンの私のもとを訪ねてくる人がいた。女房にはそれぞれ仕事用のスペースが割り当てられている。漫画を発表するようになってから、その感想を伝えてくれる人がよくやってくるようになった。感想はもちろん様々ではあるのだが、この時代の人々は漫画というものに初めて触れるので、そこにはなんというか、新鮮さみたいなものが共通していている。  令和の時代に活動していたときは、ファンレターやSNSなどで反応を知ることがほとんどであった為、こうして面と向かって反応を頂けるのは、

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第2話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          あらすじ  令和の時代、そこそこ人気のある女性漫画家、甘味処やよいは過労の為、倒れてしまう。目を覚ますと、そこは平安時代の宮中であった。  やよいは自らが、七条天皇の三人目の皇后、甘子を盛り立てるサロンに属していることを理解する。ただ、この甘子サロン、明るい清少納言を擁する定子サロン、真面目な紫式部が支える彰子サロンらに押され気味のいわゆる弱小サロンであった。お局さまからなんとかなさいと言われたやよいは困惑しながら、筆と紙を手に取る……。彼女は千年以上も名を残す、稀代の随筆家

          『漫画家の私、平安宮中の弱小サロンの女房に転生しちゃったのでBL漫画とかを描いて無双します……多分。』第1話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          『黒一点は特異点!?』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】

          3 「では、お願いします」 「は~い♪」  グラビア撮影の明くる日、ボクは煌と録音スタジオにいた。超人気漫画原作のアニメの新作劇場版のゲスト声優に抜擢された煌のアフレコを見学する為だ。最近はリモートでの収録が可能で、地方で活動する煌にも大きなチャンスが巡ってきたというわけだ。スタッフさんが説明する。 「まずはリハーサルから……冴木さんのキャラの登場シーンはピックアップしてあるので、お渡しした台本通りに読んでください」 「はい……」  煌は真面目な表情で頷く。 「それではどうぞ

          『黒一点は特異点!?』第3話 【創作大賞2024・漫画原作部門応募作】