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2024年5月の記事一覧

「まず自分たちから」&「もし自分だったら」

「まず自分たちから」&「もし自分だったら」

4月の利用率が6.56%とのこと。

12月2日から現行の健康保険証の新規発行を停止すると決まっています。にもかかわらずこの状況。

不可解なシステム障害が多発するご時世です(皆さまと同様、レジを打つ我々も困惑しています)。ましてやセキュリティ等に対する不安を拭えぬマイナ保険証。現状のままで普及するとは考えにくい。もう一度紙のそれとの併用を検討すべきでは?

便利だと感じている人もいるでしょう。尊

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大阪関西万博はキャッシュレスのみ

大阪関西万博はキャッシュレスのみ

大阪関西万博のコンセプトは『未来社会の実験場』今回は会場では現金を使うことはできない。全面的なキャッシュレス決済になるようだ。

現在、日本で全面的なキャッシュレスを導入している主な施設は、楽天モバイルパークや東京ドームなどがありますが、現金支払いする人はまだ多い。(恥ずかしながら、私も現金メインです。)

合わせて、顔認証で決済できるシステムが導入され、事前に顔情報と決済方法を登録しておけば、対

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SDGsは、誰がどうやって決めたのか? 【SDGsとは一体、何だったのか?】第4回

SDGsは、誰がどうやって決めたのか? 【SDGsとは一体、何だったのか?】第4回

SDGsは「欧米の白人たち」が決めた?

 「SDGsは "欧米の白人" が決めたもの」という言説がある。
 それって、本当なのだろうか?

 今回は「SDGsは、誰がどうやって決めたのか?」という3つ目の問いについて、策定時の経緯をふりかえりながら考えていくことにしよう。
 とくにクローズアップするのは、OWG(オープンワーキンググループ)と、政府間交渉の過程だ。
 両者のなかでどのような議論が

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千葉百年後芸術祭・内房総アートフェス(千葉県木更津市・市原市・袖ケ浦市)

千葉百年後芸術祭・内房総アートフェス(千葉県木更津市・市原市・袖ケ浦市)

千葉県を中心に展開しているアートイベントである千葉百年後芸術祭。千葉県が誕生して百五十周年記念事業の一環として、百年後を考えるという芸術祭である。広大な千葉県の各エリアで開催されており、全てを回ろうと思うととても一日では回りきれないボリューム。

専用のHPがあるものの、そこだけは情報がよくわからないので調べてみたところ、百年後芸術祭には全部で以下のエリアがあることがわかる。
・内房総アートフェス

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お詫びいたします。「鈴木春信」2017(東京美術)の著者様

お詫びいたします。「鈴木春信」2017(東京美術)の著者様

(長文になります)

はじめに 表題を見た読者はおそらく一体何のことかお分かりにならないでしょう。

 実は、4月26日に投稿した下記の記事の中で、私は浮世絵版画の専門家に対して挑発的な内容を書いてしまい、内心言い過ぎたと後悔していたのです。

 それは、鳥文斎栄之作品の海外流出に関連付けて、鈴木春信の優れた作品も同様に海外流出されていることにふれ、新たな節「鈴木春信の海外所蔵の作品と「闇夜」の黒

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2023年12月~2024年4月

2023年12月~2024年4月

※同人誌づくりと私生活のバタバタが重なって、この時期なかなか読書と紹介の時間がとれず……遅れちゃってごめんのだ。

539.勇者と探偵のゲーム (大樹連司/一迅社文庫)『勇者と探偵のゲーム』とてつもない怪作なのだ!

勇者と探偵を巡る物語が無限発生する地方都市で、一人の少女が無意味に死んだ

拡大主義や学生運動的ロマンチズム、果ては物語消費までも否定して焼き尽くす、野心的なメタ構造の「反小説」。ベ

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【一人旅レポ】青森の主要4美術館を東京から一泊二日、電車・バスだけで周る

【一人旅レポ】青森の主要4美術館を東京から一泊二日、電車・バスだけで周る

【約6,900文字、写真約60枚】
実体験を基に「青森県の4つの美術館を」「東京から一泊二日」「電車・バスで周った」「一人旅」について、具体的なルート、食べたものとともに、感想などを書きます。

結論から言うと、青森の主要美術館は素晴らしいものばかり!美術館メインで旅行を組む価値は十分にあります。なお、車を使わない場合、2日で5つの美術館は周り切れず、4つが限界でした。注意点は、青森は都内と違い、

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展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか

展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか

【約5,900文字、写真約80枚】
青森の美術館巡りの一環として、十和田市現代美術館で「常設展」「野良になる」などを鑑賞しました。その感想を書きます。

結論から言うと、こんな美術館は初めてで、満足度が高かったです!とにかくクセが強すぎて、楽しい!面白い!アートに興味が全くない人も十分楽しめると思います。また、無料で楽しめる屋外アートが多く、美術館の建築も外に丸見えになっていることにより、アートと

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