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サラリーマンの孤独と悲哀

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サラリーマンの孤独と生き様。 普通でいることが何か。 普通に生きることが難しいと感じているあなたに 読んで欲しい。
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#メンタルヘルス

狂おしいほどグレーで生きていく

狂おしいほどグレーで生きていく

勝ち組か負け組か。

良いか悪いか。

年収が高いか低いか。

賛成か反対か。

人は常にどちらかに決めたがる。
二元論的に白黒をつけたがる。

ときには、結論を急ぎ、行き急いで
いるとしか思えないほど。

勝手に決めて喜んだり、
勝手に決めて傷ついている人が
後をたたない。

白黒をつけたがる意味白黒をつければ、一応決着がつく。
ひと段落がつくということかもしれない。

たとえば、自分の年収が平

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結果から入って、結果から離れろ

結果から入って、結果から離れろ

「これぐらいもらわないと
やってられないよ」

「俺たちがあんなに手を動かして、
現場はいずり回っているのに
偉そうに座って指示だしてるだけで
倍以上の給料もらってるよ」

そう叫びたくなる若手社員。

誰もが自分の仕事に対して、
それ相応の評価と報酬を求めるもの。 

それは何も金銭に限らず、
上司から、「最近よくがんばってるね」
の一言だけでも全然違ったりするものだ。

その承認欲求がとことん

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中堅社員のキャリアの処方箋③〜不安からの合理的な報酬〜

中堅社員のキャリアの処方箋③〜不安からの合理的な報酬〜

この記事は、悩める中堅と呼ばれるサラリーマン向けの有料マガジン記事です。

興味のある方はまずはこちらを
チェックしていただけると嬉しいです。

では今回のテーマに行こう。

心配性という言葉がある。
何となく不安で日常生活に影を
落としている方もいる。

このまま今の会社にいていいのだろうか。
そろそろマネージャーになりたいけど、
キャリアアップの見通しがたたない。
いったいどうしたらいいんだろ

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サラリーマンの平凡なしあわせのつかみ方

サラリーマンの平凡なしあわせのつかみ方

あれ欲しい。
これも欲しい。
もっと欲しい。
もっともっと欲しい。

ネットの世界をのぞくと、
そんな人間の欲望を
刺激する言葉ばかりだ。
次々と機械が私の好みを把握して
果てしなくレコメンドしてくる。
動画サイトも音楽サイトもKINDLEも全部。

気がつくと、
休日の時間なんてあっという間になくなる。

ギラギラしてた感覚。
収入あげたい、ほしいものを遠慮なく買いたい。
いつでもいつでもいつで

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上手にHPを削って生きられたなら

上手にHPを削って生きられたなら

いまさらながら旧友からの年賀状に気づく。

年の瀬から積み重ねられたデリバリーと
スーパーのチラシに紛れ込んでいたのだった。

今さら
これから送り返すというわけにもいかないので、
スマホからメッセージを送る。

「今年こそはみんなで一緒に
集まって飲みたいね」

そんなメッセを彼と何回お正月で
繰り返しただろう。

そして近年はこのご時世も
あり「落ち着いたら」という
枕詞がついたのだった。

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ほーりーの履歴書ver2.0~次は何を書いていこうか~

ほーりーの履歴書ver2.0~次は何を書いていこうか~

noteに150以上の記事、ビジネス書3冊分の
文章を書いてきました。

フォロワーの皆様も1,200人を突破し、
読んでいただける方が増えてきて
ありがたい限りです。

そこで今回は履歴書を
ほんの少しだけバージョンアップして
お送りします。

・歌手の宇多田ヒカルと同じ年に
 生まれた38歳。
 東京生まれの東京育ちで初対面の
 トークであるあるの地元ネタが
 ないまま育ったことに気づく。

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師匠に出会いたかったら、本屋へ行け

師匠に出会いたかったら、本屋へ行け

これは、生きるのに少し息切れ気味に
なったあなたへ送る
「読むサプリ」です。

あのとき先生がいなかったら、
今の僕はいません。
本当に感謝しています。

アスリートや経営者の
ドキュメンタリー番組。

見ていると、たいてい
こんな「人生のキーマン」と
なる方がお出ましする。

もちろん番組で
取り上げられるくらいの
実績を持っている方だ。

そのブレイクスルーとなった、
コーチやメンター的な

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今に満足したほうがいいじゃん

今に満足したほうがいいじゃん

これは生きるのがちょっとお疲れ気味になった
あなたへ送る「読むサプリ」です。

幼稚園に通っていたときのこと。

「あなたは将来大人になったら、
何になりたいの」
先生に問いかけられた。

キョトンと立ち尽くす自分。
夢はそこで覚めた。

たった4歳とか5歳でそんなことはわかるまい。
せいぜい「ウルトラマンや仮面ライダー」になりたいという、大人からみれば
微笑ましい回答をするのが
関の山だろう。

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毎日がちょっぴりしんどいあなたへ~左奥歯の痛みが教えてくれた勇気~

辛抱強い性格だ。
そう思っていた。

野球部の練習のキツイしごきも、
社会人になってからの理不尽な
ハラスメントも全部含めて
いい意味で自分に耐えられるよう、
しのいできた。
ずっと。

少々のことではへこたれない。
そう思っていた。
いや思い込んでいたのかもしれない。

この数日、急激な左上奥歯の激痛に襲われた。

ただの虫歯である。

ヘルスケアビジネスに関わる
自分としては恥ずかしいことこの

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4%の不安に怯えるものたち

4%の不安に怯えるものたち

ステイホームの連休が始まった。
過ごし方は人それぞれだ。

テレビのニュースをつけても、
ネガティブなものであふれている。
悪いニュースのほうがきっと
話題になりやすい、
広まりやすいのだろう。

「オリンピックはどうなってしまうんだろう」
「自分の会社の業績は大丈夫だろうか」
「自分はウィルスにかかっていないだろうか」

ネガティブなニュースは広まりやすく、
ポジティブな出来事は
あまりニュース

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何があっても、生きてろよ

何があっても、生きてろよ

「信じられない、あの人が…」

「そんな素振りはまったく
見せていなかったので、驚きです」

こんなコメントを含んだ映像を
テレビのニュースで見る機会が増えた。

順風満帆な人生を送っているように見えた著名人が、自ら命を絶つという痛ましいニュース。

年間自殺者数がここ最近10年で1万人以上減少した日本でも、諸外国との比較では自殺率の高い国と言われている。

自殺は健康問題、経済問題、家庭問題など

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