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#エッセイ部門
妬みは幸せのチャンス「あの人の海外駐在を、なぜ素直に喜べないのか?」
Facebookを開くたびに、少し緊張する。「どうか嫌なものが目に飛び込んできませんように」と思いながら、いつも恐る恐る開いている。
「じゃあ、そもそも見なければいいじゃないか」と思うかもしれないが、友人と連絡を取るために必要なのだ。友人の中には数名、LINEを使っていないからFacebookのメッセンジャーだけでやり取りしている人がいる。その人から連絡が来そうな時はFacebookを開くのだが
人前で屁をこき続けてきた半生でした。俺はどうやら、とんでもない思い違いをしていたようだ……
私には18年間思い込んできた事実がある。それは「人間がおならをしても、その臭いがわかるのは自分だけ。他人には決して臭いがばれることはない」というものだ。
今思えば、恐ろしい話である。なぜそのように思い込みに至ったのかは定かではない。おそらく当時の私を取り囲んでいた優しい人たちが、私をおならをしても知らんぷりをしてくれていたからだろう。幸か不幸か、一人も「うわ!お前、屁こいただろ!臭えよ!」と言っ