chiemi

割と一途なツンデレちゃん。東京生まれ、千葉在住の車椅子族。ミュージカルと香水の民。時々…

chiemi

割と一途なツンデレちゃん。東京生まれ、千葉在住の車椅子族。ミュージカルと香水の民。時々パーリーピーポー、時々凹む。

記事一覧

固定された記事
+14

Love & Peace

chiemi
4年前
125

今覚えていることを今やる

我が家には月に1回、ホームドクターが往診にみえる。訪問リハビリを受けている関係で、健康上特に問題がなくても医師の診断を受けないといけないそうだ。もうずっと以前か…

chiemi
19時間前
3

使い切る快感

みなさんは歯磨き剤をどこまで使用して捨てるだろうか。 絞って出なくなったら捨てるという方が多いか少ないかはわからないが、私は以前はそうしていた。 障害特性上、ラミ…

chiemi
1日前
1

クリエイターのつぶやき

プログラマーやシステムエンジニアがクリエーターに分類されるかは別として、私はずっとモノを創る仕事に携わってきた。現在、システム系をメインとすることはないが、印刷…

chiemi
2日前
6

1秒で不細工判定

藤原道長がある1通の手紙に目を通した時、見覚えのある筆使いに、箱の中に大切にしまってある文(ふみ)を取りだし見比べた。それは、かつての恋人、そして今でも密かに思…

chiemi
3日前
2

人に頼むのは難しい

日々ヘルパーさんにお世話になっていて、思った通りに動いてもらえずイライラしてしまうことがある。そんなことを言うと「人にやってもらっているんだから有難いと思え」と…

chiemi
4日前
7

TOKYO, JAPAN, music and love

オフコースがかつてアメリカを目指していた時代がある。小田和正がその時の難しさを「歌詞が軟弱だと言われた」「thの発音がまるでなっていないと言われた」と語ったのをど…

chiemi
5日前
3

世知辛い時代の寿司パック

子どもの頃、父が「今は景気が悪いんだよ」と言った。どういうシチュエーションで、前後関係がどうであったかさっぱりわからないが、私の記憶の中に「景気が悪い」という言…

chiemi
6日前
3

外国語学習の必要性云々

語学レッスンの記事を書いている最中に、テレビからチャットGPTがアップデートされたニュースが流れた。言語処理速度が格段に上がり、人の話しかけに対して、ほぼ瞬時に返…

chiemi
7日前
3

語学レッスンでビックリする2つのこと

語学レッスンを受けていて、時々ものすごくビックリすることがある。 行ったことのない土地の文化や習慣にも驚かされるが、今日書きたいのはそれではなく、自分自身のこと…

chiemi
8日前
2

「ふんぎゃーっ」と叫びたい

この記事を書く前に、実は600字程度の文章を書いている。書いてみて何だかまとまらないなと思い、そちらは寝かしておくことにした。 こういう時は、たいていネタにつまった…

chiemi
9日前
2

何が「新」なのだろう

この記事が投稿されるのは火曜日だから、タイムラグがあることをお許しいただきたい。 土曜日夜といえば「ブラタモリ」だった。3月に番組が終了し、次に始まったのが「新…

chiemi
10日前
4

代行サービスなるもの

「退職代行サービス」にかすかな嫌悪感を抱くのは、いい歳をして母親が会社に退職の申し出をしているみたいな感じがするからだろうか。もちろん、やむを得ない理由がある場…

chiemi
11日前
2

家具屋のにおい

エレベーターを降りると、フロアには家具がたくさん並んでいる。家具と言っても大半がソファーや椅子とテーブルの類で、そのシーンに合う照明がぶら下げられている。 家具…

chiemi
12日前
4

旧Twitterにみる”ある”傾向

X(旧Twitter)なんて呼ばれているが、この際だから「旧Twitter」という名前にしてしまえば良いのにと思う昨今、平常的に利用している方々から、”治安が悪くなった”との…

chiemi
13日前
6

プチでウツな日々

こんなことを言ったら、その病で苦しんでいる人たちに失礼ではないかと思う。食欲はある、睡眠もとれている、請け負った仕事は期日までにやり遂げられるし、語学もレッスン…

chiemi
2週間前
2
今覚えていることを今やる

今覚えていることを今やる

我が家には月に1回、ホームドクターが往診にみえる。訪問リハビリを受けている関係で、健康上特に問題がなくても医師の診断を受けないといけないそうだ。もうずっと以前から先生にお世話になっている。

なぜこんな話になったのかわからないが、最近ちょっとしたことを忘れてしまうという話になった。
母は2階へ行かなくてはいけない理由を、私はスマホやパソコンの検索画面を開いた理由を、先生はコンビニで奥様に頼まれたも

もっとみる
使い切る快感

使い切る快感

みなさんは歯磨き剤をどこまで使用して捨てるだろうか。
絞って出なくなったら捨てるという方が多いか少ないかはわからないが、私は以前はそうしていた。
障害特性上、ラミネートチューブを絞るという動作がやりにくい。だいたい半分くらいまでのところで、工夫してやっと出せるが、出しにくくなったところで母に交換してもらい、母が私の使っていたお古を、私が新しいものを使うというようにしていた。

ところが、母はここ数

もっとみる
クリエイターのつぶやき

クリエイターのつぶやき

プログラマーやシステムエンジニアがクリエーターに分類されるかは別として、私はずっとモノを創る仕事に携わってきた。現在、システム系をメインとすることはないが、印刷物を作る、webサイトを作る、イラストを描き、写真を加工し、映像を編集し、文書を作成するなど、物理的なモノからデジタルコンテンツまで、様々なモノが私のパソコンから生まれ、ディスクを埋め尽くす。
そして、私生活でもまた、noteを書き、イラス

もっとみる
1秒で不細工判定

1秒で不細工判定

藤原道長がある1通の手紙に目を通した時、見覚えのある筆使いに、箱の中に大切にしまってある文(ふみ)を取りだし見比べた。それは、かつての恋人、そして今でも密かに思いを寄せる藤原為時の娘からの文、彼女が父・為時に代わって越前守への願いをしたため、道長に奏上したのだ。

NHK大河ドラマ『光る君へ』のワンシーンである。
ドラマでは主人公まひろが書いた文とされるが、史実では為時が書いて奏上したようである。

もっとみる
人に頼むのは難しい

人に頼むのは難しい

日々ヘルパーさんにお世話になっていて、思った通りに動いてもらえずイライラしてしまうことがある。そんなことを言うと「人にやってもらっているんだから有難いと思え」とか「人に迷惑をかけているんだから感謝しろ」という声が聞こえてきそうだが、きっと実際にヘルパーさんを使った人でないとわからないことだ。もちろん有難いと思うし、彼女らがいなければ私の生活は成り立たないのだが、やはりそこは人間同士、うまくいかない

もっとみる
TOKYO, JAPAN, music and love

TOKYO, JAPAN, music and love

オフコースがかつてアメリカを目指していた時代がある。小田和正がその時の難しさを「歌詞が軟弱だと言われた」「thの発音がまるでなっていないと言われた」と語ったのをどこかで見聞きした。結局当時オフコースの全米進出は、商業的には成功しなかった。
そしてまた、それ以前の日本の音楽シーンは、洋楽を和訳して歌うことが通常であり、「それってバカにされてるみたいですよね」とあるミュージシャンが言っていたのをはっき

もっとみる
世知辛い時代の寿司パック

世知辛い時代の寿司パック

子どもの頃、父が「今は景気が悪いんだよ」と言った。どういうシチュエーションで、前後関係がどうであったかさっぱりわからないが、私の記憶の中に「景気が悪い」という言葉だけがしっかりと残ってしまった。

日々、値上げ、また値上げだ。
私は販売業の裏方のそのまた裏方をしているが、月に何度か値上げの知らせが届く。酷い時には週1回くらいは知らせが届き、あれ?先日値上げしなかったかな?と思って資料を確認すること

もっとみる
外国語学習の必要性云々

外国語学習の必要性云々

語学レッスンの記事を書いている最中に、テレビからチャットGPTがアップデートされたニュースが流れた。言語処理速度が格段に上がり、人の話しかけに対して、ほぼ瞬時に返答が返ってくるという。しかも、かなり人間の言葉に近い自然な返答だ。

人が言葉を学ぶ意味はもうなくなってしまい、外国語学習などというものが過去のものになってしまうのだろうか。そんな考えがふとよぎった。
現実的には、まだ通訳者も翻訳者も必要

もっとみる
語学レッスンでビックリする2つのこと

語学レッスンでビックリする2つのこと

語学レッスンを受けていて、時々ものすごくビックリすることがある。
行ったことのない土地の文化や習慣にも驚かされるが、今日書きたいのはそれではなく、自分自身のことだ。

ひとつは中級クラスになってでさえ、基本的な単語をど忘れすること。
それはど忘れなんていうかわいいレベルではない。
たとえば、スペイン語、中級クラスになってもうずいぶん経つのに、なんと「友達」という単語が出てこなかったのだ。もしかした

もっとみる
「ふんぎゃーっ」と叫びたい

「ふんぎゃーっ」と叫びたい

この記事を書く前に、実は600字程度の文章を書いている。書いてみて何だかまとまらないなと思い、そちらは寝かしておくことにした。
こういう時は、たいていネタにつまった時だ。

「書くことが全くない」という日は本来ないはずである。
1日何も起きなかったとしても、隅々まで細かく見渡せばいくつかの拾い物はあるし、1日中何も感じなかった・思わなかった・考えなかったなんていうことはありえない。
あるいは、いろ

もっとみる
何が「新」なのだろう

何が「新」なのだろう

この記事が投稿されるのは火曜日だから、タイムラグがあることをお許しいただきたい。

土曜日夜といえば「ブラタモリ」だった。3月に番組が終了し、次に始まったのが「新・プロジェクトX」である。プロジェクトXが最初に放送された2000年頃、私も何度かこの番組を観ていたが、難儀なプロジェクトを成し遂げる人たちの話に、彼らに習って我が身も何かできないものかと勇気をもらいつつ、拝見していた。

「新」という冠

もっとみる
代行サービスなるもの

代行サービスなるもの

「退職代行サービス」にかすかな嫌悪感を抱くのは、いい歳をして母親が会社に退職の申し出をしているみたいな感じがするからだろうか。もちろん、やむを得ない理由がある場合もあるだろう。病気や、ご不幸などの場合はお身内が申し出るのは致し方ない。強引に引き留められるとか、あれこれ難題を突き付けて止められないようにしている真っ黒な会社もあると思う。それだって行政や弁護士に相談するという手もあると思う。
職種のマ

もっとみる
家具屋のにおい

家具屋のにおい

エレベーターを降りると、フロアには家具がたくさん並んでいる。家具と言っても大半がソファーや椅子とテーブルの類で、そのシーンに合う照明がぶら下げられている。
家具屋のにおいがしている。”家具屋”という言い方はもう古いのかもしれないし、そこはホームセンターの一角だからリビングダイニングコーナーと呼んだ方が良いのだろうか。とにかく家具特有の木材と塗装のようなにおいがしている。

私はこの匂いが好きだ。そ

もっとみる
旧Twitterにみる”ある”傾向

旧Twitterにみる”ある”傾向

X(旧Twitter)なんて呼ばれているが、この際だから「旧Twitter」という名前にしてしまえば良いのにと思う昨今、平常的に利用している方々から、”治安が悪くなった”とのつぶやきが聞こえてくる。私自身もそれは感じており、元々雑多で猥雑な空間であったのが、更に度を増した感がある。

旧Twitterは閲覧の仕方が2つある。ひとつはフォローしている人たちの書き込みを読むためのタブ、もうひとつはシス

もっとみる
プチでウツな日々

プチでウツな日々

こんなことを言ったら、その病で苦しんでいる人たちに失礼ではないかと思う。食欲はある、睡眠もとれている、請け負った仕事は期日までにやり遂げられるし、語学もレッスンもnoteの執筆も漫画の投稿もちゃんとできる。
なのに、このところ、”心が疲れる”という感覚がある。

ちょっとしたことをきっかけに、悲観的な考えが頭の中いっぱいに広がってしまう。もういいやと何もかも投げ出したくなる。
何かが欠けているよう

もっとみる