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2019年4月の記事一覧
ポスト渋谷系にみる、音ゲー楽曲と邦楽シーンの影響関係 Part.1
2015年の春、「ポスト渋谷系にみる、音ゲー楽曲と邦楽シーンの影響関係」という連続したブログ記事を書きました。あれから4年が経ち、音楽シーンも変化し、Apple Musicの利用によって私はその頃の10倍くらいの音楽を聴くようになりました。当時の記事は文章もおぼつかない部分があったし、構成もちょっとぐちゃぐちゃしていたので、noteで改めてまとめ直そうと思います。
Apple Musicに登録し
音楽:Take it E-Z!『E-Z Rollers』
Drivens(x3)…… Drivens(x3)…… NOTING TO GO ON!
Easy, go ahead to the PARTY! ――This is easy rollin'!
I see, you gotta move your BODY! ――This is easy radio flavor!
Fry like a jump in sting like a PIN! ――
noteを通じて起きた変化。
こんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。
2018年に訪れた、「自身の作品発表」にチャンスを見出せたこと。それまでのクライアントワーク優先型の音楽活動から、クライアントワークでのバリューも含めた全ての表現活動に対する意味を再発見するためのオリジナル作品発表型に自分自身の志向を変えることができました。Spotify×noteという「クロスコンテンツ型」の発信がかなり成果に貢献したと
博報堂を辞めて、5年。
新年度。音楽家人生、6年目のスタート。(退職日付は有休消化の都合で4月末ですが、キリがいいので今日書きます。)
思えばよくぞ、ここまで生き延びてこられたものです。振り返ってみても、年々チャレンジするハードルは、右肩上がりどころか二次関数級。退こうが進もうが、待つのは高いリスクしかない。
それでも会社員を辞めたことは、僕にとって100%正解でした。
「博報堂を退職して、ミュージシャンになる。」
音楽制作と料理は、とっても似ている。
こんにちは、作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。Kotaro Saito名義で、Spotifyなどで音楽作品を配信しながら、CMや映像作品に音楽を作っています。
初めての方のために、僕のnoteやSpotifyなどのリンクを貼っておきます。Spotifyでは昨年リリースしたアルバムがキッカケで月間約4万人の方が聴いてくださっており、時を同じくしてnoteの執筆も始めました。
Spoti
「民謡ジャズって何?」 現代ポーランドにおけるジャズとトラッドの関係①
今年はポーランドと日本の国交樹立100周年というアニヴァーサリー・イヤー。それにともない、これまでにも増してポーランドがらみのカルチャーイベントが目白押しなんです。中でも「音楽関係」は早速キテます!
そのうちの2つをご紹介しましょう。昨年のカンヌ映画祭最優秀監督賞を受賞したPaweł Pawlikowski パヴェウ・パヴリコフスキ監督の最新作映画『COLD WAR あの歌、2つの心』の公開と、
アリアナ・グランデと平塚らいてう/女性は月から宇宙になった
私は文学部で日本文学を専攻していました。卒業論文は文学家/きものデザイナー・宇野千代の文学とモードの比較研究。
もともと宇野さんはとっても考え方がギャル的で、着物や髪型もデコレイションしがちでした。ところがフランス帰りの東郷青児と恋仲になると、いきなりシックな洋装になり、化粧も油をぬるだけのすっぴん風になるのです。それとともに、まるで東郷の絵のように文章までミニマル、抽象化。例えば人物の名前を「