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「感性(センス)」がビジネスの『未来』をつくる

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人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。 ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」… もっと読む
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#読書

【図解1332~1335】知識が増えるほど「ポイント以外」に目が行く

【図解1332~1335】知識が増えるほど「ポイント以外」に目が行く



【ベン図型】あるテーマについて、大事なことは基本的にはどの本にも書いてあるもの。つまり、同じテーマの本を複数読むと、大事なことほど「これはもう知っている」という状態になりやすい。

【ベン図型(変則)】自分の知識が少ない時は、本のポイントがそのまま学びの核になる。

これに対して、そのテーマについてすでにある程度学んで知識が増えたあとは、本のポイント部分は既に知っていることも多い。

そのため

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『観察』とは無意識を意識化すること

『観察』とは無意識を意識化すること

『観察』とは、なんだろうか。この1ヶ月くらいずっと考えこんでいたのだが、ようやくその答えに思いいたることができた。

観察とは、無意識を意識化すること

もしかしたら、当たり前だろ!と思う人もあるかもしれないが、僕には新発見の事実だった。そもそも、これまで『観察』という行為について、真面目に考えたことすらなかった。

なぜ、突然に『観察』が気になりだしたのかと言えば、あまりにもそこかしこで観察する

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成功者はなぜ相手の成功を祝福するのか?

成功者はなぜ相手の成功を祝福するのか?

他人の成功を祝福することは成功者の思考として考えられている。しかし、簡単なようでかなり難しい。人には妬みという感情があるからである。

あなたが営業部に所属する営業マンだと仮定しよう。あなたと、同僚のA君は営業成績で1位、2位を争っている。そのようなときに、A君が大型受注を果たした。あなたはA君の受注を喜ぶことができるだろうか。

もしくは、営業成績でビリを争っていたとする。ビリになったら降格・減

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アナロジーとは何か?『才能をひらく編集工学』【無料公開#15】

アナロジーとは何か?『才能をひらく編集工学』【無料公開#15】

8月28日発売の『才能をひらく編集工学』より、本文の一部を無料公開します。「編集工学」とはなにか、「編集工学」におけるものの見方・考え方を知ることができる第1章「編集工学とは?」と第2章「世界と自分を結びなおすアプローチ」、第3章「才能をひらく「編集思考」10のメソッド」より一部公開予定です。今回は第2章アプローチ03より一部を公開いたします。

思考の眠れる獅子、「アナロジー」連想(associ

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「たとえ話」が上手い人の頭の中はどうなっているのか?

「たとえ話」が上手い人の頭の中はどうなっているのか?

「たとえば話」や「比喩」がうまい人がいる。「この人はほんと仕事ができるなぁ」と感じる人は、大抵たとえ話や比喩が上手だ。

そういう人たちは「アナロジー思考」を持っていたりする。アナロジーとは直訳すると「類推」「類似性」を意味し、「類似のものから推し量る」こと。もう少し分かりやすく伝えると、「一見異なるように見えながら実は似ている」2つの世界を結びつける力だ。

最近知ったある話を例に挙げてみよう。

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book cover challenge 2020

book cover challenge 2020

#7日間ブックカバーチャレンジ

お薦め本の「表紙だけ」を7日間UPする、よくあるお友達の輪企画ですが…諸事情によりFacebookとInstagramを非公開にしている私は…Twitterでこっそりソロ開催することに致しました。

こちらのnoteはまとめ版です。簡単なコメントも付けてみましたよ〜🥰

① 叫びと祈り/梓崎優

ある程度気持ちに余裕がないと本なんて読めませんよね。でも何か一つ位

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偏りと、かわいそうランキング

偏りと、かわいそうランキング

私がお世話になっている富永京子先生の本『みんなの「わがまま」入門』を読んだ。所々に笑うポイントがあった。「ツンデレ」という少し古いネタがあった。スイーツの写真をネットに載せる富永先生でもパフェの写真を撮ることは難しいように、社会の全体像を見ることは難しい、という遠回りな比喩もあった。本の内容については既に多数の人がネットに書いているので、私の感想を書くことにした。本ページは全文が無料で、およそ23

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知能と限界

知能と限界

いまできることを前提に自分たちがやることを限界づけてしまう発想はキライだ。
そういう話を聞くと、気持ち悪くもなる。

何でもかんでも無謀なチャレンジをしろとも一切思わないけれど、やりたいと思うことがあるなら、いまできるかどうかで簡単に諦めたりしない方がよい。
どうやったらできるようになるかプランを検討してみたり、小さくチャレンジすることを積み重ねて目標に届くよう試してみた方がいいと思う。

結局、

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真に教養のある人とは

真に教養のある人とは

いつも楽しく参加している田中伶さんの「ビジネス書キュレーションサロン」内で開催されている課題図書企画。

今回は元mixi CEOの朝倉祐介さんの新刊「論語と算盤と私」がテーマだったので、早速読んでみました。

古典や名著の引用と自身の経験を交えながら、起業から大企業の運営、新規事業への取り組み方など経営の入門書といっても過言ではない内容をとても読みやすい文章でまとめてある良書でした。

そもそも

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承認する、どんな人間も、等価であることを

承認する、どんな人間も、等価であることを

"どんな人間も、どんな他の人間とも「等価」である"。

美しくて溜息が出てばかりでなかなか読み進めることができないジャン・ジュネの『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』に所収のその表題作には、そう書かれている。

「どんなものも、その醜さ、愚かさ、意地悪さを超えて、愛されうる」と。

等価であるそれは所謂「博愛」とはぜんぜん違うものだということはわかる。
そこにそんな人間的な偽善の色はない。

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雑誌「VERY」から学ぶ、販売員の役割

雑誌「VERY」から学ぶ、販売員の役割

先日、 #店舗メディア の「VERY読書会」に、参加してきました。

絶対的売上部数を誇るVERY。
私はほぼ買うことはないのだけれど。

なぜ買わないか?結婚もしていないし、子供もいない。という事もあるのだけど、1番の理由は、眩しすぎるのだ。

彼女達は、きっと幼稚園の頃から、ピンク色を1番に選び、おままごとでは常にお母さん役で、思春期にはキティちゃんを愛した女に違いない。

一方私は、彼

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(本なんて人それぞれ好きに読めばいいんだけど)ビジネス書の読み方と吸収法をまとめておくぞ

(本なんて人それぞれ好きに読めばいいんだけど)ビジネス書の読み方と吸収法をまとめておくぞ

やるせなくなったので書く。

一昨日の晩、何気なく、「若者よ。Twitterもいいけど本を読め。年に100冊。じゃないと普通で終わるぞ。」ってツイートしたのですよ。そしたらなんかチロッと小バズが起こりましてね。

僕がつながっているマーケ界隈じゃない人たちがRTしたこともあって、いつもは袖触れ合うことのない方々の目にも留まったんでしょう。

「冊数で論じるのはナンセンス」「本読んだだけじゃ思考力は

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私が子供の頃に「浴びた」もの、の話。

私が子供の頃に「浴びた」もの、の話。

このノートを偶然見つけて読みまして、それで考えた事を書いてみます。

幼少期になにを浴びたか?英才教育について考えた。
(桜林直子)
https://note.com/sac_ring/n/n5e7f6f9a0619

noteの記事に表示されるおすすめをどんどんたどって行くと、思いもよらない記事や数年前に書かれた記事を見つける事があるのですが、これがまた面白いんですよね。
これは!と思ったものに

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センスは情報量に比例する

センスは情報量に比例する

『センスは情報量に比例する』鴨頭嘉人さんのYouTubeをみて知りました。

これは神田昌典さんの著書
「非常識な成功法則』によると

大成功をした経営者に聞くと
「経営はセンスだ」と言う。
その経営者たちに
「どのようにセンスを磨いたのか?」
と聞くと
「大量に本を読んでいる」
ということ

また、

ワクワク系マーケティングの
小坂裕司先生によれば
「感性(センス)は情報量に比例すると

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