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新世界

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発想の転換 対象への敬意 試行の幅と奥行
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2024年1月の記事一覧

「分からない」を愛そう

「分からない」を愛そう

column vol.1125

人気歌手のテイラー・スウィフトさんの不適切な偽画像がX(旧ツイッター)で拡散するという、良からぬ事態が起こりました…

〈読売新聞 / 2024年1月30日〉

そこでXは29日までにスウィフトさんの名前で投稿を検索できないように対応。

改めて生成AIによる怖さを目にしたわけです…

フェイク情報が大量に生み出される今、どのように情報と向き合うかが問われています

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凄いぞ〜!“ツァイガルニク効果”

凄いぞ〜!“ツァイガルニク効果”

column vol.1124

テレビCMではお馴染みのフレーズですね。

テレビ番組自体でも「続きはコマーシャルの後で」というのは常套句となっています。

これは、「ツァイガルニク効果」と呼ばれる心理効果。

〈AERA.dot / 2023年9月27日〉

マーケティングでもよく使われる手法なのですが、ビジネスパーソンの「やる気を高める」メソッドとしても活用されています。

今日は、この心理

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VUCA時代は「汎用力」がカギ

VUCA時代は「汎用力」がカギ

column vol.1123

…気がつくと…、1月も残りわずか…

今週の半ばには、2月になります。

2月になると本格的に始まるのが「大学入試試験」です。

インターンを毎年受け入れる度に、「最近の大学生は将来の方向性を定めて学校・学部を選んでいるな」と感じます。

実際に意識調査からも、そのことが伺えるのです。

受験生の半数は「5年以内」を想定Hakuhodo DY Matrix社のシン

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「思い出」こそ一番の「資産」

「思い出」こそ一番の「資産」

column vol.1122

最近、インフルエンザが流行っていると感じていましたが、実はコロナの第10波も同時に感染が広がっているようですね。

〈読売新聞 / 2024年1月26日〉

改めて、手洗い、うがいなどなど、感染予防の大切さを意識したわけですが、「コロナ」ということで言えば、巣篭もり生活があったことで感じた「衰え」があります。

それはコロナ前よりも「食が細くなった」ことです。

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文章に「感情」を宿す

文章に「感情」を宿す

column vol.1121

昨日は「書くこと」について語りましたが

もう1つ言及したいのが「文章」によるジェネレーションギャップについてです。

顕著なのが、句読点。

LINEやチャットなど、会話型の文章では若い世代は「。」を使わないことがスタンダードになっています。

むしろ、使うと「相手が怒っている」と感じるらしいのです…

私もバリバリ「。」を使っていましたが…、若手社員から「あっ

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「noter」はきっと、ずっと「若い」

「noter」はきっと、ずっと「若い」

column vol.1120

近年、「不老長寿」の研究が活発になっているそうです。

〈Forbes JAPAN / 2024年1月24日〉

アメリカでは、国立老化研究所で年間約6000億円もの予算を投じて創薬研究を行っており、薬の実用化を目指すスタートアップが続々と誕生しています。

さらに、不老長寿を研究するスタートアップに特化して投資する「Longevity Fund(長寿ファンド)」

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「AI」で変わる「味覚」の世界

「AI」で変わる「味覚」の世界

column vol.1199

そんな未来の話が今、現実に起ころうとしています。

〈FNNプライムオンライン / 2024年1月16日〉

NTTドコモは16日、最先端技術を公開するイベント「docomo Open House’24」にて、「人間拡張基盤」と「味覚を再現する技術」を組み合わせた味覚を共有する技術を初公開しました。

相手の味覚に合わせた味覚共有技術は世界初。

料理の味の分析と

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「宇宙産業」が みんなの身近に

「宇宙産業」が みんなの身近に

column vol.1198

…本当は、もっと早く記事にしたかったのですが…、

JAXAが開発した無人探査機「SLIM」が20日に見事月面着陸を果たしましたね!

アメリカや中国などに続き5ヵ国目の達成。

また1つ宇宙が近くなりました。

そして一昨日、SLIMが着陸降下中や月面で取得した技術データや画像を受信できたと発表。

さらに、同機の太陽電池が西を向いており、月面で太陽光が西から当

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「ワーク・ケア・バランス」の時代

「ワーク・ケア・バランス」の時代

vol.66

本日はお付き合いのある会社が2社参加した「東京女性未来フォーラム」を聴講いたしました。

〈東京女性未来フォーラム / Webサイト〉

女性活躍の推進について各企業の取り組みを拝聴させていただいたのですが、皆さんが最終的に目指しているのは「誰もが働きやすい世界」。

それは…なかなか簡単なことではありませんが…、まずは…いかに想像の翼を広げていくかが大切です。

「ダイバーシティ

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「インバウンド」のインパクト

「インバウンド」のインパクト

column vol.1197

観光庁は2023年通年の訪日外国人消費動向調査(速報)を発表。

外国人旅行消費額総額はコロナ禍前の2019年比9.9%増となる、5兆2923億円で、過去最高となりました。

〈やまとごころ.jp / 2024年1月22日〉

ちなみに、訪日客1人当たりの旅行支出は19年比33.8%増の21万2193円だったそうです。

また、日本政府観光局(JNTO)も先週、2

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「備え」の楽習

「備え」の楽習

vol.65

能登半島地震から3週間が経ちました。

昨日、石川県内の住宅被害が「3万棟を超える」と報道されました。

〈NHK NEWS WEB / 2024年1月20日〉

避難所で不自由な生活をされている方もいらっしゃいますし、震災の被害は未だ続いております。

一方、珠洲市の沿岸部にある銭湯「海浜あみだ湯」が、19日に営業を再開し、地域住民の憩いの場になっているなど、明るい兆しも見えてい

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幸せは「掴む」よりも「捉える」

幸せは「掴む」よりも「捉える」

column vol.1196

最近、とある方から、こんな問いかけをいただきました。

…はい、残念ながら…全然思った通りではありません…(悲)

若い頃はコンプレックスの塊だったような気がします…

では、今はどうかというと日々不安や不満はあるにせよ、比較的「幸せ」だとは感じられています。

…もちろん、…今も相変わらず…、思った通りの人生ではありません…

ただ

と、考え方が変わっているこ

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100年企業の国

100年企業の国

column vol.1195

実はそのトップに立つのが、日本であることはご存知でしょうか?

〈東洋経済オンライン / 2024年1月1日〉

帝国データバンクの調査によると、日本で創業・設立100年を超える企業の数は2022年に初めて4万社を突破。

昨年9月時点で4万3631社に達しています。

さらに、今年は新たに2019社が加わる予定とのこと。

もちろん、倒産する企業もありますが、差

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若い熱気と刺激

若い熱気と刺激

vol.64

以前【若者の「発信力」から学ぶこと】でもお話ししたのですが

現在、某商業施設で「産学連携」のInstagramのリール制作が進んでいます。

施設の魅力を伝える広告を学生3人が企画したのですが、本日はその撮影だったのです。

もちろん、企画については当社がサポートしていますし、撮影は当社のアートディレクターが仕切りはしましたが、学生も一生懸命撮影に参加している姿は微笑ましいものが

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