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#エッセイ
<閑話休題>ホームズとポワロの生きた時代
シャーロック・ホームズは、この名前自体が既に固有名詞化しているくらいに、世界中に膾炙した私立探偵の活躍を描く短編小説の主人公だが、彼の活躍した19世紀末ロンドンという、虚栄と繁栄が過度に達した世界を舞台にしているところに一番の醍醐味がある。
また、アガサ・クリスティーが新たに創造した私立探偵エルキュール・ポワロは、ホームズに匹敵する探偵小説の主人公として、その名を世界中に知られている。ポワロ
<ラグビー及びエッセイ>『スワーブをきりながら(私とラグビーとの長い旅)』
2024年4月4日、『スワーブをきりながら(私とラグビーとの長い旅)』というエッセイを、Amazonの電子書籍及びペーパーバックで出版しました。
これは、私が大学時代にラグビーに出会ってから、その後社会人(国家公務員)となり、いろいろな海外で勤務をしながら、現地でラグビー、タッチフットなどをしてきたこと、そして息子の(全国大会出場経験のある)高校ラグビーの父兄としての経験など、40年にわたる
<芸術一般・エッセイ>関係の哲学
哲学というほどのたいそうなものではないが、この世の人と人とのコミュニケーションとか、人がどう生きているのかとか、なぜ私がここにいるのかなどの、いわゆる根源的な疑問・テーマについて考えることは、昔から哲学という名称を持っていたので、私もそのまま表題に使わせてもらう。
また、表題にある< >内の言葉は、noteマガジンの項目分けなのだが、そもそも<哲学>というマガジンを作っていない上に、私として
<旅行記・エッセイ>『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』から、アカバとマントンの項目を抜粋して紹介
私は、1987年から2023年までの間、仕事と観光で世界の多くの都市や地域を訪問しました。その時の印象をエッセイにしたのが『スワーブを切れたけど―海外都市の顔―』です。25の都市または地域について、それらの一般的な紹介と私が訪ねたあるいは住んだときの出来事や記憶、そしてそれらから想起したあれこれをエッセイにしています。全部で58,000字の長文になるため、いきなりnoteに掲載するには長期にわた
もっとみる<海外TVドラマ評>『スーパーナチュラル、シーズン15』及びシーズン全体を通しての感想
本当は2020年に終了するはずだった最後のシーズン15は、新型コロナウイルス感染拡大により撮影が続行できず、2021年シーズンに持ち越すこととなった。また、通常ひとつのシーズンは22話で構成され、また最後のシーズンとしても特徴あるエピソードを織り込むべきでありながら、いつもあるいわゆる「遊び」としての、主人公をパロディーの世界(例えば、西部劇、ホラー映画、ハイスクールものを茶化したもの)に迷いこ
もっとみる<閑話休題>円環的時間を語るための、ひとつのイメージ(一種の文学的断章)
(スティーヴン・ホーキングの語る虚時間とは、虚数によって表される時間であり、虚数は英語ではimaginary time であり、その説明は、Time measured using imaginary numbers. ⦅虚数によって測られる時間⦆となる。だから虚時間とは、正確には、想像数<または想数>によって、測られる想像時間<または想時間>、カタカナを使えば、イメージ時間となるのだ。つまり、イ
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