マガジンのカバー画像

エッセイ集

25
エッセイっぽい記事まとめ。私が書くのはほぼすべてエッセイなんだけども…エッセイて何?!
運営しているクリエイター

記事一覧

インナーチャイルドの声が聞こえた

インナーチャイルドの声が聞こえた

毒親育ちの私は、これまで自分の性格や生き辛さに悩み、
本を読み知識を得ることもしてきました。
その中でよく、インナーチャイルドなるものが出てきて、インナーチャイルドの声を聞くとか、インナーチャイルドの欲求を満たすとか書いてあるのですが、これがよくわからず、
「インナーチャイルドてナニ???」
なんか怪しいしよくわからん、という感じだったのですが、ある時このインナーチャイルドの存在を感じることになり

もっとみる
闘う気は無いが負ける気はしない

闘う気は無いが負ける気はしない

今の私の心境です。

【闘う気は無いが負ける気はしない】

これまでずっと私は、
闘ってきました。
一体何と闘っていたのかと聞かれると、

なにと闘っていたのでしょう?
よくわかりません。

ですが私はずっと闘い続けてきました。
闘わなければ、勝てないし、
闘わなければ、生きてゆけない。

常に
勝たなければという想いを持っていました。

いつも
戦闘態勢で、
張り詰めて、
気を抜かないように、

もっとみる
毒親育ちは失敗が怖い

毒親育ちは失敗が怖い

私は失敗が怖い。

大きな失敗はもちろん、
とても小さな失敗でさえ、
「失敗」というものはそのまま自分の存在を否定するものであるからだ。

なぜそうなってしまうのか。
冷静に見れば、失敗はただの出来事であって、
その人の人格や存在を否定するものではない。

失敗しない人などいない。
失敗しない人生などない。

失敗を極度に恐れるようになったのは、
やはりそのような環境にあったからだと思う。

親が

もっとみる
使命とは自分らしさ

使命とは自分らしさ

使命ってなんだろうって考えていました。

INFJの私は、これまでもよく使命について、考えてきました。
noteに投稿した最初の記事も、
「INFJの使命」というものでした。

よく、いろんなところで、
「使命のない人はいない」
「一人一人に使命がある」
と言います。
私もそう思っているし、実際そうであろうと思います。

私はこの「使命」を、例えば
『~を良くすること』
『~の問題を解決すること』

もっとみる
不登校は一家を救う

不登校は一家を救う

私はそう思っています。

【不登校は一家を救う】
一家全員、まるごと。

長女の不登校をきっかけに、私の中の
不安、恐怖、悲しみが
くっきりとあぶり出され、
私はそれらと真正面から向き合った。

私には不要な
価値観、生き方、常識
それらを固く握りしめている必要はもう無いんだと
魂の奥の奥から理解させてもらいました。

今は夫も、私以上に根深い、
夫の不安、恐怖、悲しみ、苦しみが
あぶり出されてい

もっとみる
抑圧のリミット

抑圧のリミット

私が自分の親を毒親だと認識したのは、一人暮らしをしてからでした。
それでもハッキリわかったというわけではなく、
じわじわと、そうなのかも?といった感じでした。

その頃は実家に帰ると、決まって具合が悪くなり、
実家に居るあいだ中、頭痛がしたり、
実家から自分の家へ帰る車の中でよく吐き気をもよおしたりしていました。

ハッキリと認識できたのは、結婚してからです。
夫はこれまで毒親についての本をたくさ

もっとみる
トッピングなににする?

トッピングなににする?

今日は暑いですねぇ。

こんな日は、ソフトクリームが食べたいよね。
アイスクリームでもいいかな。

とか言っちゃって、
わたしは会食恐怖症だったので、
暑い日に外でソフトクリームを買ってその場で食べるなんて、
そんなにしたことがありませんよ。

それでも今まで数回は、食べたことのあるソフトクリーム。
お店で買う本物のソフトクリームは、
ひんやりしててとろとろしてて、
美味しいですよね。
コンビニと

もっとみる
不登校の子供の母です

不登校の子供の母です

私がnoteを始めたのは、「なんとなく」でした。
その頃は絵を描くことがメインの創作活動だったので、その傍らで、文章でも形にしてみようかな、程度のものでした。

noteを書き始めて約2ヵ月半経過しましたが、その間、私の中で様々なことが変化していきました。
創作のメインが絵から文章になったことについては、以前記事に書きましたが、

その他にもいろいろな考え方に変化がありました。

その上で、
no

もっとみる
小さくやる

小さくやる

大掃除って、得意ですか?

私は苦手です。とっても。

例えば大型家具を動かして床掃除をしたり、

………なんだろう、あと思いつかなかった(笑)大掃除しないから(笑)

多大な労力を必要とすることがあらかじめわかっていることに対して、とても腰が重いんです。みんなそうかな?

その変わり小掃除は得意です。
気付いた時に、汚れや散らかり具合が気になった箇所だけを、小さく掃除します。

そうするとその箇

もっとみる
アイデンティティは変化する

アイデンティティは変化する

私がnoteを始めたばかりのプロフィール欄には、
『INFJ×HSP×毒親サバイバー。絵を描きます。』
と書いていました。

そうです。私は何を隠そう、絵を描く人なのです。
(ただの趣味です)

そんなこと大々的に発表しなくても、旧ヘッダー画像(2024.5.22変更)とプロフィールアイコンは私が描いた水彩画なので、おわかりかも知れませんしそもそも気にしてる人などいなさそうですが、
noteを始め

もっとみる
サイコパスなゴリラ

サイコパスなゴリラ

サイコパスなゴリラの話をしよう。

私の家にはサイコパスなゴリラが住んでいる。
なぜサイコパスなゴリラと生活を共にすることになったのか、未だに謎である。
その真相を突き止めるべく、私はサイコパスなゴリラの生態を観察することにした。

サイコパスなゴリラは人間に擬態している。
社会の中で人としての生活を営んでいる。

自分が人間に擬態したゴリラであるとの自覚を持っているのか、
はたまた本当に人間だと

もっとみる
変化が嫌いですか?

変化が嫌いですか?

ダボダボでゆるゆるな服が好きなんです。

思い返せば小学生の頃は、スカートを絶対に履かない子でした。
単純に嫌いだったからです。
自分らしくないと思っていました。
プリンセスとか、キラキラとかふわふわにまったく興味がない子どもでした。

中学生のころは、ダボダボでゆるゆるな、ストリート系の服を好んで着ていましたが、高校以降は、男性の目を意識した服を選ぶようになりました。
恋愛依存をしていた頃は、ミ

もっとみる
生まれたところから、私の人生である。

生まれたところから、私の人生である。

賛否あるであろうことを書きます。

私は毒親育ちで、これまでの人生の大半を苦しみながら、重いものを引きずるようにして生きてきました。

それがある時、
少し、ふわっと、軽くなった、
その時のお話です。

私の場合、毒親育ちとは、
身体的な暴力等のものではなく、
心理的な抑圧や人格否定などで、
簡単に言えば、言葉や態度によって私という人格をコントロールする暴力、
といったところです。

衣食住は十分

もっとみる
私たちが求めているもの

私たちが求めているもの

先日、YouTubeであるショート動画を見ました。

数か月前に愛犬を亡くした男性に、彼の家族がサプライズで子犬をプレゼントする動画です。

癒しを求めて可愛い動物の動画を見まくっていた時に、この動画に辿り着きました。
これを見た途端、私は涙が止まらなくなりました。
ほんの数十秒のショート動画を、何度も見ましたが、
その間中、涙が止まらないのです。

ひとしきり泣いた後、私はこの涙の意味を考えてい

もっとみる