記事一覧
山口京将さんにお話を伺いました。
「お母さんね、ベランダで人間の顔をした鳥を見たよ」
幼少期の頃に母親につかれた何気ない嘘、それがアーティスト・山口京将さんの制作の原点となりました。
モフモフとした毛を纏った身体に人の顔が特徴的な人面生物と呼ばれる作品群を日々制作されており、現代美術家のヤノベケンジ、但野生物らとともに「モフモフ・コレクティブ」を結成。
ARTISTS’ FAIR KYOTOをはじめ多数の展覧会に立て続けに参
奈良宗久さんにお話を伺いました。
この記事は、裏千家の業躰(ぎょうてい)として茶の湯の精神を現代に受け継ぎ、多くの人に伝える活動をされている奈良宗久先生にインタビューした記事になります。
業躰とは、家元のそばに仕えて茶道を伝承することを許された数少ない指導者のことを言います。金沢の名門窯元である大樋焼(おおひやき)に生まれ、陶芸作品の制作を続けながら茶の湯の道に進まれた方です。
以前までは京都芸術大学 基礎美術コースの客員教授
山本太郎さんにお話を伺いました。
この記事はニッポン画家・山本太郎先生にお話を伺ったインタビュー記事になります。これまでどういった活動をされてきた方なのか、山本先生がインタビュー場所に到着されるまでの間、皆さんと簡単におさらいしておきたいと思います。
まず、ニッポン画とは何だろうか。一般的に使われている日本画という言葉は、明治期に洋画が発展する中で生まれたものとされていますが、それとはまた区別して使われているらしいです。ニッポン
山口桂さんにお話を伺いました。
山口桂さんは、世界的オークション会社であるクリスティーズの代表取締役社長を務められている方だ。日本・東洋美術のスペシャリストとして活動されており、日々アートや美と向き合う仕事をされている。以前は京都芸術大学基礎美術コースの客員教授を務められていて、山口さんの実体験からなるオリジナリティ溢れる授業の展開を学生に向けて行われていた。
京都芸術大学の入試は、実際に普段行われているような授業に参加するこ
椿昇さんにお話を伺いました。
この記事は椿昇という人物にインタビューを行ったものだ。その内容に入る前に、今までどんなことをしてきた人なのか、表面をなぞるような形になるが皆さんと一緒におさらいしておきたい。
まず、椿昇は「ARTOTHÈQUE(アルトテック)」のディレクターだ。ARTOTHÈQUEとは、フランス語で「アートライブラリ=芸術図書館」の意味であり、京都を中心に活動する若手作家の中で、卓越したアーティストのアーカイブ