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生きづらい人こそ旅行に

発達障害という言葉

発達障害という言葉を耳にする機会、最近は多いのではないでしょうか?

発達障害と聞くと、”障害者”なんていうイメージが湧いてしまいがちですね。

欧州では、発達障害の子供たちのことを”Special(特別な)”という呼び方をすることがあります。

これは、「発達が不十分である」という日本的な考え方に対し、「発達の長短(得意不得意)の差が大きい」とする考え方に違いがあるからです。

すなわち、”個性”だと考えているんですね。

ある研究者はこのことについて、

「発達障害とは、自分の長所を伸ばせる環境にいれば才能とされるが、自分が生きづらい環境にいると病気とされる。周囲の環境によって、どちらにもなるのだ。」

と発言しています。(文献名、忘れてしまいました。。)


「生きづらさ」の理由

“自分に適した環境にいないから”

これに尽きると思っています。

自分をよく知ることで

「私は周囲に人がいると気が散ってしまうから、1人で作業できることを仕事にしよう!」

「私は忘れっぽいので、やるべきことをルーティーン化しよう!」

と、対策を取ることができますね◎

しかし場合によっては、自分が望んでいることが理解されないこともあります。

その人たちの“常識”から外れていると、批判を受けたり、仲間外れになってしまう原因になります。(というより、なってしまうみたいです(笑))


「自分に合った”常識”を探す旅」

その上で、私は旅行をそんな風に捉えています。

旅行に行くことで、自分の知らなかった世界を目撃することができます。土地が違えば文化価値観も大きく違うものです。

生きづらくなってしまいがちな発達障害者と呼ばれる人たちにとって、「こんな生き方もあるんだ」と考えられる時間を持つことは、心の安心・余裕に繋がると考えています。

発達障害に代表される、HSP、ADHD、ASDの方に共通して言えるのは「自分の好きなこと、興味のあること、楽しいことに貪欲である」ということではないでしょうか?

「こんな生き方がしたい!」と思える場所に出逢いさえすれば、あとは前向きな努力です◎

旅行中の滞在を”自分が心地いい環境を作りやすくするための練習”と考えて、

・自分の生活に何が足りないと思ったのか
・どうしたら楽しいのか(楽しいと感じているのか)
・そのためにどうしたらいいのか(何をしたか)

を常に意識すると、自然と日々が前向きになっていくのではないでしょうか?

最後に

私自身もパンデミックになる前は、定期的に息抜きとして旅に出ていたのですが、旅行に行けなくなってこそ、「生きづらさ」「迷子」な感覚を顕著に感じるようになりました。

なのでつらつらと、私がなぜ旅行を大事にしているのかシェアさせていただきました!

特に、ASD・ADHDの方には信頼できるご家族や友達と旅行に行くことをオススメします◎

忘れっぽい性格や、道が分からないなど、1人では苦手な部分をカバーしてもらえるので、自分の短所を意識することが少なくなります。

「楽しい」感情だけで時間を過ごしていくことができるので、自分に自信が持てる一歩となりますよ!

(【旅行記】シリーズの開設)

これから【旅行記】と評して、普段の旅の様子をシェアして行けたらと思います。

私は15ヵ国・国内10県ほどの旅行歴ですが、

・普段どのような出来事からどのようなことを感じているのか
・旅行での体験を生活にどう活かしているのか

シェアすることで誰かのヒントになったら良いなと思ったのがきっかけです。

旅行の内容を思い出し、記録することで自分の整理にもなるので、「発信する」という観点でのブログ(見やすい、役に立つ、分かりやすいなど)にはならないことご了承ください(笑)

今日もお時間ありがとうございました☺︎

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