マガジンのカバー画像

眠れない夜に

15
幸せに生きていくために、考えたことをまとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

心に空いた穴から幸せが漏れていく

心に空いた穴から幸せが漏れていく

足りない。

どこかに穴が空いているようだ。

空いた穴から、幸せが漏れていく。



みんなにはあって、私には無いもの。

羨ましいのか、妬ましいのか。
その違いもよく分からない。

ただの無い物ねだりなのかもしれない。

私にはあって、みんなにないもの。

そんなものはどうでも良い。

持ってる人が、ただただ眩しい。



足りないものが何なのかは、分かっている。

きっとそれは、穴を埋め

もっとみる
こころの深くにいる劣等感

こころの深くにいる劣等感

それなりに人生経験を積んでくると、
人それぞれ向き不向きとか、
得意不得意があるのは当たり前な気がしてくる。
とはいえ不得意なことは、
強烈な劣等感の根源になる。

僕が一番最初に劣等感を覚えたのは、
いつだっただろうか。

子供の頃から運動が苦手だった。
徒競走でビリでも、あまり悔しくはなかった。

もはや物心着いた頃には、
そういうものだと受け入れてたと思う。

ずっと昔は、悔しいと思っていた

もっとみる
僕らの日常に、永遠は宿らない

僕らの日常に、永遠は宿らない

永遠への憧れ。

法隆寺は、築年数1300年、日本最古の木造建築らしい。屋久島にある杉の木は、樹齢は3000年と言われてる。

人の寿命を遥かに超えて存在し続ける物は、信仰の対象になる。それほどまでに、人々は永遠に憧れる。

だがどうして、永遠に憧れるのだろう。

たとえば、死への恐怖があると思う。生きとし生けるものは、必ずいつか死ぬ。時間はそれぞれ違うけど、いつか向かえる。誰しも、身近で死を経験

もっとみる
自分を大切にすることって、思ってるより難しい。

自分を大切にすることって、思ってるより難しい。

人生が充実していて、幸せだと言える人は、
どれだけいるのでしょうか。

主観ではありますが、割と少ないような気がします。

なんとなくみんなが漠然と不満を抱えていて、正義の鉄槌で誰かを殴る機会を探しているようにも見える。

幸せになりたい人へ向けて、
こんなアドバイスをよく見かける気がします。

うーん。

そもそも自分を大切にすることって、
結構難しいのでは…?

自分を大切にすること。

幸せ

もっとみる
自由に溺れて、身動きが取れない

自由に溺れて、身動きが取れない

自由と聞いて何を思い浮かべる?

誰からも制限されることがない。

どんなものにも縛られず、開放されている。

自分がやりたいことを、自分の思うままに実行できる。

これが、いわゆる自由だと思う。

一昔前は模範的な生き方が固定されていて、その通りに生きることが良しとされてた気がする。親の家業を継ぐのが当たり前だったりとかね。

現代は、だんだんと自由な選択ができるようになったと思う。

それはき

もっとみる
選んだ人生に、自信が持てなくなる。

選んだ人生に、自信が持てなくなる。

気がつけば、2022も半分に差し掛かっている。

年を取ると一年はあっという間と悲観していた大人たちに、共感できるようになってしまった。

歩き飽きた大学への道も緑に染まり、青々とした空には雲が高くまで登っている。

夏がやってくる。

平凡な毎日を生き抜くということ

一人になると、つまらないことばかり考えてしまう。

人に話せばすぐに忘れてしまえる程度の悩みであっても、
一人になると頭の上に重

もっとみる
生きがいを失って、人生の賞味期限が切れる。

生きがいを失って、人生の賞味期限が切れる。

あけましておめでとうございます。
昨年にnoteを始めたはいいものの、サボり続けてついに新年を迎えてしまいました。
いわゆる三日坊主と言うやつです。
心機一転、またぼちぼち再開したいと思います。

皆さんは熱意を持って継続しているものってありますか?

新年ということで、なにかを新しく始めようと考えている人も多いはず。

何かを新しく始めた時って、「絶対に続ける」という気持ちがメラメラしていて、中

もっとみる
限りある家族との日常を、大切にしたいという話

限りある家族との日常を、大切にしたいという話

気がつけば、大人になってだいぶ経ちました。

学生時代、同じ部活で汗を流した友人も、
それぞれ各々の道を歩いています。
人生の駒を、着実に前に進めているみたいです。

時間は平等に、残酷に過ぎていきます。

実家に帰るたびに、
親が年老いていくことを実感します。

頭髪が寂しくなっていく父親。
だんだんと華奢になっていく母親。

数年前に祖母をがんで亡くしてから、
限りある家族の時間を意識するよう

もっとみる
ほんとうの優しさって、何なんだろう。

ほんとうの優しさって、何なんだろう。

優しさ。

日本の至る所で、
四六時中使われているであろう言葉。

優しいことはとてもいい事だろうし、

お花畑みたいな文脈で使われてる言葉。

でもさ、ほんとうの優しさってなんなんだろう。
考えてみる。

1.受け入れる優しさ
例えば、誰かが遅刻をしたとしよう。遅刻を許してあげるのは、優しさだろう。他にも、失敗をしたときとか、怒らずに受けいれてあげるのは、間違いなく優しいだろう。

でも、受け入

もっとみる
苦しい日常を抜け出して、どこか遠く、知らない場所へ

苦しい日常を抜け出して、どこか遠く、知らない場所へ

こんにちは。2023年もあっという間に、3月がやって来ました。そろそろ春ですね。

新生活を迎える方もいるでしょうし、現状維持の毎日を送る方も多いでしょう。

皆さん、毎日は充実していますか。

生き物が生きていくためには、ご飯を食べなくてはなりません。人間社会でご飯を食べるにはお金が必要で、お金を得るためには働かなくてはなりません。

学校だとか仕事だとかは、日常の大きなウエイトを占めていると思

もっとみる
好きな人の全てを、好きである必要はないと思う。

好きな人の全てを、好きである必要はないと思う。

かつて一緒に、同じグループを推してた友人がいた。

「僕はもう、彼らのことが好きでは無いのかもしれない」

そう言って、彼は去っていった。

なぜ?と聞いてみると、方向性が馴染まないからだと言う。

気持ちはよく分かる。
好きな人が、好きだった理由とは逆の方向に進み始めたり、想像していない一面を垣間見た時に、寄り添ってくれなくなったような気持ちになる。

そこでふと、

と自問してみた。

推しに

もっとみる
「もうこの歳になると、誕生日なんか嬉しくないよ」

「もうこの歳になると、誕生日なんか嬉しくないよ」

誕生日。

一年に一度しか訪れない、特別な日。

子供の頃。
誕生日は、心待ちにしている最高の日だった。

普段なら買ってもらえないだろうプレゼントが貰える。ケーキだって食べられるし、お寿司も食べられる。誕生日パーティをしているって人も結構いた。

何より、一年でいちばん祝福されている日だった。

子供は成長が祝福される。

彼等にとって誕生日は、また1歩、大人に近づくことが出来た節目の日。

もっとみる
部屋の乱れは心の乱れ

部屋の乱れは心の乱れ

次の日まで洗い物を残さない。

これって、すごく大事なことだと思うんです。

いやいや当たり前のことでしょう、と思う方も多いかもしれない。

しかし、当たり前のことをきちんと毎日続けるって凄く大変だし、もっと褒められても良いと思うんです。

皆さんは、自分のことをねぎらっていますか?

日々急かされるように、無味乾燥の毎日を送っていると、自分のことが後回しになりがちになります。

一人暮らしをして

もっとみる
「追い込まれてるとき、人の本質が出る」という言説が好きになれない

「追い込まれてるとき、人の本質が出る」という言説が好きになれない

人間の本質は善か、悪か。

いわゆる、性善説と性悪説の問題がよく議論されている。

とはいえ、そもそも人の「本質」とはなんだろうか。

たとえば、人の本質が現れる瞬間とはどういう状況なのか。

追い込まれているとき?

安心しているとき?

「追い込まれてるときに、その人の本質が現れる」みたいな言説をよく見る。

でもそれって、ちょっと酷じゃないかと思ってしまう。

だって、追い込まれているときに

もっとみる