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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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#コンテンツ会議

スポーツが教えてくれたことが「暴力で人は変われる」だったとき

こんにちは、守屋です。

最近、こんな記事が目に止まりました。

男児は木村容疑者からサッカーを教わっており、母親と男児は「サッカーの時間に遅れたから怒られて殴られた」と話しているという。母親の顔にもあざがあることから、県警は木村容疑者が親子に暴力を振るっていた疑いがあるとみて、調べている。

 逮捕容疑は5月下旬、自宅で男児の顔を平手で数回たたくなどし、両目打撲の傷害を負わせたとしている。

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”教える”と”伝える”を教わる子どもの成長

”教える”と”伝える”を教わる子どもの成長

こんにちは守屋です。

あるサッカー少年団では、コーチ不足ということもあり高学年の子どもたちが低学年に教える日が平日に月1回はあります。

コーチが2時間の練習のうち、1時間は遅れてくるため、その間は子どもが子どもを教える時間となります。もちろん親が校庭で見守っています。親の承諾もありコーチは練習メニューを6年生に渡して取り組ませていました。

最初は2人1組。ウォーミングアップから基礎メニュー。

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もしも相手との温度差を感じてしまったら

もしも相手との温度差を感じてしまったら

こんにちは、守屋です。

これを読んでいるあなたは、どんなときに人との温度差を感じるでしょうか。

ある小学生の子どもを持つ家族は、分散登校日の前日でも子どもが準備しようとしないことに苛立ちを覚えて怒ってしまいました。当日、子どもは「学校に行くのは面倒だから行きたくない」と駄々をこねてしまい、母親は怒りがピークに達してしまい責任放棄も考えたと言います。

あるサッカー部の生徒は、久しぶりの全体練習

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10万円の給料と、バイトをしながらサッカーを続ける前に知っておく大切なこと

10万円の給料と、バイトをしながらサッカーを続ける前に知っておく大切なこと

こんばんは、守屋です。

「プロといっても、給料は驚くほど低かったです。チームメイトがいくらで契約をしていたかは知りませんが、全員が何かしらの副業をしていました。私の月収はアルバイト込みで20万円弱でした」(服部氏)

 月収の内訳は、チームからの支給が週に1回のスクールコーチ代込みで12~13万円、他チームのスクールコーチ代が3~4万円、空き時間にしていたテレアポのアルバイトが1~2万円だった。

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恥をかけるというのは、とても強い。

恥をかけるというのは、とても強い。

こんにちは、守屋です。

今日のような事態の中、自宅の中で部屋の整理整頓はもちろんのこと、今までなんとなくで課金していたようなもの、断捨離をする良い機会になっているのではないでしょうか。

物やサービスが溢れた世の中で、本当に必要なものは何か?と考えるきっかけと同時に、いま自分にできることは何か?を考える時間にもなっているはずです。

そんな自分もnoteを再スタートさせていますが、本業とは別でコ

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”習慣”がもたらす、恐ろしさと素晴らしさ

”習慣”がもたらす、恐ろしさと素晴らしさ

こんにちは、守屋です。

以前、こんなブログを書いたのを思い出し、読み返していました。

習慣と先入観によって、行動を制限してしまうこと。もしかしたらこれを読んでいるあなたにも思い当たる節があるかも知れません。

習慣(しゅうかん、英: habit)とは、

日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
(心理学用語)反復によって習得し

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考え抜いたことを、さらに考える時間の無駄

こんにちは、守屋です。

ある企業の上司は優柔不断で有名でした。部下が取引先と話し合いをした際に、どちらが企画の主導権を握り進めていくかの割合が一つの焦点になりました。

部下は自分だけでは判断できないと思い、上司に相談しました。上司は考えた末に今回は相手に主導して貰い様子を見ると決断し部下に伝えました。

しかし伝えたはいいものの、果たして本当に主導権を握らせて万が一、企画倒れにでもなったら自分

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感動は嫌いじゃない。それでも感動は心を動かし過ぎてしまう

感動は嫌いじゃない。それでも感動は心を動かし過ぎてしまう

こんにちは、守屋です。

箱根駅伝に高校サッカーにラグビー。年末年始は恒例のように学生生活の集大成と言える伝統ある大会が行われます。

学生にとって3年間の最後。チームメイトと過ごした辛い日々、伝統を引き継ぐ責任。色んな想いがそこにあることは百も承知です。そして、見る人の多くはひたむきな姿と高校生の感動秘話に胸を熱くさせます。

感動、それは素晴らしいこと。響く心、アップデートされない競技への理解

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チルハラ。子どもに与える体罰より怖いもの

チルハラ。子どもに与える体罰より怖いもの

こんにちは、守屋です。

チルハラ(チルドレンハラスメント)。そんな言葉を聞いたのは昨年のことでした。子どもに対してハラスメントを行うこと。(ここではスポーツについて。)何でもハラスメントと位置付けて良いものか。そんな考えも浮かびましたが、今回は何気ない指導風景から感じたことを書こうと思います。

あるサッカー少年団のコーチから依頼され、練習終了後にお話がしたいと連絡がありました。時間に余裕があり

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基本的に人として。という価値観

基本的に人として。という価値観

こんにちは守屋です。

あるカフェで仕事をしていたとき、耳に聞こえた来たのはこんな声でした。

「あいつは基本的に人としての常識が無いわ。」

それはある音楽コミュニティで集まっている人々が、最近の若者に対して苦言を呈している会話の一部でした。小耳に挟んだところ、最近の若者が目上の人に挨拶をしなかったことに人としての常識が無いということを愚痴っていました。

「基本的に挨拶は当たり前だし、その辺の

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大相撲、秋巡業で感じたこと

大相撲、秋巡業で感じたこと

こんにちは守屋です。

クライアント様からチケットを頂き、はじめて大相撲を観る機会を得ました。神事として行われていた大相撲を一度は生で見てみたい。そんな気持ちで観に行きました。下準備をする時間が無かったので横綱や幕内(稀勢の里や鶴竜、豪栄道、遠藤)程度しか分からず技の名前も分からない状態で#はじめての大相撲 となりました。

素直な感想なので良いことばかりを書いているわけではないので、それも考慮し

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何でか分かる?という問いかけが苦しめてしまうこと

何でか分かる?という問いかけが苦しめてしまうこと

こんにちは守屋です。

先日、プロフェッショナル 仕事の流儀「バレーボール全日本女子監督・中田久美」が放送されました。その中で中田監督は日本代表のメンバーに何度も問いかけるシーンがありました。

「何を考えてトスしたの?」
「なんで出来ないか分かる?」
「なんでこうやって言われているか分かる?」
「なんでコースにスパイクを打つの?」

「なんで?」の問いかけに必要な導くための補助

具体的な指示を

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無料(フリー)の使い方、向き合い方

無料(フリー)の使い方、向き合い方

こんにちは守屋です。

無料のサービスは非常に多く、代表例はグーグルやヤフー、フェイスブックなどではないでしょうか。

皆さんも無料で利用していながら

「なんで無料なのに儲かっているんだろうか?」

とカラクリを知らなかったとき、疑問に思ったかも知れません。

無料の使い方と向き合い方私が「無料なのになぜ儲かっているのか」と疑問に思ったときに読んだ本は、

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦

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第一弾【ブラインドサッカー】Mix Sense名古屋、代表土屋さんにインタビューしてきました。

第一弾【ブラインドサッカー】Mix Sense名古屋、代表土屋さんにインタビューしてきました。

こんにちは守屋です。

5人制サッカー。通称「ブラインドサッカー」を皆さんはご存知でしょうか。

私は最近になってブラインドサッカーを知りました。知るきっかけになったのは、自分のブログを読んで連絡をくださった方がブラインドサッカーの関係者だったからです。

きっかけを形にすることができたのは、日本ブラインドサッカー協会に登録しているチーム【Mix Sense名古屋】代表の土屋さんから連絡を頂いたこ

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