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”教える”と”伝える”を教わる子どもの成長

こんにちは守屋です。

あるサッカー少年団では、コーチ不足ということもあり高学年の子どもたちが低学年に教える日が平日に月1回はあります。

コーチが2時間の練習のうち、1時間は遅れてくるため、その間は子どもが子どもを教える時間となります。もちろん親が校庭で見守っています。親の承諾もありコーチは練習メニューを6年生に渡して取り組ませていました。

最初は2人1組。ウォーミングアップから基礎メニュー。1対1やパス練習などを中心に2、3メニューを消化したところでコーチが登場するパターンでした。

様子を見ていると、高学年の子どもたちは低学年の子どもたちがメニューを理解している、していない。上手にできている、できていない。に関わらず淡々と自分たちだけ先へ進んでいく形でした。

ところがある日、低学年の子どもが一人、練習に取り組まず一人孤立していました。それに気付いた6年生の子どもが話しかけに行き、話し終えた後にウォーミングアップの2人1組を一緒に取り組みだしました。

低学年の子どもは嬉しそうに、どこか緊張している感じでしたが楽しそうに蹴っていました。高学年の子どもたちはその日以来、コーチが不在の合同練習の日は高学年が進んで低学年の子どもたちと練習に取り組んでいる姿が見えました。

本当の理解は教えること、伝えること、伝わり行動に示されること

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子どもの頃、自分の能力が他の人よりも優れていると感じた人も多いのではないでしょうか。逆に、自分の能力が他の人よりも劣っていると感じた人もいるかも知れません。

しかし世の中に飛び出せば、上には上がおり、一歩横に飛び出せば、自分の劣っていた能力はオリジナリティーとしてスポットライトを浴びるときもあります。

今でも世の中では

「自分があと5人いたら、もっと稼げる、輝けるのに」

と思っている人もいるでしょう。とくに集団の中で動いている人間には必ず存在すると思っています。自分を5人増やすのは不可能であり、まわりと協力して成果を出すか、個人として最大限能力を発揮できる環境を作るしかないはずです。

もしも幼少期に「教える」を学び、教わっていれば自分だけでは先へ進めない現実を早くに気付けたかも知れない。

「教える」は本人がしっかりと理解していないとできません。また、言葉にする力が無ければ相手に伝わりません。人間関係の中で、一番難しく、一番面白いところでもあります。

あなたが、突出した才能を持っていたとしても、突き抜けていない場合、その原因にはまわりの協力を得れてない何かがあることを理解し、まわりに教える、伝わるについて今一度考えてみることをお勧めします。

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