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ポップカルチャーは裏切らない

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”好きなものを好きだと言う"を基本姿勢に、ライブレポート、ディスクレビュー、感想文、コラムなどを書いている、本noteのメインマガジン。
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2022年1月の記事一覧

「ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム」で18本レビューを書きました

「ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム」で18本レビューを書きました

毎年恒例、ブログ「音楽だいすきクラブ」主催の「ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム」企画で以下のレビューを18本書きました。

・クリープハイプ『夜にしがみついて、朝に溶かして』
・Base Ball Bear『DIARY KEY』
・カネコアヤノ『よすが』
・吉澤嘉代子『赤星青星』
・DIALOGUE+『DIALOGUE+1』
・MONO NO AWARE『行列のできる方舟』

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2022年1月の展覧会(ホー・ツーニェン 百鬼夜行/ミニチュアライフ展2)

2022年1月の展覧会(ホー・ツーニェン 百鬼夜行/ミニチュアライフ展2)

ホー・ツーニェン 百鬼夜行@豊田市美術館

アジアの歴史にまつわる複合的な作品を創るシンガポールのアーティスト、ホー・ツーニェンによる映像作品の展示会。浮世絵や漫画作品などの造形をベースに、この展示のためにデザインされた100体の妖怪たちが真っ暗な会場の中でスクリーンに投影され続ける。百鬼夜行と名付けられた通り、第1の部屋では100体の妖怪が闊歩し、第2の部屋ではそのうちいくつかの妖怪についての注

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2012 to 2022〜『BEST HIT AKG』、およびテン年代以降の”ベスト盤“に想いを馳せる

2012 to 2022〜『BEST HIT AKG』、およびテン年代以降の”ベスト盤“に想いを馳せる

僕と『BEST HIT AKG』2012年1月当時は高校3年生であったからセンター試験のことしか考えていなかったように思う。試験直後に答え合わせをしている"愚"な同級生たちを避けるようにして好きな音楽をウォークマンで流しながら休み時間をやり過ごした。その中にアジカンもあったような、なかったような、どうだったか。

センター試験直後から二次試験の勉強に移ったので正直そこまで注目はできていなかったのだ

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2021年ベストバラエティ トップ10

2021年ベストバラエティ トップ10

2021年、ベスト総括もこれで完結。今回が初となる、2021年に放送されたバラエティ番組の中で特に好きだったものを10本を選びランキング化。TVerの活用によってバラエティ番組の可処分時間がとんでもなくなってきたのでこれはやらねば、となった。基本的に単発の特番は無し、通常回からの選出。

10位勇者ああああ 第8世代準レギュラーオーディション(1/16放送)
3月に儚く散った早すぎた深夜の強火なお

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1.7 UNISON SQUARE GARDEN  TOUR 2021-2022「Patrick Vegee」@日本特殊陶業市民会館フォレストホールには"いつも"があった

1.7 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021-2022「Patrick Vegee」@日本特殊陶業市民会館フォレストホールには"いつも"があった

2020年9月にリリースされた8thアルバム『Patrick Vegee』のツアー。リリースからおよそ1年半、ツアーとしても佳境の熟しきった状態でこのアルバムを味わえる喜び。個人的には1年前の着席ライブ以来だったので立って動けるようになったこともとてもアがるし、何といっても2022年ライブ始めだ。めでたすぎる。初めて行ったフォレストホールは4階建ての巨大な会場で、このキャパをコントロールするユニゾ

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2021年ベストドラマ トップ10

2021年ベストドラマ トップ10

2020年はドラマ制作が難しかった影響を受けてか、その反動によって質の高い作品が固まった2021年。ここ数年の中では最強のドラマイヤーだった。

10位 最愛

これぞTBS金曜22時!という記名性の高い、人間関係ねじれまくりミステリ。最後の解決パートの舞台がショッピングモールというのが良かった。

9位 アバランチ

藤井道人監督によるピカレスクエンターテイメント。アクションシーンがあまりにも様

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2021年ベストライブ トップ10

2021年ベストライブ トップ10

元通りとは言わないまでもライブハウス公演は徐々に復活し、TLにも有観客ライブへの参加した人たちを沢山見かけた。そんな2021年、福岡と秋以降引っ越してきた名古屋のライブで良かったもの10本をランキング化してみた。

10位 4.3 私立恵比寿中学「Best at the moment series 6VOICES」@福岡サンパレス
6人体制ラストツアーの福岡公演。9人体制のライブは実は映像含めてま

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[Real Sound寄稿記事]優里、菅田将暉、あいみょん……冬に聴きたくなるフォーキーな楽曲の進化と普遍性

[Real Sound寄稿記事]優里、菅田将暉、あいみょん……冬に聴きたくなるフォーキーな楽曲の進化と普遍性

Real Soundに48回目の寄稿をしました。SNS以降のギター弾き語りスタイルの共有のされ方と、そこから派生したシン・ジャパニーズフォークをいくつか紹介してます。

この記事、コロナワクチン3回目接種後の副反応による熱にうなされながらギリギリで仕上げたので正直書いてる時の記憶があまりないのです、、なので自分で読んでても発見がありました。でも熱の日に締切日は設けちゃダメだと反省しましたね、、

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[Real Sound寄稿記事]三浦透子、上白石萌音、清原果耶、菅田将暉、中村倫也、松下洸平……歌と演技を両輪駆動で進化させ続ける表現者たち

[Real Sound寄稿記事]三浦透子、上白石萌音、清原果耶、菅田将暉、中村倫也、松下洸平……歌と演技を両輪駆動で進化させ続ける表現者たち

Real Soundに47回目の寄稿をしました。1年半前も近いテーマで書きましたが、人数も増え、大きな特集「演じること、歌うこと」の1コーナーとして仕上げるに至りました。

1年半のうちに曲数も増え、活動の幅も広がった人たちもいて、やはりキャリアが楽曲と連動している人たちは印象に残りやすいんだなぁと思いました。
#コンテンツ会議 #コラム #エッセイ #音楽 #邦楽 #音楽コラム #JPOP #

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#note書き初め 2022

#note書き初め 2022

実家の壁専門のカントリー風少女が飾られている福岡の実家で執筆中。妻と家族とわりと仲良くてひと安心。カーステレオで聴いてた「天体観測」を、妻と一緒に実家で親と観た大晦日はなかなか胸が熱かったです。

note書き初めとして今年のなんとなくこういうのやっていきたい計画を。

・ポッドキャストにてアジカンの全アルバムを語る
これはもう100%やります。2022年は「崩壊アンプリファー」のリリース20周年

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