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#創作大賞2024
なんのはなしですか。【デザート】35
メインの小説を堪能していただけましたか?
さて、そういうわけでデザートが欲しくなったあなたへ、はたまたデザートだけ食べたいあなたへ、私の思うところを書いていこうと思います。
久々の後書きです。
今回は、これまで書いてきた『なんのはなしですか。』長編小説について。
裏話や秘話といったところでしょうか。
つまり、長くなります(笑)
まずは、この小説を書いた作者のストーリー。スピンオフ?
コニシ
わたしは岸田奈美になりたかった #day26
身の程知らずとは、わたしのことを指すのだろう。
岸田奈美さんといえば、まさにnoteが生み出した人気作家。
会社員時代に書いた記事が読者の目に留まり、大反響を呼んだ。あれよあれよという間にファン(フォロワー)が爆増し、作家として独立。noteで発表した数々のエッセイが本になり、のちにドラマ化(※)されるほど話題になった。絵に描いたようなシンデレラ・ストーリー。
めーーーっちゃ羨ましかった。
書いたことで伝わる「好き」がある。
「なんのために書いてるんだっけ?」
ふと、そんな自問自答をしてみた。
せっかくだから、この機会に振り返ってみようと思う。
書く原点は?
わたしは文学部出身ではない。書くことが得意でもない。どこにでもいるふつうの主婦だ。そのわたしが、1300日以上もnoteを続けていて、なぜ文章を書いているのか。
さかのぼってみると、始まりは2019年だった。娘は10歳。交友関係が複雑になってくるお年ごろだ
「可哀想の君へ」~妊娠・出産体験記①
先日、学期末ということで、息子の幼稚園で生活発表会があった。
息子のクラスの出し物は、「桃太郎」の劇。
息子はおじいさん役を見事にこなしており、トップバッターで「山へ芝刈りへ行ってくるぞ!」とはっきりとした発声で言えていたのには驚いた。
実は息子はとても緊張しやすいらしく、こういった発表会系はことごとく苦手だったのだ。
去年などは、生活発表会で歌の出し物があったのだけれど、息子はまったく歌
もしも、野原に花まるが咲いてたら。【不登校って、なにか詩ら?】
noteに投稿を続けていると、思いがあっという間に言葉になって、そのまま記事になるときと、書いても書いてもまとまらず、何万字も下書きに言葉を連ねてようやく形になるときとがあります。
どちらがいいわけでもなく、どちらに、より愛着があるわけでもありません。
記事はただ、それにふさわしい方法で、ある日、ちゃんと生まれてきます。
書いても書いても思うようにまとまらないと、焦る氣持ちばかりが募ってしまう…
「片付けると幸せになる説」は本当なのか。
今日はめちゃめちゃ伝えたいことがあって勢いで書いています。巷でよく言われる、アレです。片付けたら幸せになるとか、手放すといいことがやってくるとか? それについて、気づきになるヒントのようなものを見つけたので、共有させてください!
ご近所の田中さん
あるとき、ご近所の田中さんに声をかけられました。田中さんは、70代のご婦人です。
「お庭のミモザがきれいに咲いたのよ〜」
「ちょっと待っててね」
わたしの子宮は胎児を殺す。
一 風薫る
セックスレス、だった。
淡いピンクのインテリアで統一された待合室。女性スタッフのみが在籍する不妊治療専門クリニックのドアを夫婦揃って叩いたとき、結婚6年目にして、出会ってから重ねてきた年月は14年にも及んでいた。互いに激しく求め合う情熱はもはやなく、ふたりの間にたゆたう温かい何かに、となりあって包まれるように安穏と過ごしていた。
「病気などの特別な事情がないにも関わらず、1ヶ
「書く」。「書かない」。
もう、ずうっと以前のことになりますが、「てがみさま」というお話を書いたことがあります。
手紙の神様。てがみさま。
大切に書いた手紙には神様が宿ることを──短いお話にしました。
封筒を開け、折りたたまれた便箋をひらくと、おかっぱ髪の女の子の神様が、ちょこんとそこに現れる。それが、てがみさま。
誰かに手紙を届けることが、いまよりずっと身近な時代でしたので、ちょこちょこと、お礼状など書く習慣がありまし
目覚ましの森【小鳥にまつわる詩を三篇】
ふと、小鳥の氣配を感じることがあります。
高い空にではなく、すぐそばに。
氣がついたら、ぴちゅんとすましてそこにいる。
そういう小鳥は、いつもなにかしら、わたしに言葉を運んできます。
わたしをみあげて、ぴちゅぴちゅ、にぎやかに語るのですが、なにしろ小鳥の言葉なので、そのまま書くのは難しい。
「ちょっと待っててね」
わたしはパソコンを開き、小鳥のさえずりに耳を傾けながら、それを、人の言葉に翻訳し
三年間。no+eの街の路地裏で「なんのはなしですか」と叫んでいた。
皆様ご存知の通りnoteの街の世界には、このような言葉があります。
だれもが創作をはじめ、
続けられるようにする。
この言葉を真摯に受け止め、且つ真面目に本気で力の限り三年間かけて、ありとあらゆる方法でこれを実践した話を書きます。
真実か嘘かの言及も致しません。強いて言うならば「なんのはなしですか」と感じていただければと願います。
はじまりは一つの言葉でした。「なんのはなしですか」という言
【自主企画】理想のヨーグルト作ってみた
「それならいっそ、自分たちで理想のカフェごはん作ってみる?」
登場人物付き合って5年半になる私たち。
今年の2月から、東京でふたり暮らしをしています。
ことの始まり週末、お休みが合ったときには、カフェのモーニングに行くのがルーティンの私たち。
しかし日々の食事のなかで、パンを始めとした小麦を取りすぎていることを気にしていました。
肌荒れが増えたり、太り始めたり。
それでも私はパンが大好き。