障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)

障害や生きづらさを抱えている方々へコーチング、カウンセリングを用いて自己対策を身に付け…

障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)

障害や生きづらさを抱えている方々へコーチング、カウンセリングを用いて自己対策を身に付け生き辛さ軽減のサポートケアをしています。 自助力と人間力を身に付け生きづらさを軽減させるサービスの一環として記事を投稿しています。 現在は障害当事者が任意団体として運営しています。

記事一覧

差別指針・合理的配慮で知ってほしいこと

はじめに 簡単に言えば、知らなければ主張しても思い通りにはいかないということです。 しかし、支援員から教わることもないでしょう。一方では、自分の特性と配慮点を言…

挑戦を躊躇する要因 6選

はじめに 支援を受けている人に限らず、何かやりたいことをどうしようか悩んだ記憶はありませんか。 また、「やってごらん」と勧められて、躊躇したりしませんか。 そうい…

コミュニケーション力の悩みとは

人間関係でのコミュニケーションが上手できなくて悩まれている方も多いのではないでしょうか。 近年では、コミュ障という言葉も盛んに言われてますよね。 そこで、今回はそ…

総合的な思考を持つ

前回の記事でWEB系に就職を目指していているAさん、Bさんのイヤになって意味がないという例を上げました。 今回は具体的にどのように繋げてより良い思考になるかを書いてい…

思考が巡り苦しいときは

悩みが頭をぐるぐる回っているとイライラして、苦しいときありませんか。 そういったとき、「こんな自分が嫌だ」「考えたくない」などと思っていませんか。 それが反って余…

障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

はじめに 社会復帰をするために、生活訓練、職業訓練などをすると思います。 そうした過程のなかで、思うようにいかないことや、スムースにいかないことにより気持ちが揺…

差別と区別はどう違うの?

はじめに 「差別や区別」した対応されて腹が立つやイヤな気持ちになったという相談を受けます。 そこで、差別・区別の違いを書いて理解を深めていきましょう。 ●差別と…

障害者が就労先での配慮・差別を感じた時に相談可能な場所

はじめに 障害者合理的配慮、差別禁止指針がありますが、それでも様々なトラブルや困りごとが起きた時、どこに相談し対応してもらえるのでしょうか。 そこで、今回は相談…

障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう2~

障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。 基本は障害であるからという理由で差別してはならないというのは…

障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう1~

はじめに 障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。 基本は障害であるからという理由で差別してはならない…

障害者雇用の合理的配慮        ~求人票だけでは分からないこと編~

はじめに 障害者で就労支援を受けている方は面接の際「自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょう」と言われていますよね。 今回は、合理的配慮の提供を義務付けられ…

障害者雇用の合理的配慮       ~募集・採用・採用後編~    

はじめに 障害者が就労支援を受けている方は面接の際自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょうと言われていますよね。 今回は、合理的配慮のなかでもより障害者が労…

理解は同じ経験があるから

はじめに 障害や生きづさを感じていると、どうしても他人に理解をしてほしいという考えになってしまいますよね。 何故、そうした思いになるのでしょう? 辛い気持ちや思…

生きづらさ対策をして社会復帰した方法1

 自分の生きづらさと向合いどのような対策をしてきたのか、その後どう変わってきたのかを当事者スタッフの経験を書きたいと思います。 イヤな出来事が頭から離れず、どう…

あなたの思考のクセは?

自分の思考にクセがついているのを知っていますか? 突発的な出来事が起こったときに、ネガティブに捉えるか気にならないか人によって違いがあります。 自身の思考のクセを…

障害者人間力を

はじめに 障害者のインフルエンサーも増え様々な意見がネットニュース等に取り上げられ、時には炎上しているのを多く見かけます。 障害者の発言がSNSを通じて考えを伝える…

差別指針・合理的配慮で知ってほしいこと

差別指針・合理的配慮で知ってほしいこと

はじめに

簡単に言えば、知らなければ主張しても思い通りにはいかないということです。
しかし、支援員から教わることもないでしょう。一方では、自分の特性と配慮点を言えるようにしておきましょう!と伝えられますし、面接時でも必ず聞かれます。
しかし、自分からどんな配慮が必要で、企業はどういった対応ができるのかは伺うことも会社側から伝えられることも少ないのではないでしょう。
そこで新たな内容で書いてみまし

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挑戦を躊躇する要因 6選

挑戦を躊躇する要因 6選

はじめに

支援を受けている人に限らず、何かやりたいことをどうしようか悩んだ記憶はありませんか。
また、「やってごらん」と勧められて、躊躇したりしませんか。
そういったときに頭に浮かぶのはどんなことでしょう。

1.難しい

・新しいことや初めての事に取り掛かろうとするときに、漠然と難しいと思ってしまい思考がとまる。
・何をしたらいいのか、どうしたらいいのか分からないために難しいと感じてしまい行動

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コミュニケーション力の悩みとは

コミュニケーション力の悩みとは

人間関係でのコミュニケーションが上手できなくて悩まれている方も多いのではないでしょうか。
近年では、コミュ障という言葉も盛んに言われてますよね。
そこで、今回はそんなコミュニケーションについての記事を書いてみたいと思います。

コミュニケーションとは

社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと
言語・文字・身振りなど媒介として行われる。
これをふまえて、では何が苦手であったり、上

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総合的な思考を持つ

総合的な思考を持つ

前回の記事でWEB系に就職を目指していているAさん、Bさんのイヤになって意味がないという例を上げました。
今回は具体的にどのように繋げてより良い思考になるかを書いていきます。

前回の記事はこちらから↓

1.どうつながっているか

就職前の課題として多くの方が生活習慣の見直しや気分のコントールという課題をお持ちです。
その課題をある程度クリアにできたところから就職準備であったり、技術の習得のステ

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思考が巡り苦しいときは

思考が巡り苦しいときは

悩みが頭をぐるぐる回っているとイライラして、苦しいときありませんか。
そういったとき、「こんな自分が嫌だ」「考えたくない」などと思っていませんか。
それが反って余計に活性化して考えてしまうことになっています。

人は「しないように」とすればするほどうまくいかない

疑問などが思考に出てきているときは止めることはできないものなのです。
それに、反発することで余計に増えてしまいます。

1.否定も肯定

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障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

はじめに

社会復帰をするために、生活訓練、職業訓練などをすると思います。
そうした過程のなかで、思うようにいかないことや、スムースにいかないことにより気持ちが揺らぎ、やる意味をときたくなってこんなことを考えたりしませんか?

陥りがちな思考


●何のために
●上手くいかないじゃないか
●無意味
●こんなことがしたいわけではない
●本当に意味があるのか
疑心暗鬼になり、自分に嫌がらせや、わざと

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差別と区別はどう違うの?

差別と区別はどう違うの?

はじめに

「差別や区別」した対応されて腹が立つやイヤな気持ちになったという相談を受けます。
そこで、差別・区別の違いを書いて理解を深めていきましょう。

●差別とは

障害を理由に不利益(損になること、不利)な扱いをすること

●区別とは

他との違いを認め、両者をはっきり分けること、という意味があります。
障害者手帳の級が分かれているのもその一つで一人ひとりの違いに対応するために等級が分かれて

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障害者が就労先での配慮・差別を感じた時に相談可能な場所

障害者が就労先での配慮・差別を感じた時に相談可能な場所


はじめに

障害者合理的配慮、差別禁止指針がありますが、それでも様々なトラブルや困りごとが起きた時、どこに相談し対応してもらえるのでしょうか。
そこで、今回は相談できる場所とどういった対応が可能かを書いていきたいと思います。

1.就労定着支援

就労定着支援員に相談して対応してもらう方法があります。
面談、職場との連絡調整、悩みや課題のサポートがあります。
定着支援は就労後6ヶ月後から1年更新

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障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう2~

障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう2~

障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。
基本は障害であるからという理由で差別してはならないというのは前提としていますので、除かせていただいています。
参考にしてみてくださいね。

1.教育訓練

「教育訓練」には、業務の遂行に関連する知識、技術、技能を付与するもののみならず、社会人としての心構えや一般教養等の付与を目的とするものも含まれる

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障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう1~

障害者差別禁止指針         ~自身で知っておこう1~

はじめに

障害者雇用における差別の禁止について意外と知られていないかもしれない内容を書いてみたいと思います。
基本は障害であるからという理由で差別してはならないというのは前提としていますので、基本的除かせていただいています。
参考にしてみてくださいね。

1.配 置

採用に引き続いて行う場合と配置転換によりある職務へと変える場合のいずれも含まれるものであること。
出向、職場復帰も配置に含まれ

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障害者雇用の合理的配慮        ~求人票だけでは分からないこと編~

障害者雇用の合理的配慮        ~求人票だけでは分からないこと編~

はじめに

障害者で就労支援を受けている方は面接の際「自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょう」と言われていますよね。
今回は、合理的配慮の提供を義務付けられている企業側に求められていることで、障害者も知っているとより良い内容を書いていきまので参考にしてほしいと思います。

1.窓口をあらかじめ定める

実質的な対応が可能な窓口が設けられていることをいうものであること。
障害者である労働者が利

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障害者雇用の合理的配慮       ~募集・採用・採用後編~    

障害者雇用の合理的配慮       ~募集・採用・採用後編~    

はじめに

障害者が就労支援を受けている方は面接の際自身の配慮点を伝えらえるようしておきましょうと言われていますよね。
今回は、合理的配慮のなかでもより障害者が労働する上で企業側に求められていることで、障害者も知っているとより良い内容を書いていきましたので参考にしてほしいと思います。

1.「障害者からの申出」について

募集・採用時にはどのような障害特性を有する障害者から応募があるか分かりません

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理解は同じ経験があるから

理解は同じ経験があるから


はじめに

障害や生きづさを感じていると、どうしても他人に理解をしてほしいという考えになってしまいますよね。
何故、そうした思いになるのでしょう?
辛い気持ちや思いを自身だけでは処理しきれない思いが溢れるからです。
最初は聞いてくれるだけでよかったことが、理解して欲しいと変わるのことがあります。
そもそもなぜ理解をこれほど求めてしまうのでしょうか?

1.幼少期に教わるから

子供のに、両親や教

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生きづらさ対策をして社会復帰した方法1

生きづらさ対策をして社会復帰した方法1

 自分の生きづらさと向合いどのような対策をしてきたのか、その後どう変わってきたのかを当事者スタッフの経験を書きたいと思います。

イヤな出来事が頭から離れず、どうしても考え続けてしまうとき

● 起きた出来事に対してネガティブな発想になっても、それを否定しない
→否定しないようになるまでは毎回ネガティブな感情を引きずっていましたが、出来事をいろいろな角度から考えるクセを付けることで自分の落とし所を

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あなたの思考のクセは?

あなたの思考のクセは?

自分の思考にクセがついているのを知っていますか?
突発的な出来事が起こったときに、ネガティブに捉えるか気にならないか人によって違いがあります。
自身の思考のクセを知り、生きづらさを軽減することに役立てていただけたら嬉しいです。

思考のクセとは?

日常生活の中で、出来事に対して一方向からの考え方になること。
例えば周囲の人が内緒話していると、悪口を言っているのではないか?とか自分の事を見ているの

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障害者人間力を

障害者人間力を

はじめに

障害者のインフルエンサーも増え様々な意見がネットニュース等に取り上げられ、時には炎上しているのを多く見かけます。
障害者の発言がSNSを通じて考えを伝えることが出来るようになってきたことは良いのかもしれないと思い拝見している一方、少し気がかりなことがあり少し書いてみたいと思います。

表現の自由

それぞれ特性の異なる障害者が、思い思いにSNS上で発信をしていますが、その内容が自分のも

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