障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)
障害者が自立を目指すときに親子の関わり方の距離感を意識した方がよい時期があります。 どうして距離感が必要なのかをまとめてありますので参考にしてみてください。
障害者就労支援を実際に受け、また働いて感じた疑問をまとめました。
自分の生きづらさと向合いどのような対策をしてきたのか、その後どう変わってきたのかを当事者スタッフの経験を書きたいと思います。 イヤな出来事が頭から離れず、どうしても考え続けてしまうとき ● 起きた出来事に対してネガティブな発想になっても、それを否定しない →否定しないようになるまでは毎回ネガティブな感情を引きずっていましたが、出来事をいろいろな角度から考えるクセを付けることで自分の落とし所を見つけられるようになり、ネガティブな面だけではないことに気がつけるようになりまし
自分の思考にクセがついているのを知っていますか? 突発的な出来事が起こったときに、ネガティブに捉えるか気にならないか人によって違いがあります。 自身の思考のクセを知り、生きづらさを軽減することに役立てていただけたら嬉しいです。 思考のクセとは? 日常生活の中で、出来事に対して一方向からの考え方になること。 例えば周囲の人が内緒話していると、悪口を言っているのではないか?とか自分の事を見ているのではないかと考えたことはありませんか? これらは、幼少期の体験からそういった経験
はじめに 障害者のインフルエンサーも増え様々な意見がネットニュース等に取り上げられ、時には炎上しているのを多く見かけます。 障害者の発言がSNSを通じて考えを伝えることが出来るようになってきたことは良いのかもしれないと思い拝見している一方、少し気がかりなことがあり少し書いてみたいと思います。 表現の自由 それぞれ特性の異なる障害者が、思い思いにSNS上で発信をしていますが、その内容が自分のもつ障害特性の不便さに対する意見が多く見られます。 不便さを解消するためには世の中
睡眠薬を服用されている方も多いのではないでしょうか 睡眠は心身にとって重要ですから、処方されている方が多くいらっしゃいます。 睡眠薬のコントロールが行なえないと体調不良で、安定した活動が出来なくなる要因の一つになります。 今回は、主に処方されている睡眠薬についどういったタイプがあるのかを書いていきます。 超短時間型→睡眠導入 特徴 ・作用時間は2~4時間で、効果のピークは1時間未満 ・薬が体内で代謝し、排出されるまでにかかる時間目安2~4時間 ・服用後の翌朝に眠気が残るな
不眠原因 不眠症の原因はさまざまで複数の要因が絡み合っていることも少なくありません。 睡眠の乱れの中でも、ストレス、服薬の影響、精神疾患、呼吸器疾患、生活習慣病他。 つまりこれらの症状は睡眠と覚醒のバランスの乱れにより起きているのです。 不眠症は主に3種類 不眠症には3種類あり、自分の不眠タイプがあります。3種類のそれぞれが絡み合っていることも少なくありません。 入眠障害の場合 「なかなか眠れない」、「寝つきが悪い」など 布団に入ってから30分~1時間以上眠れないこ
前回はこころの不調をどのような時に感じるか、また不調を感じるのは感情周期があるからということをお話ししました。 今回は、どのように感情と上手に付き合っていくことができるのかについてお話します。 自分に興味をもつ あなたは不調を感じたとき、どのような方法で調子を戻しますか? 調子を戻すためには、よく自分の好きなことをしましょうと仰るドクターが多くいますが、自分の好きなことがわからない、興味のあることが無いという方も多くいます。 意外と自分のことは自分でわからないものですよね
好きなことをやっているはずなのに、こころが晴れなかったり、意欲的に活動していたのに外に出る気持ちになれなかったり、「こころ」の不調を感じるのはどんな時でしょうか? 今回は、こころの不調を感じるときや前兆を知ることについてお話したいと思います。 こころが安定していないときはどんな時ですか? ・初めて訪れる場所に行く時 ・不安な気持ちで押しつぶされそうな時 ・誰にもわかってもらえないと悲観的になっているとき ・独りぼっちだと感じるとき ・切羽詰まっているとき ・イライラして落
はじめに 障害理解については様々な考えがある中でも、今回は特に障害者自身が社会で自立した生活を送るとき生きづらさにならないための障害理解について取り上げたいと思います。 誰かに理解してもらいたい 辛さや不安な気持とをどうしたらいいのか分からず、家族や友人への言動に出してしまう方も少なくはないでしょう。 漠然とした不安がストレスとなり抑えが利かなくなることが原因なので、相談できる場所などを利用し受容していくことが最初に必要になります。 自己理解がどれだけできているか
陥りがちなケース 言われている方が安心しているケース ある方は、家族から注意されなくなったり、声を掛けてもらえなくなったことで、見放されたという感覚に陥り悩まれたり不満をぶつけてしまうケースもあります。 本心とは裏腹に、口ではいちいちうるさくてイヤだと言っていますが、関わってもらえているということが安心感になっているケースです。 決めてもらうことで安心になっているケース こうしたケースは「どうしたらいいか」「わからない」「思いつかない」が口ぐせになっています。 決めら
親離れの準備をしよう 自立に向けて行動を起こしているときほど不安や心配になるものです。 就労準備だけに限らず何か経験を積むためには自然に起こるものです。 その挑戦する過程において自身で決定して、プロセス、間違い、成果を積めるかが重要です。 誰かが決めたことではなく自己決定したということが重要なのです。 これは、誰かのせいにしないということが根底にあります。 例えば、「母親に言われたから」「職員に言われたから」など、主に「自分で決めていない」という気持ちがあるため、薦められた
支援をしていて感じていることの一つに親離れ子離れができないもどかしさに向き合うことがあります。 皆さんはいかがでしょうか。 実例をまじえ書いてみますので、是非確認も兼ねて読んでいただけたら嬉しいです。 親の子離れ 障害を持つお子さんがいるご家庭の親御さんで特にお母様に多く見られるのが子離れができていないということです。 健常者のお子さんを持つ親御さんも子供の将来が不安で過干渉になる方もいるのですから、障害を持つお子さんのお母様は、より心配事が多いのではないかと思います。
引きこもりからの脱却、自活、就労など行動途中はご家族の支えはとても重要になってきます。ご家族と同居されている方がどう接してあげることがよりよい関係と距離感がとれるかで、精神的に大きく関係します。 支援を受けていても、ご家族の言葉は良くも悪くも影響してきます。そのことを踏まえ実例と共に書いていきたいと思います。 1.家族が障害であると認められない弊害精神障害と診断されても気持ちの問題だと考える方もまだまだいるのではないでしょうか。 最近になって周囲の状況や自身もうまくいかな
今年の4月1日から事業者は障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されるのをご存知でしょうか? これは、商売をされている事業者は障害を理由にサービスの提供を拒んではならないとする法律です。 実際の店舗などのスタッフをがどの程度把握しているのでしょうか。 1.事業者とサービスを提供する側の溝 ・障害者雇用でも 事業者に対する合理的配慮義務があります。 障害者に配慮しながら自分も通常業務に取り組まなければならない配属先従業員の方も様々な気持ちを持ちながら働いているのではないで
はじめに 就労前にリハビリを兼ねて就労移行支援事業所が利用されることも少なくありません。就労移行支援事業所で、生活改善と就労技術を学ぶプログラムがあります。 SST、JST、ビジネスマナー、に加え各事業所によってIT、AI系技術を身に付けられるのになって事務所も増えてきています。 技能を身に付けることも必要ですが まずは自己受容が大切で自己肯定感を高めることも必要と考えるからこそ最も大切なことが、自助なのです。 ※自助とは、他者の助けに依存しないで、自分の力で事を行うこ
ここ数年発達障害で苦悩されている方や記事などを拝見する機会が多く、いくつか気になることがあるのでまとめてみようと思います。 前提として 発達障害は病気の総称で、障害者手帳に発達障害という手帳は存在しないのです。 発達障害って? 発達障害を崩して説明すると、学力などには問題はないが、一定の特性が強く出ている。 成人になって就職後の業務面や、コミュニケーション面などからうつなど二次障害により通院後判明した人が発達障害と診断されるケースがある。 また、学習能力(忘れっぽい)
前回「障害だから生きづらい」ということをテーマに投稿しましたが、生きづらさってどんな人でも感じていると思っています。 その1つの要因として、対人関係があげられます。 家族、学校、職場、そのほかにSNSなどいろいろな場面で人と関わることがありますが一番はコミュニケーションの部分で生きづらさを感じるのではないでしょうか。 これは、障害者・健常者関係なく感じている方が多くいます。 友達関係、異性関係、職場関係などあらゆる人間関係で感じることで わかってもらえない、思い通りに