生きづらさと障害者理解

はじめに

障害理解については様々な考えがある中でも、今回は特に障害者自身が社会で自立した生活を送るとき生きづらさにならないための障害理解について取り上げたいと思います。

誰かに理解してもらいたい

辛さや不安な気持とをどうしたらいいのか分からず、家族や友人への言動に出してしまう方も少なくはないでしょう。
漠然とした不安がストレスとなり抑えが利かなくなることが原因なので、相談できる場所などを利用し受容していくことが最初に必要になります。

自己理解がどれだけできているか

医療機関、福祉/制度を受けながら、自分が自身の今できること、これからを考えられるかが大きな課題になります。
自己理解が高い方と低い方では、低い方のほうが自己実現までにとても苦労しているようにみえます。

理解をどこに向けるのか

自己理解をして、社会復帰をするとき必ず課題になることが他者理解になります。
相談を受けていいても「理解がない」「分かってもらえない」「なぜ、どうして」と言われる方がほとんどです。
障害者同士でも、自分の障害を理解して欲しと言われる方もいます。

例えば
外部障害の方が、発達障害の方に言われるケース
うつ経験があるのだから、理解して欲しいと言わるなど
障害になった経緯も違い症状も違うのに理解を求めてしまうということで、相手が嫌な思いをするということに考えが及ばないことがあります。

障害者同士だからといって理解するということはそう簡単ではなく、どうしても自分の不自由に対する理解を求めているように感じています。
それでは、うまくいかないことのほうが多くなり結果的に生きづらさを増幅させる要因にもなります。

求めるだけではない


客観的理解をしてもらえる機会はたくさんあって、障害当事者はそれ以上に個人的な辛さや大変さを分かってもらいたいと考えがちで、求める気持ちが大きくなるにつれて、生きづらさを感じやすい傾向があります。
あなた自身が自分の障害について、不便さ不自由さにフォーカスしがちになっているなら生きづらさを軽減することは難しいでしょう。
自身で理解し補えることは自分で補い、人と人とが関係を築いていくことが障害理解ということではないでしょうか。

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