見出し画像

障害者がプロセスに意味を考え投げ出したくなる要因

はじめに

社会復帰をするために、生活訓練、職業訓練などをすると思います。
そうした過程のなかで、思うようにいかないことや、スムースにいかないことにより気持ちが揺らぎ、やる意味をときたくなってこんなことを考えたりしませんか?



陥りがちな思考


何のために
●上手くいかないじゃないか
●無意味
●こんなことがしたいわけではない
●本当に意味があるのか
疑心暗鬼になり、自分に嫌がらせや、わざと難しい課題を与えている、辛くさせているのではないかなど思ってしまうことあるでしょう。

こうした気持ちに陥る要因に、目標と直接的にどのような影響があるのか自身で繋げて考えることが出来なくなっていることが影響しています。
例を上げてみていきましょう。


WEBデザイナーとして就職したいAさんはWEB制作はある程度出来るが課題として気分の自己コントロールが苦手なため職場定着に至らない。
BさんもWEBデザイナーとして就職したいが生活習慣が乱れているため職場定着に至らない。

AさんとBさんの課題はそれぞれなんでしょうか?


Aさんの課題

気分のコントロールができるようになること。
→気分のコントロールができるようになることで、安定的な業務遂行が可能になる。

Bさんの課題
生活習慣を整えること
→生活習慣を整えることで就業規則に沿った退勤管理ができるようになるため、安定した就労が可能になる。

訓練中に起こりえること

Aさんは気分のコントロールが必要と感じ訓練を開始。
Bさんは生活習慣改善のための訓練を開始しました。
訓練を重ねていく中で、上手くいかないことや苦痛なこがおこり、何度かスムースにいかないことによるストレス状態が続くことで、何故こんなことしなくてはいけないのかという考えにいいたってしまいます。
WEBの復習や学習もできなことで、さらにフラストレーションが溜まっていきます。


要因

Aさんは気分コントロール、Bさんは生活習慣改善の訓練を中心に行っていることで課題改善が思うようにいかないことにより、「WEB系の就労の学習がしたいのに」という気持ちが強くなり、そもそもの訓練が「就職後、どの様に役立つのか」を想像できず未来像に繋げられないことがあります。


具体的に自身とどう繋がっているのか


目標達成のサイクル

図は、自分、課題、経過、積み重ね(試行錯誤)、目標達成(成果)これらが自分のなかで一つひとつ繋がっていることを意識して行っていけると気持ちを維持していきやすくなります。

自身の課題と向合い改善しようとすれば苦痛を感じるのは自然の感覚です。
なぜなら、自身が知らないことを新たに取り入れ改善の努力をしているからです。その過程では、上手くいかないこともあるでしょう。訳が分からなくなることもあるでしょう。
「それでいいんだ」と思いましょう。
それだけ、自身に関心を持ってあげているときですので、認め、褒めてあげましょう。
支援員さんやサポートしている方々はそゆうあなたを否定する人はいないはずです。不安、迷いは悪いことではありません
どうぞ、相談、振返り、修正=復習しながら進めていけることが重要です。その肯定感が、自己肯定感へと繋がっていくのです


最後までお読みいただきありがとうございます。コメントやスキ、フォローいただけると励みになります。

ご相談をご希望される方は公式LINEまたはインスタグラムからお気軽にDMでご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?