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感情の周期を知る 2

前回はこころの不調をどのような時に感じるか、また不調を感じるのは感情周期があるからということをお話ししました。
今回は、どのように感情と上手に付き合っていくことができるのかについてお話します。

自分に興味をもつ

あなたは不調を感じたとき、どのような方法で調子を戻しますか?
調子を戻すためには、よく自分の好きなことをしましょうと仰るドクターが多くいますが、自分の好きなことがわからない、興味のあることが無いという方も多くいます。
意外と自分のことは自分でわからないものですよね。

あなたという自分に興味を持ち、どんなことをすると癒やされたり、気持ちが安定するかを、分析することで日々の生活の中に楽しみや嬉しさを見つけることができるようになり、それがあなたの調子を戻す対策となります。
落ち着いたときに、苦手なこと、苦労することも分析してみるとより良い対策が見つけれます。

自己分析をする

こころの状態を知るためにまずは自己分析をしてみましょう。
① 「今」のあなたの「こころ」の状態を書き出してください。
② こころの状態が書き出せたら、次にその理由を書き出してみましょう。
③ 理由が分かったら、どのような行動を取ると、こころの状態がフラット
  になるのか考えてみましょう。
④ ③で書き出した行動パターンを実際に取り組んでみましょう。
⑤ ④の取り組みを行った結果、気持ちがどのように変化したか書き出して
  みましょう。
⑥ ①~⑤を繰り返し、1週間ごとに振り返る。 
⑦ 振り返りの中で、気持ちがフラットになっている行動を探す。
※自己分析を行っている最中に、書き出さなきゃと自分で自分を煽るような気持ちや不安を感じたら中止しましょう。

あなたの対策をみつける

自己分析を行い、気持ちがフラットになる行動を見つけることができたら、それがあなたの対策となります。
見つけた対策を不安定になっているときに、自分の心が休まる又は安定する状態に近づけることの練習をして自分のモノになることが自活、自立に必要な自助力となります。
自分の感情をコントロールすることが徐々にできるようになり、相手の話す内容に耳を傾けられ、周囲の人とコミュニケーションを取りやすくなります。
コミュニケーションが取りやすくなれば、これまで感じていた生きづらさを軽減することにも繋がります。

自分自身に興味を持ち、あなたなりの対策を見つけ不調になってもセルフケアができるように成長していきましょう。


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