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差別と区別はどう違うの?

はじめに


「差別や区別」した対応されて腹が立つやイヤな気持ちになったという相談を受けます。
そこで、差別・区別の違いを書いて理解を深めていきましょう。



●差別とは

障害を理由に不利益(損になること、不利)な扱いをすること

●区別とは

他との違いを認め、両者をはっきり分けること、という意味があります。
障害者手帳の級が分かれているのもその一つで一人ひとりの違いに対応するために等級が分かれています。

なぜ、差別と区別が混同してしまうのか?

就労の場合
雇用形態と給与面で、一般就労と差を感じてしまうことで差別を感じているケースがあります。

要 因
雇用形態では、非正規雇用で給与は低いが、有資格、実務経験必須などが一つあるかもしれません。
また、昇格、昇給などの実業務評価が厳しいと感じてしまう点もあります。
もう一つは、下記内容がうまく人事、所属上司から同僚に共有、連携が不十分に感じることが影響しています。

考え方を変えるには

障害者雇用には、合理的配慮があります
通勤、休憩(5分、10分休憩など)
通院、相談体制構築、業務遂行しやすい環境等
その他、障害特性によりさまざまです。
心身不調や業務量・質・配分・スピード等

どうすれば

配属先の上司、同僚は実業務を行いながら、配慮などを対応していることを考えてみましょう。
ジョブコーチのような障害者の業務に対応スキルを身に付けていない

配属先上司、同僚は一緒に業務を行うチーム
何か差別されてるのかと感じたときは、支援スタッフやハローワークに相談して確認してみましょう。
自己完結せずに、相談・確認をしましょう。

まとめ

差別とは「障害者なんだから」が主になることで、「個人(○○さん)」として認めてもらえないこと。
また、自分自身でも「障害者だから○○○なんだ」ということは自分自身を差別している事にもつながります。

区別とは「個人(○○さん)」と認め接すること
自分自身の障害を受容し、受け入れることで他者と比べたり差別的な視点が減っていきます。

自分と他者に対して差別的な思考から受容する視点に変わることで、相手にも自分にも優しくなれます。


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