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ひとかけ、ひとかけ、一粒、一粒、噛みしめて味わい、飲みこんで、神事の如く我が命に届ける。
■病床を知らぬ男の病床もちろん食べ終わって「何が入ってた」と訊かれ
口にした食材を言えないなどという鈍感な対応は
なるべく避けるよう料理に向き合ってきたつもり
だったが、この20日ばかりは、それがより鋭敏に
研ぎ澄まされクローズアップされた感覚だった。
約3週前に新型コロナウイルス陽性と告げられた。
感染後は喉が痛く声も出ず薬も飲めなかったが、
それでも「命」なる言葉が大袈裟なのは承知だ。
恐
8つのトーンで枕草子_文章のトーンを変える(8)古今亭志ん朝口調で
「文章のトーンを変える」8回目は、これまで通り「枕草子」現代語訳を
原文(一般的な現代語訳を私的にアレンジ)に、落語口調で、
と言うより、私の大好きな古今亭志ん朝口調で書いた。
■私と古典落語
私は高校時代、古典落語研究会に所属し、3年次には先輩の芸名を継いで五代目隆遊亭武生(りゅうゆうていぶしょう)として襲名披露も行った。社会人になっては「日本社会人落語連盟(JARA)」に入会し、いまはな
7つのトーンで枕草子_文章のトーンを変える(7)ハルキムラカミ風に
「文章のトーンを変える」7回目は、
これまで通り「枕草子」現代語訳
(一般的な現代語訳を私的にアレンジ)を
原文に、
村上春樹さんを意識したテイストで書いた。
私はある不動産広告で
およその内容が書かれた文章を渡されて
「小説風に書いてほしい」
と依頼されたことがある。
しかし結局、オーダーの意図は、
ただ硬い文体を陰影のある高尚なトーンに
してほしかった、ということだった。
コピーライターへの
「繰り返しネーミング」調査。
“単語や音の繰り返し”という形式で作成されたネーミングを
勝手に「繰り返しネーミング」と呼んで、
ずいぶん前から当社WEBサイトで掲載していたのですが、
http://www.present-inc.com/monthly/049.html
noteで紹介したいと思います。
とりあえず50音の各行別に事例が揃った段階のまま進んでおらず、
有名ブランドで記載されていない事例も多々あり、逆に誰もが知
文章のトーンを変える(4)話し言葉で_4トーン比較
「文章のトーンを変える」4回目は、
これまで通り「枕草子」現代語訳を
原文(一般的な現代語訳を私的にアレンジ)に、
女性の口語体に変えて書いてみた。
コピーライターの仕事で言えば、インタビューを行わずアンケートへの
回答をもとに、これを想像で補いながら話し言葉に変換して書くことが
ある。ここでは、その工程を「枕草子」の書き言葉をもとに実践してみる。
既に(1)やさしく(2)硬質に(3)ドキュメ