マガジンのカバー画像

生きる、生活系

649
運営しているクリエイター

#男性

マガジン限定記事「孤独な中年男性からのSOS」

マガジン限定記事「孤独な中年男性からのSOS」

 少し前のことですが、哀しいお手紙が届きました。

 というか私のレターボックスには基本的に哀しいお手紙が届きがちであることは素直に認めるのですが、そのなかでもひときわ哀しさを漂わせるお手紙だったのです。

 40代独身で、今自分が寂しさのあまり「迷走」しているのではと危惧する男性からの手紙でした。彼は自分を蝕む孤独感や虚無感から抜け出そうと、他者とのつながりを求め努力したといいます。

 ――し

もっとみる
マガジン限定記事「男はなぜ孤立し、疎外されていくのか?」

マガジン限定記事「男はなぜ孤立し、疎外されていくのか?」

 いつもAmazonでは暗い内容の本ばかり買っているせいか、サイトにアクセスしたときにサジェストされるのはいつもどんよりした瘴気を漂わせるタイトルの本ばかりになってしまうのだが、先日もまたその不穏なタイトルに惹かれてついつい買ってしまった本があった。

 題して『男はなぜ孤独死するのか』である。

 結論からいうと、よくまとまっていて面白い本だった。男性の孤立や自殺といった問題については私はかなり

もっとみる
マガジン限定記事「なぜ女性は自分の息子を『チー牛』に育てたがるのか?」

マガジン限定記事「なぜ女性は自分の息子を『チー牛』に育てたがるのか?」

 先月上旬の記事にいただいたシェアコメントにつけた何気ない返信が、思いのほか大きな反響を呼んでいました。

 イマドキの女性(母親)たちはなぜ我が子を、個人的には好ましく思っていないはずの「チー牛」的な気質を持った男の子に育てようとしてしまいがちなのでしょうか。

 まさにこの矛盾を自分の息子に向ける妻を持つ男性からのお手紙が届いたので、承諾を得てシェアしつつアンサーを書いていきたいと思います。

白饅頭日誌:6月6日「男を再び結婚する気にさせる方法とは?」

白饅頭日誌:6月6日「男を再び結婚する気にさせる方法とは?」

 最近、結婚や婚活にまつわる(女性目線の)記事を多く出しているせいか

 という圧が強めな質問やリクエストを(婚活中もしくは、結婚を前提に交際している相手がいる女性から)多くいただくようになりました。個別に返信をしているとキリがないというのもありますので、今日はそれについてアンサーとなる記事を書いていきたいと思います。

 今日の文章は女性だけに役立つ話というわけではなく、逆に男性目線で読むなら「

もっとみる
白饅頭日誌:6月4日「なぜ『女体好きの女嫌い』の男が増えているのか?」

白饅頭日誌:6月4日「なぜ『女体好きの女嫌い』の男が増えているのか?」

 激バズというか、やや火柱を上げていたこちらのポスト、あるいは世の男性たちの「女体好きの女嫌い」という傾向の強まりについて。

+++++

マガジン限定記事「厳しい婚活市場を生き延びた女性の重要証言」

マガジン限定記事「厳しい婚活市場を生き延びた女性の重要証言」

 とても興味深い動画を、読者の方からのメールで教えてもらいました。

 そのメールの送り主の女性は結婚相談所経由で幸せな結婚を手に入れた女性で「この動画内で言われていることが、奇しくも自分が婚活中で受けたもっとも有益なアドバイスとまったく同じだった」と語ります。

 彼女が幸せをつかみ取る決め手となったのはいったいなんだったのか? 承諾を得て本文を紹介しながら、私なりに言語化していきたいと思います

もっとみる
マガジン限定記事「『ミラーリング』のできない女たち」

マガジン限定記事「『ミラーリング』のできない女たち」

 先月大きな騒動となった「ダンボール授乳室炎上事件」の余波は、驚くべきことに10月に入ってもなお続いていた。

 リュウジ氏の炎上など新たな話題によってようやく沈静化の方向に向かっているようだが、Xのアクティブなユーザーであるいい年をした中高年層が本件について口角泡を飛ばしながら何週間も言い争っていたのかと思うと、この国の現実と未来に落胆を禁じ得ない。

 この「ダンボール授乳室炎上事件」そのもの

もっとみる
白饅頭日誌:10月12日「マインドスポーツの男女格差の原因とその解決策」

白饅頭日誌:10月12日「マインドスポーツの男女格差の原因とその解決策」

 チェスや将棋といったボードゲーム、もう少し定義を広く取ればフィジカルに依存しない競技であるマインドスポーツ全般でも、「男性優位」がしばしば現れてしまうことが明らかとなって、定期的に議論の的になっている。

 これはいったいなぜなのだろうか?

白饅頭日誌:10月19日「『寝そべり型ジェンダー平等』の時代」

白饅頭日誌:10月19日「『寝そべり型ジェンダー平等』の時代」

 先日リリースした「『女だけの街』はたぶんもうすぐ完成する」は大きな反響がありました。

 この記事では、これまで机上の空論としてしか語られてこなかった「女だけの街」をまもなく現実化する最大の原動力として「男性のメス化」を挙げましたが、これについてより詳しく知りたいというご要望を多くいただいたので、今日はもう少し深く掘り下げてみたいと思います。

白饅頭日誌:5月21日「世の中の多様性を理解するのに一番オススメな方法」

白饅頭日誌:5月21日「世の中の多様性を理解するのに一番オススメな方法」

 為末大さんのXアカウントが凍結してしまったという話が一部界隈で話題になっていた。

 本人としては役立つ知見を共有するつもりで善かれと思い投稿したポストが、凄まじい火柱を上げてしまったことがそのきっかけだったのだという。

 当該の大炎上ポストとはこれのようだ。
 

白饅頭日誌:5月6日「女は、周囲に女しかいなければ『ぴえん』しない」

白饅頭日誌:5月6日「女は、周囲に女しかいなければ『ぴえん』しない」

 先日の記事「なぜ世の中で『ぴえん』するのは女性ばかりなのか?」に寄せられたシェアコメントを引用した上掲ポストが大きな反響を呼んでいた。

 先日の記事では「なぜ女性ばかりが『ぴえん』して男性はしないのか」についてそのメカニズムを詳しく解説したのだが、しかしそれとは裏腹にたとえ女性であっても完全に「女性だけ」しかいない環境だと、それほど「ぴえん」しなくなるのである。冗談で言っているわけではない。本

もっとみる