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脱・汚部屋したADHDから、片付けられないあなたへ捧げる『考えない片付け』術

脱・汚部屋したADHDから、片付けられないあなたへ捧げる『考えない片付け』術

この記事を書いている私は、ADHD(注意欠陥多動性障害)です。ADHDの代名詞といえば「片付けられない人」といわれるぐらい、一般的にADHD特性を持つ人間は整理整頓と片付けが苦手な人が多いイメージがあるのではないでしょうか?

実際、かつての私も例に漏れず、片付けが苦手な人でした。ですが、いまの私は片付けられる人です。以前は、部屋の床など全くみえず、ゴミは散らばり、押入れのなかは天井近くまでぐちゃ

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まずい!ピンチの時に社長がやってしまいがちなことは?

まずい!ピンチの時に社長がやってしまいがちなことは?

急に古参の社員がごっそりやめてしまった、売り上げが急に激減した、会社のお金を持ち逃げされた、などなど会社を経営していると色々なことが起こるものです。そんな時に何をするべきか、どうサポートしたら良いか、まとめてみました。

■ 犯人探しではなく善後策が優先

困った事態が起きた時に、人は【なぜ?】と考えるものです。どうしてこうなった?何が悪い?と。それは、また同じようなことが起こるのが怖いからです。

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事実と感情を分けること

カウンセリングでお悩みを聴く場合、「事実と感情を分ける」という作業がとても大事です。

悩みや苦しいことにはたいてい感情が原因となっていて、また逆に問題の本当の原因にアクセスする扉にもなっているからです。経営者のコンサルティングをする場合にもこの作業がとても有効な場合が多いです。詳しく見てみましょう。

■ 感情は解決に向けた思考を邪魔する

経営者の方のお悩みでかなり多いのが、「部下が思ったよう

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摂食障害の原因について。私の場合

令和5年4月15日。摂食障害になってもう12年くらい経つと思う。
いつを起算点に置くかは人によって、症状によって違うと思うけど私の場合は吐き戻しが始まった時かな。なのでこの日記は閲覧注意です。あと長い。

12年くらい、ずっと吐き戻しがある。毎食ではないし、毎日でもない。最近かなり減ってきてるとは言っても今月はほぼ毎日、夕食をちゃんと摂取出来てない。プラスたまに一人薄暗い部屋で過食嘔吐しないと気が

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人付き合いの条件

人付き合いの条件

わたし、自分で言うのも変な話ですけど、割と世界の「きれいなところ」で生きてきた人間だと思います。
川でいうところの、ものすごくきれいな上流の、ぜんぜん濁りのないところで生きてきたんです。湖面だったら、上澄みというか。
ピュアだとか、透明感がすごいとか、よく言われます。それは決して見た目や雰囲気のことではなくて、精神のことなんだろうなといつも感じます。「あおこの周りは空気が浄化されてる」「空気清浄機

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1人の時間がほしいとき

1人の時間がほしいとき

1人の時間がほしいときがある。
誰にも邪魔をされず、誰かのことを気にもせず、自分の心が向くままにゆっくりとマイペースな時間を過ごしたくなるときがある。

今ある人間関係を窮屈に感じて疲れてしまった時、人と関わることが億劫になってしまう。自分のありのままでいられる場所がないと感じて辛くなり、その場所にいることがしんどくなってしまう。どうして自分が望む通りにしてはだめなのだろうか。自分の行動で思いがけ

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ADHDで支援学級所属の小2の娘が、学校を休みたいと言い出した時の出来事

ADHDで支援学級所属の小2の娘が、学校を休みたいと言い出した時の出来事

うちには、ADHDで支援学級所属の小2の娘がいる。

支援の先生に送り迎えをしていただき、4時間目と給食だけだけど、4月は一日も休まずに学校へ行っていた。

ところが先日、どうしても学校に行きたくない!と言うので、だったら、ちゃんと自分で先生に、今日は学校お休みすることを言うよう、娘に伝えた。

先生がお迎えに来てくれて、娘は、「学校に行かない」と、先生には伝えたけれど、先生が「なんで行きたくない

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「多様性の科学」(マシュー・サイド著)を読んでみたら気になってしまった2つの多様性

「多様性の科学」(マシュー・サイド著)を読んでみたら気になってしまった2つの多様性

「多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織」 マシュー・サイド著

安易な動機 noteの5月の特集が「#多様性を考える」だったという安易な理由で、「多様性の科学」を読んでみました。

 複雑な現在社会において、個人の知識や才能、スキルがあるからとって成功できるわけではない。
 偏った画一的な考え方を極めた集団は危険であり、全体論的な考え方で多様性を受け入れた「集合知」を

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痩せて、生きて

痩せて、生きて

「痩せたい」

そんな言葉を何度聞いたことだろう。

当事者たちが口癖のようにつぶやくそれを、この目や耳で幾度となく咀嚼してきた。わたしが、こうした言葉を多く聞くのには理由があった。

ある映画製作を行っている。自主製作のドキュメンタリー映画だが、そのテーマは、摂食障害という病について。

なぜ摂食障害の映画を撮ろうと思ったかは、何度か記事に書いてあるが、改めて簡潔に説明しておく。

その後も、勉

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たくさんの「わたし」と生きている

たくさんの「わたし」と生きている

「わたしってどんな人?」を説明するときに、
1人分の話では足りないんじゃないかとよく思う。

下書きの時点では「2人のわたしと生きている」がタイトルだった。
けど、思い返してみたら全然2人じゃなかった。

家にいるとき、
家族と話してるとき、
友だちと会っているとき、
ゲーム中、
文房具で遊んでるとき、
フェスに行って騒いでるとき、

それぞれで違う人格…とまで言っちゃうのは少し大げさだけど、割と

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【読書の秋2021】働くことから離れたら、働くことで迷子になった。

【読書の秋2021】働くことから離れたら、働くことで迷子になった。

約3ヶ月前、こんな記事を書いた。

前から「わたし」を表す人柄が
2つどころか3つも4つもあるような気がしていた。

よく話す自分と、
黙っている自分。

相手と円滑に話せる自分と、
相手の考えがわからない自分。

テキパキすることで充実する自分と、
じっくり考えることで充実する自分。

コミュニケーション能力があると思う自分と、
人と話すのは苦手だと思う自分。

誰かといるのが好きな自分と、
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"アートシンキング"と脳内言語

脳内言語とは、思考する際、脳内で使用する言語である。口に出す言語とは、別物である。
どういうことかというと、
 ・文字
 ・数字
 ・静止画
 ・動画
など、思考を進める上で使うプロセスが人によって違う。

近年、UXへの関心の高まりから、コンサルティングファームによるデザイン会社の買収やクリエイティブ業界出身の人材の雇用が進むが、中のコミュニケーションがうまく行かないことがある。これはなぜか・・

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