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まっすぐな時間【詩】
このまま まっすぐ
時間が過ぎてしまって
一生を終わるなんていうのは
あまりにもさみしいものだから
これから 今すぐ
自信がなくたって
一生かけても やりたいことは
あせらずに もっとやってみたら
まっすぐな道
まっすぐな時間
それじゃ あまりにさみしいから
まるで違った立ち位置
曲がっている実感
それこそが きっと楽しいから
(2022818/私之若夜=しのわかや)
※これは以前投稿した
noteを書く理由。
1.辛いことしか思い出せなくなったから。
2022年6月。
僕は、会社を辞めました。
自分で選んだ第一志望。好きな会社でした。
職場から遠く離れた場所に新しい部屋を決めて、退路を断ってから退職届を提出しました。
理由は、そのうち書くと思います。
晴れて自由の身になりました。
もう会社員じゃない。
仕事がテトリスのように降って来ることもない。
時間に追われることもない。
一日中、寝てたっていい
【詩memo】まなざし
はいも
いいえも
言いやしない
街も 風も
海も 空も
はいも
いいえも
言いやしない
わめこうと
ささやこうと
はいも
いいえも
言いやしない
その優しさに
嗚咽してしまいそう
孤独が
深く 高く
溶けていってしまうよう
はいも
いいえも
言いやしない
海は海
空は空
どんなまなざしを
向けても
蛇口は夜も眠らない【詩】
学生時代の下宿の蛇口は
いつも少しだけ水が滴り
ポタッ ポタッ ポタッ
同じテンポで一晩中ずっと
単純なリズムを刻む
水滴の音は
朝まで
続いて
そして
私はと言えば
その音を聞きながら
中々 眠れないという
夜ばかり過ごしていた
そんな夜・夜・夜を
過ごしていた
(20211013/私之若夜=しのわかや)
※これは1年前に投稿した記事の再掲です。
一部修正加筆してあります。
文全体の形
「キスに蘇る想い出」
あなたとの キス
一つ一つに 蘇る想い出
春の 公園で
ブランコを 押してくれた
空に 舞うような気分の キス
蝶々が 横で みつめてた
カモメが 飛び交い
汽笛響かす 小舟
ガラス色の 波をすべる
街の灯り 星屑のよう
海風に 髪を流しながらキス
揺れて チョッピリ塩辛かった
灼熱の 砂の浜
砂の 一粒一粒が
夏の思い出 記す
波打ち際 横たわり キス
遠い南の国の 味がした
母の命日