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「夏色の街」童話詩


あの地平線 目指してゆけば
夏色に湧く 街がある
あの子と 一緒に
手を取り合って
鳥になって 飛んでいきたい

父さんが くれた
熱い 言葉
母さんが くれた
美しい 夢
全部 カバンに 詰め込んで
広い草原 越えていく

あの子が もしも
涙ぐんでも
白い 渡り鳥が
慰めて くれる

ボクが もしも
心 折れても
大空の 雨粒が
癒して くれる

夏色の街には
妖精たちが 住み
幸せの種を
育てている

その街では
涙 悲しみ 妬み 傲慢も
すべて 夏の驟雨が 
洗い流して しまう


夏色の町のことは
誰も知らない
地図にも 記されない
不思議な町

たった一言
「幸せと 友達になりたい」と
魔法の言葉を 書くだけで
いま 不幸な 人も
幸せと 握手できる

父さんが くれた
強い 願い
母さんが くれた
優しい 思いやり
全部 しっかりと 胸に抱えて 
幸せの手を 求めて
飛び 続けていく

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