立山 剣

三人の子供、孫二人、犬一匹に囲まれた定年退職者です。 読み手に癒し、優しさ、ぬくもりを…

立山 剣

三人の子供、孫二人、犬一匹に囲まれた定年退職者です。 読み手に癒し、優しさ、ぬくもりを与えられるような 詩作活動を地道に続けております。 テーマは家族、恋、人生、ペット、花鳥風月等です。 是非、フォロー、コメントいただければ嬉しいです。 趣味はインスタグラム、旅行、読書等です。

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「遥かなる風の盆」ー詩ー

部屋の壁に かざったままの 変色した 風の盆の編み笠 僕のまぶたの中の 編み笠は  香り立つ 想い出が 沸き立つたままだ 目をつぶると おわら節の 哀歌が 心に 満ち溢れる 悲しみに 痛む人は 坂の多い 八尾の町に 悲しみの種を 捨てに来る 「唄われよ ワシャ囃す(はやす)」 風の盆の おわら節は 口上の後  哀調を秘めた 胡弓の 音色に合わせて まぼろしのように 夜道を 影が進んでいく  四季踊りの 女舞(おんなまい)「蛍狩り」を 舞う 君は 天女のよう  現(

    • 「心の翼で飛んでいく」ー詩ー

      もし 心に翼が持てたら 自由に 大空を飛び あなたの 腕の中に 星の 闇を越えて 飛んでいきたい 心の翼は 重力を解き放つ 魔法の翼 甘い思い出が つめたい氷粒に 変わり 心に 突き刺さり 切なさの傷を 押さえながら 雪原を 踏んで あなたの 言葉を聞きたい エメラルドの空で 翼をシャンパンゴールド色に 染めながら 時の女神に 懇願し 止まったままの 砂時計に 銀の砂粒を 足してもらう 眠りつづける 赤子の 寝息のように 私の あなたへの 愛は 絶えることはない 夏

      • 「湘南の浜は変貌」エッセイーシロクマ文芸部「海の日を」参加作品

        湘南ビーチ 海の日を 湘南海岸で 過ごす サーファ達は 歓声をあげて 沖から 波に乗ってやってくる 水平線には 入道雲が居座る 「次のいい波は 俺がいただくぞ」 「無理 無理 いい波なんか この浜じゃあ 出会えないよ」 鎌倉のビーチの姿は 昭和の時代とは すっかり様変わり してしまった かって 「海の銀座」とよばれ 立錐の 余地がないほど 混みあっていた 浜には 海水浴客の姿は まばら 海の家火傷しそうな熱い砂の ビーチには パラソルが ちらほらあるだけで 海水浴客

        • 「銀河のリフレイン」―詩―

          水の輪 広がり あなたの心に たどり着く ふれあう指先の 空間 琴の音のような 爪弾きが 輝き光る 青い惑星の 地球の上で 奇跡のように 出会った二人 二人の 出会いは 夏の花火のように 刹那に すがり 燃え尽きてしまうのか…. 銀河を越えて あなたの 名前だけを リフレイン 天の川の 川面を 流れ星の舟に乗り あなたを 探し続ける #詩 #Poetry #lyric #抒情詩 #愛 #私の作品紹介 #生き方 #立山 剣 #創作大賞2024 #オールカテゴリ部門

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        「遥かなる風の盆」ー詩ー

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        記事

          「父さんごめんね・・」―エッセイー

          天国に 行ってしまった 父さんに どうしても 謝りたいことがあります このnoteを 父さん 雲の上で読んで くれるかな・・・ 子供の頃、父さんは商社マンで、本当に多忙でした。 朝起きると もう出社しており 帰宅は 僕が眠った後 深夜です。 休みのはずの 日曜は 「接待ゴルフだ!」 と朝早く 出かけてしまいます 「ごめん 今日 約束してた トンボとり ゆけなくなった・・ 今度 動物園連れてくからね」と 父さんの愛想笑いと 僕のふくれっ面 学校行事の 学芸会、授業参観日、卒

          「父さんごめんね・・」―エッセイー

          「一人歩きの鎌倉」-詩―

          ひとりで 歩く 鎌倉は 裏道 歩きが つつましい 静寂と 止まった時が やわらかく 心を包む あなたの 面影だけが はかない 道連れ 英勝寺の 爽やかな竹林で 「ひとりノート」を したためる あなたの 見えない息づかいは 風を呼び 竹の葉たちを  さわさわと 歌わせる 黒びかりする 鎧を纏ったような 鐘楼は 威圧感を放ち 頑なな 静寂の景色を作る 鐘楼を背景に 並んで撮った スナップ写真は もう 本棚の奥の アルバムの中で ひっそりと 眠ってる あれから 星霜は移り 人

          「一人歩きの鎌倉」-詩―

          「ジイジの泣きべそ」ー詩ー

          夏休み 青い田んぼに  囲まれた ジイジの家に 遊びに行く ジイジは いつも  大喜びで ボクの頭を ザラザラ手で 撫でてくれる ジイジの笑顔は 碧空に浮かぶ 白い雲のように フンワリ笑顔だ ジイジの 家は  どの部屋にも 風が住んでいて 風鈴を 鳴らし すだれを揺らし 夏の暑さを 追い払ってくれる 毎朝 ジイジは 大きな 仏壇の部屋で 長い間 拝む ボクも 真似して 傍で 両手合わせて ノンノンするが すぐに 足がしびれてしまう 「坊やが 来たから  亡くなったバア

          「ジイジの泣きべそ」ー詩ー

          「仮面舞踏会へのお誘い」―詩―

          この世は 仮装舞踏会だ 人は 誰もが 知らぬうちに 夜会服姿で 色々な仮面をつけてる 「幸せ マスク」 「不幸色 仮面」 「希望探しマスク」…等など。 そして 終わりのない舞踏会で 薄っぺらな演目の ワルツを 踊り続ける マリオネット人形の ように 舞台上で プレリュードをむなしく踊り 観衆の まばらな拍手を 皮肉笑いで 受け流す 「恋に恋する 若者」たちは 「自分ほどあなたを 愛してる者はいない」と  シャンパンゴールド色の心で 「愛のマスク」をつけて 夕闇の バル

          「仮面舞踏会へのお誘い」―詩―

          「ママ お月様がピンチだよ」ー詩ー

          あやちゃんは  三歳の 幼稚園児 夜 お月様をみるのが 大好き でも ある夜 大慌て ママ 大変 大変 すこし前 お月様   まんまる だったのに 今日は 半分に なってる! お月様を 誰かが食べちゃった! あやちゃん 銀の風船の舟で これ以上 食べられないように お月様を 守りに行きたいよ ママ お月様を 灰色雲が 邪魔して お空から 消そうとしてる…. 風さんの 息で ピュゥピュゥして 雲を 追い払うように 頼のんで 欲しいよぉ ママ お月様が  今日は カステラ

          「ママ お月様がピンチだよ」ー詩ー

          「物のおしゃべり」―詩―

          坊やの耳は 不思議耳 沢山の声が 聞こえる ライラックの花は、 「わたし 奇麗にさいたでしょ。 お部屋にかざって 欲しいの。 坊やの部屋の匂い ひどすぎるわ」 やかんの蒸気は、 「ほらピューピィ ピューって お湯沸いたよ。 早しないと吹きこぼれる。 いそげ いそげ」 工作の 手バサミは、 「おねがい ガムテープを切るのに 使うの止めて。 歯同士が  くっついて離れない」 庭のアリは、 「暑いとこ 芋虫 運んでるんだ。 坊やの大きな足が  邪魔で通れないよ」 お気に入

          「物のおしゃべり」―詩―

          「十三夜月の指さし」詩~#シロクマ文芸部「夏は夜」

          夏は夜が 陰の主役だ 子どもたちは 頬をきらめかせ 花火と 高い喜び声で  夏の夜の 短い思い出づくりをする 街灯のうす黄色の灯り下では 沢山の小さな虫たちの 宵闇集会が 開かれる 蛾は 薄茶色の 羽根を広げ 数日の余命を 忘れ 恋人を慕い 灯りの下で 狂った パントマイム師のように 舞い続ける 小川は 十三夜月を 水面に 映し出し 昼間より 一層 闇に響く瀬音で 笛のような 響きを作り 月の 美しさを 讃えつつ流れる 刈り入れを待つ 稲穂は 緑の匂いを はこんでくる

          「十三夜月の指さし」詩~#シロクマ文芸部「夏は夜」

          「虫とおはなしする」―「あなたのマイブームを教えて!」大谷義則様企画に参加

          去年の夏 里山で コクワガタを 数匹 捕まえました。 カブトムシや オオクワガタに 比べると 体もちいさく 地味で ひっそりとしてます 昼間は ずっと土の中に 潜っているだけ。 夜中になると コソッコソッと ケースの中で 歩き回ります。 去年の夏は 熱い感触だけを残して 去っていき コクワガタたちも 急に 動きが鈍くなり 土に 潜って 出てこなくなりました。 どうも 冬眠してしまった ようです・・ もしかして 卵を産んでないか? 秋に調べたら、山椒の粒くらいの 黒い色

          「虫とおはなしする」―「あなたのマイブームを教えて!」大谷義則様企画に参加

          「カチューシャのつぶやき」―詩―

          わたしは おしゃれなカチューシャ あなたに 大事にされてる ロイヤルブルー・シルクのカチューシャ 幅広で エレガントなリボンの結び目が自慢 あなたは 白く高い頬と ルージュの赤の 似合う女の子 瞳は 淡いブラウンで  じっと見つめられると 心が魅せられる あなたは 答えに迷うと わたしに 手をやり 少し 顔をかたむける その しぐさが 愛しさを増した あなたの いくつかの ロマンスには 私が一緒だった キラキラした恋 涙粒が流れ続ける 出逢い 沖に ヨットで走りながら

          「カチューシャのつぶやき」―詩―

          「お星さま取って欲しいよぉ~」―詩ー

          あやちゃん お星さま 集めたいなぁ キラキラビースも使って ピッカリ・ネックレス 作りたい バアバに お空のお星さま  取ってと 頼むけど ・お月様が 独りぼっちになるから 可哀そうだよ.. ・バアバは 背がひくいから 届かない.. ・もう お星さまもねんねしてるから また今度・・ ・今度 バアバが 金色折り紙で もっときれいな お星さまを 作るから いい子で 我慢しようね・・っていうばかり   おにいちゃんに頼んで 折り紙飛行機  ピューッと飛ばして お星さま 落としても

          「お星さま取って欲しいよぉ~」―詩ー

          「テントウムシの宝物」ー詩ー

          テントウムシは おしゃれ虫 ルビー色に 黒の斑点模様の 夜会服を いつもルンと着てる 夏の夕立には 大慌て 自慢の服が 濡れてしまう! 雨宿りは 紫陽花の大葉の下 服の水を ラベンダーの 花粒で ていねいに 拭って 落とす 雨の日 お買いに行く時は 宝物の 緑の傘をさし ススキの原を チュクチュク 歩く こぬか雨の日 運がよければ テントウムシの 傘行列に 出会える 夏の雨は パープル あじさい色の 雨粒が 宝物の 緑の傘を  そっと たたく #詩 #Poetry

          「テントウムシの宝物」ー詩ー

          「若気の至りの閉幕」詩―青ブラ文芸部#白いワンピの女の子 応募作品

          二人は ともに 社会人 私は 普通のどこにでも歩いてる 女の子 あなたは 粋なブラックスーツに 黒縁眼鏡姿は TVコマーシャルに 出てきそうな風情がある あたしたちが 若さを 指の間から 全部 こぼして 尽くしても 二人は こうして 神保町の ぬくもりのある  小さな カフェで 向かい合い 目と目を 見あわせているかしら あたしたちが  逃げていく若さの 後姿を がむしゃらに 追いかけたら 二人は 何とか 青春時代に ぶら下がって いられるかしら 青春は 無くなってしま

          「若気の至りの閉幕」詩―青ブラ文芸部#白いワンピの女の子 応募作品