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半生の記録と記憶

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今まで生きてきた記録、感じたこと。表に出せなかった思い。蓋をしてきたこと。
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#自分

卓球部

卓球部

中学生時代は、卓球部に所属していた。

元々はテニス部に入ろうとしていた。

しかし、小学校のとき仲が良かった子と、テニス部入ろうと言っていたのだけれど、その子は別の中学に越境入学していなくなってしまった。

そして、二つ上に兄がいたのだけれど、兄はテニス部に入っていて、副部長をしていた。

なんとなく、兄と一緒の部に入るのは抵抗があった。

そして、それほどテニスに興味があったわけではなく、なん

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志望校をめぐって母親に泣かれる。

志望校をめぐって母親に泣かれる。

高校受験の時の話。

中学まで勉強を頑張っていた。

勉強のできる子、というのが、当時の自分にとって、唯一の取り柄かつ存在意義&アイデンティティ、みたいになっていた。

テストでいい点をとったときや、いい点をとって周りから褒められたり認められたりするのは嬉しかったけど、勉強しているその内容に興味関心や好きがあったわけではない。

楽しかったのは、唯一社会の歴史の部分、戦国時代くらいだ。

周りから

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転院

転院

鬱とカウンセラーから宣告され、心療内科の受診を勧められて、クリニックに訪れた。

このクリニックに訪れたのはこれが3回目だ。

1度目は、大学時代のカウンセラーに受診を勧められた時。

2度目は、会社員生活で、対人恐怖症のような状態になってしまったときに、どうにかしたくて受診している。

その時は、

日常生活に困ってるわけじゃないんでしょ?仕事に差し障りがあるわけではないんでしょ?

と言われて

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仕事のことを愚痴る父

仕事のことを愚痴る父

父親は、私が中学校3年くらいから二十歳を過ぎる頃まで、東北に単身赴任していた。

ちょうど私の思春期〜大人になる時期には父親が不在だったことになる。

当時はそのことについて何も思わないというか、父親がいてくれたら…と思うこともなかった。一度ある出来事があるまでは。

その件はまたの機会に。

それほど、父親との関わりや信頼関係やら、関係性そのものが希薄だったのかもしれない。

父は月に2度ほど、

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復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

大学に戻ることを決めて、そこからは、2回目の大学一年生をやり直すことになる。

それからの学生生活は、概ね、大学4年の就職活動までは、大きな支障はなく、大学生生活をわりあいと謳歌できたような記憶だ。

今でも大学時代はよかったな、自分の中でいい思い出としての記憶で残っている。

復学して、そこからもカウンセリングは継続して行なっていた。

本来、というか今考えると、当初学生相談室の扉を開いた理由で

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大学入学 ① 大学デビューを目指す。

大学入学 ① 大学デビューを目指す。

大学入学後は、どのサークルに入ろうかと、いろんな新入生歓迎会の飲み会に行ったり、見学に行った。

高校時代、友人に心を開けず、仲間もいなくて学校に居場所がなかった、自由な校風の高校にも関わらず、全く学生時代を謳歌できなかった、ほとんど自分の殻に閉じこもって、楽しむことのできなかった高校時代には戻りたくないという気持ちが強かった。

高校生の時はやっていたドラマ、あすなろ白書のような、青春ドラマみた

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小学校1年生2学期〜 ③祖父母との同居

小学校1年生2学期〜 ③祖父母との同居

転校、引っ越し、それは父型の祖父母との同居という新たな家族生活、家庭環境の始まりだった。

同居してすぐのときは、わりと祖父に懐いていた記憶がある。

仕事や畑に行く祖父の足にしがみついて離さなかったり、のちには祖父のやっていた畑で焼き芋を焼いてもらって食べた記憶もある。

これは楽しかったいい思い出かもしれない。

幼少期にほとんど関わった記憶のない父親の代わりの、身近な大人の、男の人の存在がで

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小学校1年生の2学期〜 ②転校先の教室にて

小学校1年生の2学期〜 ②転校先の教室にて

転校してすぐに、自分だけ、給食だかなんだかの手順か用意しておくべきものだかが見つからなくて、どうしていいか分からず泣いてしまったことがあった。

みんなは1学期から繰り返ししている流れも、引っ越ししてきた自分にははじめてのことで、勝手がわからず、不安やら混乱やらしてしまったような気がする。

すごく心細く、ショックで、悲しかった。

置いて行かれてしまう、置いてきぼりにされてしまう、自分だけが取り

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小学校入学

小学校入学

幼稚園を卒業して、地元の小学校に入学する。

この小学校は、一学期しか通ってないからよく覚えていない。

ロープにつかまって、滑車でターザンみたいに進んでいく遊具があったのが印象に残っている。

学校に行くのが嫌だった記憶も、学校で嫌なことがあった記憶も特にない。さすがに一学期しか通ってないので、記憶がほとんどない。

でも、記憶がないくらい、目立った不適合や苦しみもなかったのだろう。

このあと

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幼稚園時代〜前編

幼稚園時代〜前編

幼稚園時代のこと。
どんな幼稚園児だったか振り返ってみると、これといって大きな変わったところのない、ごく普通の子だった気がします。

遊ぶ時は、団地の原っぱで虫を取ったりするのが好きで、あとは、キャプテン翼世代で、団地の駐車場で団地の子らと、サッカーもしていた記憶があります。外でも遊ぶし、買ってもらった落書き帳がいっぱいになるまで、落書きしたり絵を描いたりもしていました。

ただ、兄と遊んだ記憶や

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現在〜 自己紹介

現在〜 自己紹介

最初に書いておくべきだったのですが、軽く今の自分の状況と自己紹介。

都心近郊の住宅地の一軒家(実家)に1人(と犬)と住む、40代男性です。

両親はすでに亡くなり、2歳違いの兄が同じ市内に越してきて住んでいます。

仕事は、絵を仕事にしようと自分なりに頑張っていましたが、やり方もわからず、結果も出ず、力のなさも感じており、今現在は週に3日ほどのバイト(6〜7年ほど続けている)と、ときおりある絵の

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半生の記録と記憶 年表とトピック

半生の記録と記憶 年表とトピック

現在40代の自分の半生を振り返り、過去を以下の通りに区分けして、その時々の感じていたことや人に打ち明けられなかった思いを記事にしてみようと思ています。

胸のうちを荷却しして、心の中に住む子どものころの自分を、見ていきたいと思います。

□出生〜幼児期

□3歳      
一番古い記憶。

□幼維園    
団地に住んでいた。
団地の友達を怪我させてしまう。
スイミングスクール。

□小学校1年

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