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大学入学 ① 大学デビューを目指す。

大学入学後は、どのサークルに入ろうかと、いろんな新入生歓迎会の飲み会に行ったり、見学に行った。

高校時代、友人に心を開けず、仲間もいなくて学校に居場所がなかった、自由な校風の高校にも関わらず、全く学生時代を謳歌できなかった、ほとんど自分の殻に閉じこもって、楽しむことのできなかった高校時代には戻りたくないという気持ちが強かった。

高校生の時はやっていたドラマ、あすなろ白書のような、青春ドラマみたいな生活が大学に行けば待っているに違いない、大学では高校とは違う学生時代をエンジョイするんだという気持ちがあった。

大学入学と同時にいろんな学生がら行き交うキャンパスで、自分はいわゆる大学デビューすべく、知り合った生徒と連絡先交換したりイケてる学生になるべく今までと違って社交的に振る舞ったりしながら、サークル探しや授業選びをしていた。

大学は社会学部という学部に進んだ。

これは、漠然とマスコミ業界に関心があり、華やかな世界に憧れがあった。

陰キャ、殻に閉じこもった高校生活を送りながらも、一方でその逆である華やかな世界や生活、性格や毎日に漠然とした憧れがあった。

そんなところから、受験の際の学部選びは、マスコミ系に近いと思われる社会学部を志望した。

高校時代の成績は2年生まで勉強もせず悪かったにも関わらず、あすなろ白書の影響で、立教大学や上智大学、成城大学や成蹊大学など、華やかさがあり、キラキラしているように見える大学を志望していた。

そこに行けば、自分もそんな一員になれる、と思い込んでいた。

それも、入学後一か月二か月もすると、だんだんと思い描いた学生生活やイメージと現実との差を感じ始めることになる。

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