小学校入学
幼稚園を卒業して、地元の小学校に入学する。
この小学校は、一学期しか通ってないからよく覚えていない。
ロープにつかまって、滑車でターザンみたいに進んでいく遊具があったのが印象に残っている。
学校に行くのが嫌だった記憶も、学校で嫌なことがあった記憶も特にない。さすがに一学期しか通ってないので、記憶がほとんどない。
でも、記憶がないくらい、目立った不適合や苦しみもなかったのだろう。
このあと、現在も暮らす元々祖父母が暮らしていた土地(といっても団地のある土地から駅でいうと二駅ほど)へ引っ越すことになる。
このことが、この引越しによる影響が、自分の人生に大きな影響を与えた気がしている。
もし、あのまま団地に住み続けて、祖父母と同居しなければ…
もし、あの引越しがなければ…
人生どうなっていたのだろうと思う。
もしくは、引っ越しの時期やタイミングが、もう少しずれて後だったら…
この引越し、祖父母との同居、タイミング…
このことが自分の人生にとって大きかったことのように感じている。
環境の変化による影響。
しかも小学校に上がって馴染み始めてすぐのタイミングで。
転校のタイミングについて、親はなにも考えてなかったのだろうか?
こういうところの親の無配慮や無頓着さに、いまだに怒りや不満、苛立ちを感じている。
幼い時の自分は、その後どんな生活が待っているのか、この引越しがその後の人生にどんな影響を与えるのか、そんなことはわかるはずもなく、ただただ言われるままに、決められるままに、転校し、今の実家のほど近い小学校へと、2学期から転校することになる。
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