観光テクノロジー企業 リアラ 伊東義史

札幌で観光系スタートアップ企業を経営しています。 日々の情報をまとめることで、知識を社…

観光テクノロジー企業 リアラ 伊東義史

札幌で観光系スタートアップ企業を経営しています。 日々の情報をまとめることで、知識を社会に還元したい。知識で世の中はもっと良くなる。そう思い、noteを始めました。 株式会社リアラ 代表取締役 https://i-reala.com/

記事一覧

様変わりし始めたインバウンド市場、ホテルの取り組みは?

札幌で観光系スタートアップ企業の代表を務めています、株式会社リアラの伊東と申します。 2023年に入り、東京が観光客で溢れてきました。嬉しい一方で、宿泊業は経営戦略…

徳島・半田病院のランサムウェア攻撃を復旧した記事。被害者だけではなく、攻撃者への取材、謎の交渉者の出現、想像もしない多重下請け構造。まるでミステリー小説を読み切ったような気分になった
https://nordot.app/977511889856217088

中国でビザ発給停止、観光に対する影響は?

中国政府は1月10日、入国の水際対策を強化した日本と韓国に対してビザ発給を停止しました。 中国の狙いは何か中国政府としては、大きく分けて3つの狙いがあります。 中国…

アメリカIT業界の崩壊、ヒトの使い捨てが始まった

2022年から23年にかけて、テクノロジー業界を震撼させるニュースが連日報道された。 アメリカIT業界の崩壊イーロン・マスク氏が買収を行ったTwitterは特に目立った。買収…

戦争が起きてコロナ禍でも、観光は「要」だし「急」になってくる

あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 どんな1年だった?やっと、2022年が明けました。私にとっての2022年は「どのようにこの世界…

札幌で観光系スタートアップ企業を経営する代表の経歴書(株式会社リアラ)

札幌出身でベンチャー企業を経営しています、株式会社リアラ代表取締役の伊東義史と申します。少しだけ変わった経歴を交えて自己紹介をさせてください。 札幌で就職するつ…

ファシリテーションスキルを上げるための参考記事

意見の食い違いでイライラしない最高の方法

会議で主張が噛み合わない経験、ありませんか? そんな時にイライラしないオススメの思考方法をお伝えします。 会議で主張が噛み合わない。例えば、営業が取ってきた案件…

COCOAで多重下請け問題が表面化していますが、根本原因は発注者が上流工程を理解していないこと。ただ現実的には上流工程は難しい。三次以下の下請けは低売上と無責任な責任で苦しむだけなので、上流工程が出来る人を雇うことをおすすめします。
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2005/28/news029_4.html

入社3〜5年目に読む教科書

入社3年を超えてくると仕事も慣れてきますよね。私は入社3年目に、何となく「自分だったら出来る」という謎の万能感を持っていましたが、後々考えるととんでもない勘違いで…

成長企業は「部下がなぜ働くのか」を知っている

私は企業のマネジメントについてコンサルティングを行う機会があります。部長や課長クラスに対して、「あなたの部下はなぜ仕事をしていると思いますか?」と聞くのですが、…

「給料を上げて」を深く考える

黙々と働いていて、黙々と成果を出す。世間では「うちの会社は給料が低くて…」なんて言葉もよく聞かれますが、あなたも「給料を上げて」と思ったことはありませんか? 「…

人をデジタルで評価し統治する中国の最新事情

中国では街中のありとあらゆる場所に監視カメラが設けられ、人々が管理されているというイメージが強いかもしれません。一方で、データやデジタル技術を活用したサービスや…

本日34歳になりました。
気がついたら人生なんて折返し。年を数えるのも忘れるくらいで、人に言われて気付く。それくらいに今を楽しく生きて、前に進んで行けることに喜びを感じたり。

効率的に退会を防ぐ最適な手法は「カスタマーサクセス」

「カスタマーサクセス」という言葉を知っていますか? カスタマーサポートのことだよね?という方、残念ながらハズレです。SaaSやサブスクリプションでサービスを提供して…

全員に責任があるときは、誰にも責任がない

様変わりし始めたインバウンド市場、ホテルの取り組みは?

札幌で観光系スタートアップ企業の代表を務めています、株式会社リアラの伊東と申します。

2023年に入り、東京が観光客で溢れてきました。嬉しい一方で、宿泊業は経営戦略を変えていく必要性があります。

この記事ではあらためてインバウンド、とりわけ中国人観光客についてまとめています。

インバウンドが戻る東京だが、光景は様変わりインバウンドが戻ってきた東京。渋谷の街を歩いていても、人の多さはコロナ前と

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徳島・半田病院のランサムウェア攻撃を復旧した記事。被害者だけではなく、攻撃者への取材、謎の交渉者の出現、想像もしない多重下請け構造。まるでミステリー小説を読み切ったような気分になった
https://nordot.app/977511889856217088

中国でビザ発給停止、観光に対する影響は?

中国でビザ発給停止、観光に対する影響は?

中国政府は1月10日、入国の水際対策を強化した日本と韓国に対してビザ発給を停止しました。

中国の狙いは何か中国政府としては、大きく分けて3つの狙いがあります。

中国政府としてはコロナに打ち勝ったと表明している中、他国からコロナ感染を疑われる構造は避けたい

主に旅行代理店を締め出すことにより、海外渡航による資金流出を抑えたい

海外の情報を国内に持ち込ませたく無い

昨年のサッカーワールドカッ

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アメリカIT業界の崩壊、ヒトの使い捨てが始まった

アメリカIT業界の崩壊、ヒトの使い捨てが始まった

2022年から23年にかけて、テクノロジー業界を震撼させるニュースが連日報道された。

アメリカIT業界の崩壊イーロン・マスク氏が買収を行ったTwitterは特に目立った。買収から数日で従業員を大量解雇し、自分の意見に反する者は容赦なく切り捨てた。

Twitterは利益が少ないためGAFAには含まれないが、全世界的に影響力の持つサービスであることや、IT業界を象徴するような働き方を実践する企業だ

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戦争が起きてコロナ禍でも、観光は「要」だし「急」になってくる

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

どんな1年だった?やっと、2022年が明けました。私にとっての2022年は「どのようにこの世界に好影響を与えられるのだろうか」と思い悩んだ1年でした。

ロシアによるウクライナ侵攻という新たな戦争が始まり、この時代でも大規模な侵略戦争は無くならないということに、あらためてショックを受けました。

一見すると、街は制圧され

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札幌で観光系スタートアップ企業を経営する代表の経歴書(株式会社リアラ)

札幌出身でベンチャー企業を経営しています、株式会社リアラ代表取締役の伊東義史と申します。少しだけ変わった経歴を交えて自己紹介をさせてください。

札幌で就職するつもりが、急に就職氷河期に入学当時は新卒の超売り手市場で、先輩方も「内定なんて簡単だよ」「2桁の内定貰った」というくらい簡単に出る時代だったので「このまま地元で就職しようかな」と思っていました。

が、自分が就職活動時期になった矢先にリーマ

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意見の食い違いでイライラしない最高の方法

意見の食い違いでイライラしない最高の方法

会議で主張が噛み合わない経験、ありませんか?
そんな時にイライラしないオススメの思考方法をお伝えします。

会議で主張が噛み合わない。例えば、営業が取ってきた案件で、納品部門と揉めることは有りませんか?

営業「案件を取ってきたから後はよろしく!」

納品部門「こんな案件やってられるか!」

営業「なんで、あいつら納品部門は動かないんだ。怠惰だ!」

納品部門「きちんと要件を整理して、もっと高い売

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COCOAで多重下請け問題が表面化していますが、根本原因は発注者が上流工程を理解していないこと。ただ現実的には上流工程は難しい。三次以下の下請けは低売上と無責任な責任で苦しむだけなので、上流工程が出来る人を雇うことをおすすめします。
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2005/28/news029_4.html

入社3〜5年目に読む教科書

入社3〜5年目に読む教科書

入社3年を超えてくると仕事も慣れてきますよね。私は入社3年目に、何となく「自分だったら出来る」という謎の万能感を持っていましたが、後々考えるととんでもない勘違いでした。遠回りにも、自分が何も知らないと気付かせてくれた良書をご紹介します。

イシューからはじめよ「この会議、無駄だなぁ」と思ったことはありませんか?

時間になっても始まらず、5分後くらいにグダグダっと始まる会議。特定の人だけが話してい

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成長企業は「部下がなぜ働くのか」を知っている

成長企業は「部下がなぜ働くのか」を知っている

私は企業のマネジメントについてコンサルティングを行う機会があります。部長や課長クラスに対して、「あなたの部下はなぜ仕事をしていると思いますか?」と聞くのですが、大企業では大体が答えられません。一方で、ベンチャー企業のマネージャークラスは比較的、この質問に対する回答が得られることが多いと感じています。

部下がなぜ仕事をするのか、そこに組織の成長がある部下がなぜ仕事をするのか。もちろん、この問に共通

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「給料を上げて」を深く考える

黙々と働いていて、黙々と成果を出す。世間では「うちの会社は給料が低くて…」なんて言葉もよく聞かれますが、あなたも「給料を上げて」と思ったことはありませんか?

「給料をもっと上げてくれ!」は会社にとってどう捉えるべきなのか。これを追求すると経営者視点での報酬やPLの考え方に行き着くだけではなく、労働者視点としても面白い話になります。

平均年収って知っていますか?ところで、日本における正規雇用の平

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人をデジタルで評価し統治する中国の最新事情

人をデジタルで評価し統治する中国の最新事情

中国では街中のありとあらゆる場所に監視カメラが設けられ、人々が管理されているというイメージが強いかもしれません。一方で、データやデジタル技術を活用したサービスや統治の考え方は、知れば知るほど面白くなってきます。

もはや現金は時代遅れに日本では当たり前のように現金を使えますが、実は今や中国や台湾では「現金お断り」のお店も多いんです。それもそのはず、中国では97%がスマホ所有し。内98%が決済に利用

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本日34歳になりました。
気がついたら人生なんて折返し。年を数えるのも忘れるくらいで、人に言われて気付く。それくらいに今を楽しく生きて、前に進んで行けることに喜びを感じたり。

効率的に退会を防ぐ最適な手法は「カスタマーサクセス」

効率的に退会を防ぐ最適な手法は「カスタマーサクセス」

「カスタマーサクセス」という言葉を知っていますか?

カスタマーサポートのことだよね?という方、残念ながらハズレです。SaaSやサブスクリプションでサービスを提供している方は知らないと、この先時代遅れになるかも知れません。

カスタマーサクセスは営業支援ツール(SFA)で世界的シェアを誇るSalesforceを中心として提唱されている概念です。一見するとカスタマーサポートと似ている言葉ですが、その

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