戦争が起きてコロナ禍でも、観光は「要」だし「急」になってくる

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

どんな1年だった?

やっと、2022年が明けました。私にとっての2022年は「どのようにこの世界に好影響を与えられるのだろうか」と思い悩んだ1年でした。

ロシアによるウクライナ侵攻という新たな戦争が始まり、この時代でも大規模な侵略戦争は無くならないということに、あらためてショックを受けました。

一見すると、街は制圧され破壊しつくされ、交易は行うことが出来ず、圧倒的な暴力の前に企業や個人は無力ではないかと感じていました。一方で実際のウクライナ国民の行動を見ていくと、巡航ミサイルが飛び交いエネルギーインフラが無い中でもインターネットを介して情報発信を行ったり、経済活動を継続したりしています。

歴史的に見ても当然のことではありますが、戦争が始まったからと言って、個々人の活動全てが消滅するわけではありません。経済活動を行いながら、戦うわけです。

そんな彼らを横目に、「何が出来るのだろうか」と悶々とした日々を過ごした1年でした。

皆さんは2022年、どんな1年でしたか?

観光は不要不急?

観光産業は「平和産業」だと言われます。戦争や疫病などの社会的不安に苛まれると、その消費は一気に落ち込むため、「平和」な時にしか価値を産まない「産業」と言われています。

さて、観光は不要不急なのでしょうか?観光は様々な側面があるので、不要不急かは立場によって大きく異なってくるかと思います。

日本にとって観光産業が名目GDPに占める割合は7.5%、雇用数に対する観光産業関連雇用数の割合は7.0%と、国にとって切り捨てるには大きい産業と言えます。成熟した日本で、唯一伸びている産業とも言われ、外需の囲い込み(外貨獲得)が期待されています。

また、私は観光が生む可能性は「平和」を生み出す産業だと考えています。平和を実現するにはお互いの理解が必要不可欠です。イデオロギーや国の当地の仕組み、リーダーの考え方によって戦争は生まれてしまうものですが、国際的な協力によって戦争に対抗することで、今後の抑止力を生むことは間違いありません。観光だけではその国のことを十分には理解出来ませんが、少なくとも生きた人間であり、身近な存在であると知ることから、全てが始まると思っています。

今年、リアラが目指すこと

1.パートナー企業とともに、観光産業を立て直す!

今年は観光業界にとって大きな転換期となります。現在、全年齢における新型コロナ致死率は98.4%低下したと言われています。withコロナと呼ばれる時代に突入し、観光の需要は無理やり作り出された内需から、訪日外国人旅行客の囲い込みへとシフトしていきます。行政による割引施策という補助輪が外され、いよいよ自らの足で自立出来るよう漕ぎ出さなければなりません。

私たちリアラでは、宿泊施設に対してソリューションを提供し、リソース削減や、新たな顧客層の集客といった価値を提供していきたいと考えています。

2.リアラにとっての中核人材(COO、CIO)採用と育成

リアラはまだまだスタートアップです。特にヒト・モノ・情報が足りていません。特にテクノロジーに精通していて、WEBテクノロジー、機械学習、AI技術といった最先端に取り組み、新しいことを一緒に楽しめるCIO人材が必要です。また、宿泊施設に対する営業から価値提供までをデリバー出来るCOO人材も必要となります。

テクノロジーで旧来型の産業をアップデートすること、つまらないと感じる日常に光を指して「感動」を提供したい、多くの人のQOLを1mmでも上げていきたい。そんなことに共感出来る人材を増やして参ります。

3.最高に楽しむ!

色々と書いていますが、人生や観光で重要なことは「楽しむ」ことです。私自身、2022年は楽しみ切ることが出来なかったと反省しています。身体を鍛え、心身共に健康で、家の外に出て友人と交流したり、仕事に没頭したり。

皆さんと一緒に、楽しいと思えるような2023年を過ごせればと思っています。


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