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歴史考察

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歴史について考察した記事をまとめています。
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#情報

中山間地域と「場」の重要性

中山間地域と「場」の重要性

なかやまあいだちいき、ではありません。
ちゅうさんかんちいき、です。

日本における地域区分のひとつ。
平野の端から山間地までをまとめた地域!

このように農林水産省では
農業地域を四つに区分しているのですが、
このうち中間農業地域および山間農業地域を
合わせた地域のことを指します。

中間と山間で「中山間」です。

日本列島は山がちな島。
平野と山、どちらが多いかと言えば
山のほうが圧倒的に多い

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「衣・食・住」と「医・ショック・情」

「衣・食・住」と「医・ショック・情」

「いしょくじゅう」と「いしょっくじょう」!
これは人間の生活に欠かせないものです。

特に『衣食住』が必要だ!とは、
昔からよく言われていますよね。

これらは、人間の欲求や心理に
ダイレクトに対応しています。

服を着ずに真っ裸では寒いし恥ずかしい。
食べないことには人は生きていけません。
家が無いと、安全とはなかなか言えない。
最低限の「衣食住」を揃えようとする。

そのため「衣食住に関わる仕

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「Inaoなリライト」その16 ~水野 敬 さんの自己紹介文より

「Inaoなリライト」その16 ~水野 敬 さんの自己紹介文より

LinkedInの自己紹介文を、私なりに自由に
解釈してリライトする「Inaoなリライト」!
※SNS公開の許可をいただいた文のみ紹介。

水野 敬 さんの自己紹介文からは、
数々のピンチ、そしてそれを水野さんなりに
努力して解決してきた軌跡を
読み取ることができました。

「同じように悩んでいる方を救いたい!」

そんな想いにあふれるキャリア…。
私なりにリライトした文章にて、
その一端が伝わり

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ネット化に置いてけぼりの組織、そして個人判断

ネット化に置いてけぼりの組織、そして個人判断

情報の「ネット」ワーク、すなわち情報「網」!

これが発達してきたことで、
他のネットワークにもつながり、
自由化され、活用されていますよね。

本記事では様々な「ネット化」のお話を書きます。
まずは情報、モノ、カネ、ヒトのネット化の概要。

①情報

「インターネット」の発達で
情報が自在にやり取りできるようになりました。
最初はマイコン、次いでパソコン、
そしてモバイル、メール・SNSも発達し

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「衣食住」と「医ショック情」

「衣食住」と「医ショック情」

いしょくじゅう。いしょっくじょう。
本記事は、これについて書きます。

人間に欠かせないもの、として
「衣食住」と、よく言われますよね!

これは、人間の欲求や心理に
ダイレクトに対応しているから。

服を着ずマッパだと差しさわりがある。
食べないと、人間、生きていけません。
家が無いと、落ち着いて暮らしにくい。

ですので、最低限の「衣食住」を
揃えることが大事だ、と言われます。
そのため「衣食

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情報の産業革命、共通点と相違点

情報の産業革命、共通点と相違点

『情報革命』という言葉がありますよね。

情報は、informationの訳語です。
informの名詞形。インのフォーム。
心の中にインして、フォームする。
「中に入って形作る」という意味。

簡単に言えば「お知らせ」です。
ただ、インしてフォームしないと、
つまり、心の中で何かが形作られないと
真の意味でのinformationとは言えない。
ここから、「価値のある『貴重な情報』」と
「価値の

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開く/漬ける ~活け造りと南蛮漬けと情報加工~

開く/漬ける ~活け造りと南蛮漬けと情報加工~

「開化(かいか)と閉漬(しめづけ)」
という言葉を使って
日本史を解釈した記事を先日書きました。

かいつまんで書けば、島国である日本史は、
◆「オープン&チェンジ」=開化
◆「クローズ&ピクルス」=閉漬
を繰り返してきたのでは?という視点。

ただ、考えてみますと、
「国のようなマクロの素材だけでなく
個人のようなミクロの素材にも
これは当てはまるのでは…」とも思った。

個人のキャリア。家族と

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お題LinkedIn活用法

お題LinkedIn活用法

私のLinkedIn活用法は『ペッパーミル』です。

2023WBCでも一躍有名になった、アレ。
ごりごりと、胡椒を挽くやつ。

本記事は、LinkedIn News編集部(日本) の
お題に乗っかって、
私が勝手に「リンクトイン活用法」について
書いたものです。

胡椒は、大航海時代の原動力にもなったほど
ヨーロッパの人にとって切望されたものです。
英語では、ペッパー。

ペッパーの語源は「ヒハ

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東京一極集中の現在、地方多極分散の過去

東京一極集中の現在、地方多極分散の過去

「東京一極集中」いわゆる「東京一人勝ち」!
よく言われることですよね。

「地方には人が少ない…」
「おらこんな村いやだ…」
かなり昔から言われてきました。
「コロナ禍で地方が再び注目の的!」
「地方創生だ、まちの消滅を防げ!」
最近、言われていますよね。

人口移動には必ず理由があります。
もちろん要因は複雑ですが、
「全体としての大きな傾向と理由」はある。

本記事では「東京一極集中」について

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モータリゼーションとSNSリゼーション

モータリゼーションとSNSリゼーション

自動車の普及を「モータリゼーション」と言います。
これにならって、
SNSが普及することを「SNSリゼーション」と、
呼称する、と仮定しましょう。

このSNSリゼーションは
生活に何をもたらすのか?

すでに普及が進んでいる自動車のほう、
モータリゼーションの影響と比較対照することで
探ってみたいと思います。

以下は、「モータリゼーションの影響」で
検索したページに出てきた文章を参考に、
私が

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日本でのマスコミへの信用度

日本でのマスコミへの信用度

「世界価値観調査」というものがあります。

結果はネットで閲覧することができます。
最新の結果は七回め。
2017年から2021年にかけて行われました。

全国民への調査ではなく
各国で1,000人から3,500人に対して
アンケートしたものです。
例えば第四回めの調査では
一カ国当たり平均1,330人、世界累計で
約92,000人に対してアンケートが行われました↓

ゆえに、完璧に価値観を調査で

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ざっくり過ぎる情報革命史

ざっくり過ぎる情報革命史

「情報革命」「IT革命」が
進行中の乱世、である。

私は以前の投稿で、
「ざっくり過ぎる世界史」という
投稿をした↓

◆産業革命
◆世界大戦
が大きな境目となった、という
趣旨の投稿だった。

…いま進行中の「情報革命」にも、
「境目」があるのではないだろうか?

そう考えて、
あくまで「日本の情報革命」、
という観点から、
「境目」を考えていきたい、と思う。
本記事は、その思考過程である。

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歴史で食っていく2 ~歴史論争を食材にして~

歴史で食っていく2 ~歴史論争を食材にして~

1、井沢VS呉座論争『逆説の日本史』シリーズで有名な井沢元彦さん。『応仁の乱』でベストセラーを飛ばした呉座勇一さん。このお二人が、歴史について論争をされています。

そもそもは、「アゴラ 言論プラットフォーム」上で、百田直樹さんの『日本国紀』について、八幡和郎さんが評論したことから、色々な論客を巻き込んで、論争が続いています(2018年11月17日付)↓。

※百田尚樹さんの『日本国紀』はこちら。

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