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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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2019年12月の記事一覧

家族と起業の関係について

家族と起業の関係について

27歳で結婚し、今は妻と5歳・2歳・1歳の男の子の5人家族で暮らしています。

核家族で子ども3人、且つ幼児期の年子の子育ては中々にハードだなと感じていますが、毎日笑ったり怒ったり沢山の刺激を受けながら、日々の生活はそれなりに楽しく、幸せな時を過ごしているのかなぁと思っています。

仕事は、2019年5月30日に起業し、HRTech領域でスタートアップをしています。

「子ども3人いるのによく起業

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道の駅を足掛かりにしたローカル起業の方法

道の駅を足掛かりにしたローカル起業の方法

近年の起業スタイルとして、ネットを活用することは定番で、ヤフオクやメルカリを商品販路としている人は多い。しかし、ネットのインフラが普及している現在では、リアルの販売拠点を持つことの重要性が高まっている。実際に対面販売をする中で、顧客の反応を確かめたり、商品についての意見や感想を聞くことはテストマーケティングとしても有意義で、それがネット販売にも役立つためである。

しかし、実店舗の経営には固定費が

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世の中には「勝ち組の会社にいるのが好きな人」と「自分の手で会社を勝ち組にしたい人」がいる

世の中には「勝ち組の会社にいるのが好きな人」と「自分の手で会社を勝ち組にしたい人」がいる

経営者として人材の採用・育成に携わり、世の中のビジネスパーソンは大きく、二つの種類に分類できることに気がつきました。「勝ち組の会社にいるのが好きな人」と「自分の手で会社を勝ち組にしたい人」の二種類です。

どちらかが優っていて、どちらかが劣っているという話をしたいわけではありません。ただ、本当の意味で勝ち組になっていくのは後者——つまり、「自分の手で会社を勝ち組にしたい人」だと思います。

なぜな

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メイ社長の著書『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』が、ビジネスマンとしての必勝の教科書、プロレスファンとしての涙腺崩壊本であった話。

メイ社長の著書『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』が、ビジネスマンとしての必勝の教科書、プロレスファンとしての涙腺崩壊本であった話。

こんにちは。大のプロレスファンであり、メイ社長の大ファンでもある日本経済新聞の井木です。

そんな私がプロレス本としてではなく、ビジネス本として待望していた著書が発売されました。

それが『百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者』です。

今回はその感想文になるわけですが、ぜひ以下に当てはまる方はこの記事、そしてこの著書をお読み頂ければと思います。

・マーケティング担当者/志望者の方
・現在/次

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高校時代、ユニ・チャーム高原慶一朗さんに感動した話。

今日縁あって事業継承に関するコラムを書いていました。私も仕事柄縁もゆかりもない地域の方々と三世代に渡ってお付き合いすることも珍しくない人生です。先代がなくなり、現役世代が事業継承し、そして次なる世代が地元に戻ってくる。この次なる世代と私は今同じくらいの年代です。これからは自分が先代たちの年齢に近づいていくわけですが、あとこのコラムで書こうと思って方がいたのでnoteにも少し出しておきたいなと思いま

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2020年1月1日 開業します!

2020年1月1日 開業します!

先日、こちらのnoteで触れた個人事業主としての開業のことについてつらつらと。

なんで開業するのか僕もまさかこの年齢で開業するとは思っていませんでした笑
それでも生きている中で流れみたいなものがあり、今回はその流れに乗って開業という形になりました。

sanmiで業務委託という料理人としては新しい働き方を提案していただいた時、すっごくワクワクしました。
料理人としてしっかりと修行しながら、個人と

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あなたの影響力で「組織を動かす」ためには

あなたの影響力で「組織を動かす」ためには

“この記事は事業会社で働くデザイナーを中心としたコミュニティInHouseDesignersのアドベントカレンダーの記事です。”

プロダクトづくりにはデザイン思考や、リーンスタートアップなど、世の中には既存の優れたモノづくりのための思考法やフレームワークがすでに多く存在しています、

それらの方法論を利用することで顧客やチームの課題を解決することができると多くの書籍では語られていますが、そ

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今年は稼いだ話

今年は稼いだ話

やあみんな!年末だよ!フリーランスのみんな、自営業のみんな、あと2日で決算終了、確定申告だよ!でもって、銀行は明日までだよ。

さて、今年の3月、私が書いた記事をご覧になったかた、覚えていますでしょうか。私の年収がひどかった話ですね。

二桁って書いてあるけど、まあ、ぶっちゃけまあ50万円くらいの年収よ。年収低すぎて市民税も国保もめちゃ安かったわ。

けど、2年連続で200万ずつ売上落ちてるんでね

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初対面の方に会社もらうことになりました。社長になるらしいです私。

初対面の方に会社もらうことになりました。社長になるらしいです私。

こんにちは。msy.です(@maru_maruer)!!

題名の通り、
会社もらうことになりまして、近々社長になります。

んーまぁぶっ飛んでる話ですよね。

社長になる事をツイートしてからの反響がめちゃ大きかったんで、
気になってる人多いと思います。。

あんま詳しい話は書けないんですけど
簡単に経緯について書いてみます。

世の中にはこんなコトもあるんだなーって
自分もびっくりしてます、、、

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いつお店をたたむのか?撤退判断の難しさ

いつお店をたたむのか?撤退判断の難しさ

NOZYコーヒーさんが破産したという話を聞いて、そんなまさか!と僕は慌ててスマホで検索した。

本当だった。負債総額1億1000万円。

2014年に新店舗として出した木更津のカフェが苦戦して2017年に撤退...サードウェーブコーヒーの走りとして名を馳せた名店であり、カフェ×コーヒーロースターという業態の立役者でもあった。

友人が仲良くしていたのでオーナーさんのことも知っていたから、なおさらシ

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カナダのスタートアップ企業で得た働きやすさに関する知見10選

カナダのスタートアップ企業で得た働きやすさに関する知見10選

バンクーバーにある某ウェアラブルデバイス制作のスタートアップ企業を退社して早数ヶ月たちました。

2年間のカナダ企業勤務で得た働きやすさに関する知見を独り占めするのももったいないので、記憶がまだ鮮明なうちにまとめておこうと思います。
いちエンジニア目線の雑感ですが、関係のない職種の方にも通じるところはたくさんあると思うので、ぜひ参考にしてください。

前情報としては、私は日本でweb/UIデザイナ

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【レポ】共感時代のこれからの事業とは。"想い"を軸にした2人の起業家の挑戦。

【レポ】共感時代のこれからの事業とは。"想い"を軸にした2人の起業家の挑戦。

「これからの時代は共感が大事だ」と最近よく耳にします。

誰かの"想い"に共感した人が集まり輪が広がっていき、やがてその輪が経済圏となる時代が来ています。

社会に目を向けると、同じ方向を目指しながらさまざまな面白い取り組みをしている企業や個人がたくさんいます。

彼らがGCストーリーを基点につながりを広げられたら素敵だな、と月に一度社名にちなんで彼らの「成長と貢献のカタチ」にフォーカスした「MY

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ミッション・ビジョン・バリューは誰のもの?

ミッション・ビジョン・バリューは誰のもの?

採用を運用含めまるっと担当する CASTER BIZ recruitingで責任者をしている@MihoMorikazuです。

先日、事業部の有志メンバーで集まって、事業部のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を再定義しました。
今日は、なぜ再定義したのか、どんな風にMVVを再定義したのか、どんなMVVができたのか、その後…について書きます。

こんな人が読むといいかも- 組織のミッション・

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2020年、ベンチャー礼賛だけで本当に良いのだろうか?

2020年、ベンチャー礼賛だけで本当に良いのだろうか?

2020年、ベンチャー礼賛だけで本当に良いのだろうか?時代は、どんどん先に行っている。シリコンバレーも中国も、ベンチャーではなく、日本の大企業をはるかに凌ぐ大企業(メガベンチャー)が、最先端の技術、最先端の組織論を、最先端の哲学啓蒙しながら展開している。お金もパテントも人間も、社会全体でダイナミックに再構築することで、没落していく産業を大きく上回る富も生んでいる。

大企業が停滞している
大企業の

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