Yuki/農ときどき旅

結婚を20年で卒業。稲作、国内スロー旅。17年のワインバー経営のち45歳で稲作へ。元夫…

Yuki/農ときどき旅

結婚を20年で卒業。稲作、国内スロー旅。17年のワインバー経営のち45歳で稲作へ。元夫の武司くんと民泊やってサトナカクッキー作って売ってます。座右の銘は「備えよ常に」「物事にはわけがある」。好きな食べ物は米。半年前から英語の学び直し始めました。女です。

マガジン

  • ADHD社長の散らかった部屋へようこそ

    ADHD(注意欠如・多動症)である私の散らかった思考がそのままマガジンになっています。日々書かれることに一貫性はありません。

  • 後でしっかり読む

    noteで繰り返して読みたい記事をストックしておきます。

  • 黄斑円孔闘病記

    2023年2月に受けた黄斑円孔の手術の記録です。完結したら有料になります。

  • 脱力力 ー 50歳からの体メンテ ー

    「顔が左右で違う?」きっかけはひとつの気づきから。50代女、今までの生活で積み重なった体の不調、独りよがりと思い込みの健康方法。自分は平気と言う盲信。事実に直面した1年間を記録しました。

  • 水田皮膚病レポート

    無農薬の田んぼで起こる悲劇。「なにこれ!気持ち悪い!」「もしかして水質汚染なのか?」「農薬が原因なのでは?」「ママぁ!かゆいよぉ!」皮膚科へ行くも「ははーん、虫か草にかぶれたんでしょう」と言われまともに治療すらしてもらえない。いったいこの猛烈なかゆみは、手にできた無数の水泡はなんなのか。実際に発症した私と家族が謎の症例を追った連続9回の記事です。すべての自然栽培や無農薬の田んぼで体験田植えをやっている方にお届けしたいです。

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初めての長い旅はソ連

11歳の小学6年の夏、ソビエト連邦に旅行に行きました。お父さんと二人、横浜から船に乗っての旅でした。1979年の話です。 ナホトカという港に着き、列車でハバロフスクという町に行き、そこからアエロフロートでモスクワへ。数日滞在の後、ウィーンへ行って、またモスクワに戻り、来たように帰る。という約2週間の旅です。 町の中に店の看板がないとか(あってもブレジネフ書記長がレーニン)、兵士がめちゃ男前とか、女の子がみんなオーガンジーみたいなフワフワのリボンを結んでいてそれが欲しかった

    • 50歳の処方箋 首からもう歪んでいる

      こんにちは。元気になってきたので投稿続きます。「黄斑円孔闘病記」の続きも書きますのでお待ちください。すみません。 元気になるには元気のもとが必要だ。エンジンが動くのに燃料がいるのと同じで、人間が元気よく活動するには食べることが必須である。人は食べたものでできている、と誰かが言っているように、食べたものが体を直し、体を作り、活動するためのエネルギーを生み出す。 食べるには健康な歯が必要だ。まあ入れ歯でもいいのかも知れないけれど、私はクリスプなもの、カリカリしたものや、ばりぼ

      • 50歳の処方箋 -歯の部-

        ADHDというのは、続けることが苦手であるわけなんだけど、さて、50代というのは今まで続けてきたことが大きく形になって表れる年代でもある。ある日自分の写真を見て思った。 ありゃ?なんか右と左で顔が違うんじゃない? ポテチをむさぼり食う私。撮られることを意識してない、まことに間抜けな写真なのだが、だからこそ普段の顔が赤裸々にあらわれている。写真を撮るとなると顔を作るし、鏡を見る時ですら意識して顔を作る。それが人というものだ。だから、この気の抜けた写真は本当に人から見えている

        • 50代の処方箋

          みなさん、こんにちは。私はちょっと元気がでてきましたよ。こないだニュース見たら「新幹線大爆破」という1970年代映画がリメイクされる記事が出てて(そういやこの映画レビュー書いたなぁ)と思い出し、引っ張り出してきました。 その記事にこんなくだりあるんですね。 ……….. ところで、この映画の中で、犯人を捕まえるための会議が何回もあるんだけど、こんなセリフがあるの。ちょっと聞いてくれるかしら。 1970年代で50歳は老人なのよ。今と違って当時は20歳過ぎたら女は結婚の話が

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        初めての長い旅はソ連

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        • ADHD社長の散らかった部屋へようこそ
          11本
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        • 後でしっかり読む
          58本
        • 黄斑円孔闘病記
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        • 脱力力 ー 50歳からの体メンテ ー
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        • 水田皮膚病レポート
          9本
          ¥550
        • カウンターの外は動物園
          29本
          ¥200

        記事

          黄斑円孔闘病記 -5-

          自覚症状があったのか この症状に至るまでのあいだ、自覚症状があったのだろうか。 やたらと涙が出る、と言うことはあった。一方、日記のなかから次のような一文を見つけ出した。2022年2月2日となっている。症状の出るちょうど1年くらい前だ。 この時、東北へ長期の当時旅行へ出かけているときで、まさに左目の奥の部分に異変を感じている。兆候はあったというわけだ。 先生の手術の説明によると、2000回に1回くらいの確率で手術中に傷がついてそこから菌が入り失明になる、網膜などを誤っ

          黄斑円孔闘病記 -5-

          黄斑円孔闘病記 -4-

          前回は入院まで私がどんな風に日常を過ごしていたかを書いてみたのだが、ここで客観的に私の症状と先生の説明を改めて整理してみよう。ここで登場するのが我が妹である。 私が大学病院で先生から話を聞いている間、一緒に行ってくれた妹はせっせと横でメモを取ってくれた。私は特に人の話をちゃんと聞いていない傾向がある。聞いても忘れることが多い。都合のいいところしか聞いていなかったりもする。 そういう私の性格を知ってかどうか、いや、多分知ってのことだ。ひとりで行かせると何にもちゃんと聞いて来

          黄斑円孔闘病記 -4-

          黄斑円孔闘病記 -3-

          さて、ここまでをちょっと時系列で並べてみようと思う。日記を書いていたのでそこから少し抜粋。1月は目のこともあったけど膝の負傷もあった。電車に乗り遅れまいと走ったら最後の方で膝がぐにゃりと曲がり、そのまま階段に膝をブチつけて流血事態になってすごく情けない気持ちになった。追い打ちをかけるように仕事での失敗も増える。病気とは関係ないことも書いてあるけど、日常をこなしながら進んで行くというイメージが掴んでもらえたら。 1月7日(土) 歪んで見えていることに気づき、町の眼医者を予約、

          黄斑円孔闘病記 -3-

          黄斑円孔闘病記 -2-

          目玉の中身 大学病院。眼科の待合には老若男女が20メートルくらいある待合座席にびっしりと座っている。みんな神妙にマスクをしており、液晶画面に映る番号を眺めている。これは自分の受付番号が画面に出てくるのを待っているのだ。中央に視力検査をする大きな部屋があり、目を検査する機械がならんでいる。私はまずひとつ目の機械の前に座り目の中を看てもらった、次にその隣にある機械の前に座って突き出た部分に目を押し当てた。次に恒例の視力検査だ。そこでまた待合に戻された。ずいぶん待ってから今度は

          黄斑円孔闘病記 -2-

          黄斑円孔闘病記 -1-

          初期の見え方と視力検査 昨年のちょうど今頃は目の奥に穴があいて大騒動だった。目に穴があくという表現にピンとこないかも知れない。私もまったく実感がなかった。ある日、なんとなく左目だけでものを見たら (あれ?なんか見え方が変) となったんである。試しに人の顔を見ると、人間に見えない。どういうことかと言うと、宇宙から来た別の生き物のように一部が欠け、ぐにゃりと歪んで見える。VXで作られたホラー映像になるのだ。どんなに美人でも、かっこいい男性でも恐ろしい異形の生き物になる。

          黄斑円孔闘病記 -1-

          ボロ宿旅に持って行くもの 9選

          旅に何を持って行くかというトピックを乱暴に決めることはできない。例えば、春に車で近場の温泉へ一泊旅行へ行くのと、冬場に東北へ2週間行くのとでは、持って行くべきものが違って当然だろう。今回、ちょうど旅の途中なので、持ってきているものを紹介したいと思う。このところの精鋭グッズなので、結構自信をもって紹介できるはずだ。 その前に、私の旅スタイルを知らせておきたい。まず、旅行に持って行くのはリュックでキャリーカートは使わない。2週間の旅行でもリュックひとつである。宿泊先はどうしても

          ボロ宿旅に持って行くもの 9選

          ADHDの旅準備 カードで忘れ物防止

          旅に出る際に考えるべきことは何を持って行くかではなく、何を持って行かないかを決めることである。 これは、旅の日数、季節、目的によって大きく変わるので、その都度決定しなくてならないが、旅を重ねていくことで段々洗練されてくる。旅の準備というのは、前もってできるに越したことはないが、そもそも日常使っているものを持って行くことも多い。充電器やガジェットの類は出発直前まで使っていることも多いため、荷造りは前日、なんなら当日になってしまう。すると、ケーブルを一本忘れたりもする。 では

          有料
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          ADHDの旅準備 カードで忘れ物防止

          旅を仕事にする

          今、恒例の東北湯治旅に来ている。私は年に何度も旅に出るんだけど、遊びで行っているのではない。旅はれっきとした仕事で6つも目的がある。 では順番に説明していこう。 1.武司くんが作る本の取材同行、記録担当として。 最近武司くんは本を作ることに熱中している。やっぱりウェブ上では色んなものが消えてしまうし、届く人がそもそも少ない。というのがその理由のひとつ。それで、最近は本というかZINEを作成して販売している。私も記事を書いたり最近ではイラストを入れることもある。 2.観

          旅を仕事にする

          ADHDの人間が一番信用してはいけない人物

          ADHDの人間が一番信用してはいけない人物、それは紛れもなく「自分自身」だ。 ADHDというのは自分自身を信じやすい体質でもあると思う。少なくとも私の場合はそうだ。それでうまくいったこともあるもんだから自分への信頼度が高い。自分すげえ!と思ってたりする。自分はきっと「何者か」なんだ!フンフン!と鼻息が荒かったりする。それなのに、自分を信じていつも失敗ばかりだ。 例えば、今日仕事へ行くのに持っていくものがあるとする。弁当や書類だったり、返す本、店に持っていく補充の在庫なんか

          ADHDの人間が一番信用してはいけない人物

          その作業に人間性はあるか

          楽天というのは巨大な大河で、そこを遡上する鮭のように埋め尽くしているのがお客さんだ。各店舗はなんとか猛烈な勢いで泳いでいるお客さんの目を引こうとやっきになる。広告、検索上位へ行くこと、売り上げ、転換率、客単価。各種セール、お買い物マラソン、ワンダフルデー、5のつく日。あらゆるイベント、販促。めまぐるしくあっと言う間にひと月が終わって次の月がやってくる。 2018年、楽天に出店したとき、最初の12月の売り上げは13,736円だった。翌年が547,389円、2023年までこのよ

          その作業に人間性はあるか

          多動と言われるADHDだが

          もう少しADHDの話を続けることにしよう。ADHDの診断を受けて、私はすぐに知人のビール会社社長に連絡を取った。彼は自他ともに認めるADHD社長で、FaceBookでも時々ADHDの話題をちりばめたお茶目な投稿が目を引いた。例えば本に夢中になっていたら名古屋で降りそびれて京都まで行ってしまった、これで3回目。みたいな投稿だ。 「あはは、それはさすがにないし。ADHDってのは大変だな、あはは」 などと思っていた私である。彼はADHDをひとつの特性としてとらえ、実に前向きに日

          多動と言われるADHDだが

          高速から降りてしまうADHD

          物事をすぐに始めることは結構できるのだが、続けることができない。それがADHDの特性らしい。悪く言えば飽き性、よく言えばこだわりがない。私に関して言うと、三交クリエイティブライフに入社して名古屋の東急ハンズに4月配属されたも8月にはもう辞めていた。同期20人の中で一番早くやめた。私に続いて何人か辞めたと聞いたけど、それは当時流行っていた布団のねずみ講に引っかかった人で、「お父さんやお母さんに親孝行したいよね?」と、私も呼び出されて布団を売られそうになったが親孝行に全く興味がな

          高速から降りてしまうADHD