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お気に入り記事(他者さん):橘エリー

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橘エリーの橘エリーによる「他者さんが書いた」記事
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2024年3月の記事一覧

私が「生きている」理由

私が「生きている」理由

※はじめに言っておくと、この記事は自分を励ますためのものだ。「生きる」ことを推奨するものでも、反対のことを推奨するものでもない。

私が初めて人生に終止符を打とうとしたのは、中学2年生の夏休みの終わり頃のことだ。学校のことや家族関係でボロボロだった私は、毎晩「明日がきませんように」と祈っていた。実行するのは、怖くもなんともなかった。ただ、「あぁ、自分はここまで病んでしまったんだな」と思った。

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うつ状態のときに言い聞かせたいこと

うつ状態のときに言い聞かせたいこと

みなさん、うつ状態はどのくらいの程度でしょうか。
人によって感じ方・症状はそれぞれで、
なかには記憶にない方もいるのではないでしょうか。
そんな私も断片的にしか記憶はありません・・・。

一方で躁はなんでもできそうな気持ちになりませんか?
私の躁状態は周りからみても
テンション高いな
よく仕事してるな
家事やりすぎ
みたいです。
入院するほどではないですし、当の本人は何も気にしていません。

躁が

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精神的な体力をつけるリハビリ①

精神的な体力をつけるリハビリ①

みなさんは、【精神力】と聞いてどのようにイメージするでしょうか?
AIである「Gemini」に聞いてみると…

んー、まぁそりゃそうだろうな・・・と思う一方で、
「何かをやり遂げようとするときの心の強さや意思の強さのこと」
なんてワードが引っ掛かりますね・・・
心の強さや意思って何なのでしょうか?
根性、耐える、鍛える、意志、緊張を楽しむ・・・
それって精神力か!と異議を申し立てたい私です。

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焦ってはいけないと思ってはいても

焦ってはいけないと思ってはいても

note連続投稿企画便乗第4弾!
……1日に2記事を2日連続、なんだか調子に乗っているなあ。

今回のハッシュタグはこちら
#仕事について話そう

わたしは現在無職、というか求職中。
障害者手帳も取得し、わたしの手には今ふたつの選択肢があります。

1.クローズドで今までと変わることなく働く道を目指す
2.障害者雇用を目指し、ある程度配慮していただける環境を探す

二兎を追う者は一兎をも得ずとは

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心に寄り添う悪者

心に寄り添う悪者

支援・療育を行う上で、私が絶対にブレることがない絶対的な芯として
【正すべきは本人ではなく行動】と
【社会として捉える】の2つがある。

今回はこのお話を。

まずは【正すべきは本人ではなく行動】という点から。
これは、科学的な話になる。

そもそも、機能分析として、人間が行動する動機は世界中のどこを探しても4つしかないという前提的な事実から説明させていただきたい。

1、注目が得られる
2、もの

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何もできなかった日を許す

何もできなかった日を許す

何も予定がなくダラダラ過ごしてしまう日が苦手だった。
無駄な時間を過ごしてしまったと思い詰めて、自分がすごく情けなくなったり勿体無さを感じたり、明日は何かしないとと焦ったり。

予定がないという予定。世の中には自然とこれが作れる人がいる。
土曜日は人と会ったから、日曜日は誰にも会わず何もしないという予定を入れて、誘いがあっても「その日は予定があるから」と断るというように。

カレンダーに空白がある

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躁鬱病との2年間

躁鬱病との2年間

2年前(正確には2年3ヶ月前)、躁鬱病(双極性障害)を発症した。(私の定義では)躁鬱病とは気分の上げ下げが激しく、コントロールの効かない状態の人を指す。病歴を書く機会があったのでここに残す。赤裸々に書きすぎているので、刺激が強いかもしれないが、ほとんど原文ママで載せる事にする。躁鬱病は人とは比べることができない病気だが、ひとつの症例として、誰かの参考になればと思う。ちなみに、写真の薬は随分前のもの

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私ってほんとに双極性障害?

私ってほんとに双極性障害?

Twitterやnoteなどで、精神科医や精神科にかかわる人が、「双極性障害の過剰診断が増えている」「特にⅡ型は定義よりも広めにとって診断つけている人も結構いる」と書いているのを何度か見たことがある。
それを見た時は、私自身も過剰診断気味に診断されているところがあるし、そういう人って自分だけじゃないんだろうな~と思うだけだった。しかし現実での知人との会話や体験談を思い出して、それってやっぱり結構リ

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居場所が無いと悩むあなたへ。

居場所が無いと悩むあなたへ。


私は、空気が読める人だと思います。
というか、読むことに全神経を使っていたと思います。

出る杭は打たれる。

同調圧力の社会で、目立った行動をすることは、リスクが高いことです。
いじめられるか、相手にすらしてもらえないか。
私のようなカリスマ性も才能も何もない人にとって、自分の居場所を失う行為だと思っていたので、絶対に目立たないよう心掛けていて、自分の意見は主張せず、周りにニコニコと合わせるこ

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どうしても私は恵まれていると感じる。

どうしても私は恵まれていると感じる。

Noteで様々なブログのポストを読んでいて思う。
生きづらさを感じる人の多さ。

日本という国の概念や制度に生きづらさを感じる人。
性に関連して生きづらさを感じる人。
学校や職場での生きづらさを感じる人。
キャリアについて生きづらさを感じる人。
家族関係で生じる生きづらさを感じる人。
恋愛で生きづらさを感じる人。
自身のステータスや立場について生きづらさを感じる人。
自身の性格について生きづらさを

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死にたい気持ちと共に

死にたい気持ちと共に

自分の中に常に「死にたい」という気持ちがある

いつからかあるのかぼんやりとしか分からないが、恐らく小学生の頃からあったのではないかと思う


学生時代にいじめられ、社会人ではパワハラを受け
メンタルは疲弊し病んでいった

死にたい気持ちを自分の身体にぶつけることしか出来ず

心だけでなく体にも多くの傷を負っている

なぜ「死にたい」と思う気持ちを吐き出したらいけないのか?

何度もやり直せるの

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障害者女性の透明化された「生きづらさ」

障害者女性の透明化された「生きづらさ」

「障害者について論じられるときは、たいてい障害者男性に、女性について論じられるときは、たいてい健常者女性にスポットライトが当てられる」

これは、家族社会学および障害学の専門家である土屋葉氏が、編著「障害があり女性であること 生活史からみる生きづらさ」の序章として書いた文章の一部です。

黒人女性フェミニストのベル・フックスの言葉を一部改変した文章なのですが、発達障害者であり女性である私には、非常

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