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「自分を受け入れる」ということ。
私は精神的な障害というか病を背負っている。だからと言って湿っぽい話もしたくはないし、同情されたいとも思わないので、徒然なるままに淡々と書こうと思う。
発病というのだろうか、初めて病がやって来たのは約20年前。新社会人の時のストレスが引き金だった。誰しもがストレスは持っているし、それを上手にコントロール出来れば良かったのだろうが、私は結果としてそれに失敗。サラリーマン生活にも失敗。どんどん病をこじ
「休む事」を「鍵のかかった部屋」で改めて考えてみた話
窓の外には山が見える。でもここは旅館ではない。窓には格子が付いている。2月だと言うのに温かい毛布がある訳でもなく、洋服で調整してセーターを着込んでいる。御丁寧にここは夜の10時が消灯時間。冷え冷えする部屋だ。
「倉田さんの目標はしっかり休息する事です。」
そう主治医から言われてしまい、禅問答のようでただ、困惑するしかなかった。枕元の私の名札には「睡眠チェックシート」と「入院目標」とやらが書き込
入ってきて人生と叫び、出ていって死と叫ぶ。
精神科病棟の話を続けようと思って、あれこれと頭の中で考えていたら、或る有名な若手俳優の訃報が飛び込んで来た。色々と物申す御仁もいらっしゃるだろう。色々と物申すのは勝手ではあるが、一端に物申すにも礼儀作法は守らねばならないし、同時に品位をも欠いてはならないと思う。
誰しもが「自分の人生に嫌気が差す事」は絶対にある。人生が順風満帆では決して無いし、むしろ「苦労が絶えない人生」が多かったりする。勿論、