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教育評論

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僕が教育についた本気で考えて書いた記事です。
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#勉強

英語を話せる人の特徴ってこれかも

英語を話せる人の特徴ってこれかも

先にお伝えしておくと、これはあくまで個人的見解で、科学的な根拠に基づいたものではありません。

コロナが落ち着き、海外からの観光客が増えてきたということもあり、外国の方に街で話しかけられることが増えました。

その時に話していて思うんです。

「あれ、思ったより英語話せてるな」と。

大学時代は、全然英語が話せませんでした。

大学受験の勉強は死ぬほど頑張ったので、英語の知識は十分すぎるくらいあり

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教育とエンタメの境目ってどこにあるんだろうか

教育とエンタメの境目ってどこにあるんだろうか

教育事業で食っていこうと思っている僕だが、タイトルに書いたことを疑問に思うことがある。

ひょっとするとそんなの簡単だと思う人がいるかもしれない。

しかし、案外難しいので一度立ち止まって考えてほしい。

まず例を挙げてみよう。

先生から学びを得る学習塾は、一般的に教育に分類されるだろう。

一方で音楽を楽しむ音楽ライブはエンタメになるだろう。

ここまでは簡単だ。

では、先生から音楽について

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京大現役合格者が考える受験において最も重要な時期

京大現役合格者が考える受験において最も重要な時期

2017年3月10日、当時高校3年生だった僕は、京都大学に現役合格することができました。

もう5年以上経ち社会人になった今受験のことを語るのは少し気が引けますが、久しぶりに受験について話したいと思います。

高校生のお子さんを持つ保護者の方が、子どもに勉強を促す際に参考にしていただければと思います。

先に断っておきますが、僕は決して天才的な頭脳を持ち合わせていたわけではありません。

適切な時

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子どもが言うことを聞かない原因は言う側にあるのだと思う

子どもが言うことを聞かない原因は言う側にあるのだと思う

子どもを持つ保護者や先生たちがよくこんな愚痴をこぼします。

「子どもが自分のいうことを聞こうとしない」
「勉強をしろと言っても全く聞く耳を持たない」

そして、こういうことを言う大人たちの多くは、その責任の所在を子ども自身に置こうとします。

しかし僕は、子ども自身に問題があるケースよりも、大人の言動に原因があるケースの方が多い気がするのです。

今日はその理由についてのお話です。

そもそも親

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京大に入りたいなら塾なんて行くな

京大に入りたいなら塾なんて行くな

僕は6年前まで、地方の公立高校に通っていました。

そこでは部活に力を入れており、3年生の6月までほぼ毎日練習をしていました。

しかし、その後全力で受験勉強に臨んだ結果、京都大学に現役合格することができました。

ちなみにこの3年間、塾を用いることは決してありませんでした。

僕は何も、塾へ行かずして受験に成功したという自慢をしたいわけではありません。

むしろその逆で、塾へ行かなかったからこそ

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学校ではどうして好きでもない勉強をしなきゃならないんだろうか

学校ではどうして好きでもない勉強をしなきゃならないんだろうか

僕は小さい頃からずっと勉強が好きだ。

小学校の頃は進研ゼミを毎月貯めずに楽しくできる超レアな子どもだった。

苦しい大学受験の勉強は、勉強が好きだからこそ最後までやり切ることができた。

こんなにも勉強が好きな理由は、勉強を通じて自分がパワーアップしているという実感を得られるから。

何かが身についているという感覚をわかりやすく享受できる勉強という手段は、僕の性格にすごく合っているんだと思う。

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世間で役立つと言われる学びがあなたの役に立つとは限らない

世間で役立つと言われる学びがあなたの役に立つとは限らない

「これからはグローバル化の時代だ!」

「英語が得意な人が重宝されるぞ!」

僕は高校生の頃からこんなことを言われたきた。

そして、その言葉を間に受け、かなりの時間を英語の勉強に費やしてきた。

その甲斐もあって、大学時代にTOEICを受験した際は、800点代のスコアを獲得した。

しかし、今の仕事で英語を使うことなんてない。

プライベートで役立ってもいない。

大学時代、就活で役に立つから資

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どうして教育はこんなにも感覚的になされてしまうのか

どうして教育はこんなにも感覚的になされてしまうのか

教育

それは子供の成長に大きな影響を及ぼすという点で、かなり責任のある仕事。

しかし、そういった仕事であるにも関わらず、教育業に携わるほとんどの人は「感覚的な教育」をしてしまっているように思う。

主観的に正しいと思ったやり方で、なんとなく教育をしてしまっているように感じてしまう。

まぁこうなってしまうのも無理はない。

というのも、教育の仕事においては瞬時の判断が求められるから。

例えば

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過去を手段にして未来を考えさせる教育を

過去を手段にして未来を考えさせる教育を

学校あるある

過去の出来事や決定事項の暗記ばかりを子供たちに強いている

歴史を例として取り上げる。

歴史を学ぶ意味ってなんだろう。

過去の偉人の功績を知るため?

これまでの世界の変遷を知るため?

なんとなくわかっていると思うが、そんなものを単に暗記したところで、ほとんど役に立たない。

強いて言うなら、受験勉強を突破するための手段として役に立つくらい。

ただ、受験を終えて時が経てば、

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現代文が大好きで大嫌いだ

現代文が大好きで大嫌いだ

僕は少し前まで、本を読むことが嫌いだった。

どうしてと聞かれると明確に答えることができないが、なぜか敬遠していた。

そんな僕は大学4年生の就活が上手くいってなかった頃、友人にビジネス書を読むよう勧められた。

せっかくのアドバイスを無碍にもできなかったので、本屋でかの有名な「嫌われる勇気」を手に取り、家に帰ってしぶしぶ読んでみた。

少し読み進めて感じた。

「あれ、もしかして面白い?」

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「不登校」は問題行動なんかじゃない

「不登校」は問題行動なんかじゃない

不登校になる子供が年々増えていると耳にする。

特にコロナ禍での増加は顕著で、文部科学省によると2020年度の不登校と見なされた小中学生は過去最多だそう。

メディアはこれを問題視して報道し、世間はそれに同調する。

そして教育現場では、先生方がこの問題の解決に頭を抱えて疲弊していると聞く。

でも僕は、不登校は全く問題じゃないと思っている。

というよりもむしろ、その決断をした子供たちを褒めたい

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