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教育とエンタメの境目ってどこにあるんだろうか
教育事業で食っていこうと思っている僕だが、タイトルに書いたことを疑問に思うことがある。
ひょっとするとそんなの簡単だと思う人がいるかもしれない。
しかし、案外難しいので一度立ち止まって考えてほしい。
まず例を挙げてみよう。
先生から学びを得る学習塾は、一般的に教育に分類されるだろう。
一方で音楽を楽しむ音楽ライブはエンタメになるだろう。
ここまでは簡単だ。
では、先生から音楽について楽しく教えてもらうギター教室はどっちに当てはまるだろうか。
さぁ、もう少し考えてみよう。
USJやYouTuberがつくる動画はエンタメだろう。
大学での授業は教育だろう。
では、仕事について楽しみながら学ぶ施設であるキッザニアはどっちに分類できるか?
森岡毅さんが執筆した、マーケティングについてのビジネス書はどっちだろうか?
中田敦彦さんがYouTubeに投稿した、WEB3.0についての動画はどっちだろうか?
ほら、あなたも境目がわからなくなってきただろう。
このように、教育とエンタメの境目というのは、すごく曖昧なのだ。
そして、この曖昧度は年々増している。
少し前までは、教育というのは学校(人によっては+学習塾)で完結するものだった。
もっと言えば、やらされて終わりで、決して自分から受けるものではなかった。
しかし時代は変わった。
学びは絶えず行っていくもの、能動的に得るものになった。
さらに楽しんで行うものだという風潮も浸透し始めた。
その結果として、エンタメの領域に教育が進出し、境目が曖昧になったんだと思う。
これが、タイトルの疑問への回答が難しい理由だ。
ちなみに僕は、この時代の流れをすごく望ましいものと考えている。
学びの機会がいろんな場所で提供され、人々がそれを自由に享受できるようになること
教育とエンタメの境目の不明瞭さがさらに増し、休日や仕事終わりの楽しみ方の一つの選択肢として、教育が自然と溶け込む
こんな世の中が来るんじゃないかなと夢見ている。
どうだろう、すごくわくわくしないだろうか?
では、最後に一つ質問。
僕が執筆したこの記事は、教育とエンタメのどちらに分類されるだろうか。
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