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エッセイ集『LOVE notes』

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心音(ここね)の【エッセイ】や【日記】をまとめたマガジンです✨
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#人生

だから地球はまわる

だから地球はまわる

ふだん、わたしは滅多にコンビニに行かないのだが、ある朝、散歩をした帰りに、なんとなく寄ってみようかなと思いお店へ入った。

店内をざっと見た後、別に欲しいものないなぁと思ったところに、あるスイーツが目に入ってきて、それが八天堂のクリームパンだった。

懐かしい。

昔、娘が入院していたときに、通っていた病院の途中にある駅構内でよく買っていたなぁ。

久々に食べてみようかなと思って買って帰って、少し

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OH MY LIFE

OH MY LIFE

クリスマスはわたしにとって、夏の終わりと同じくらい、命の火を見つめたくなる特別なシーズン。

今年もツリーの絵を描きました。

タイトルは『OH MY LIFE』。

描きながら、ツリーを彩ることは、

自分の人生を祝福することなのだなと

気付きました。

誰のためでもなく、自分のために

目の前のツリーというあるがままの存在を慈しみ、

自由に飾り付けをする。

それはとても静かで満たされた時

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あなたに会える日まで

あなたに会える日まで

久々にお手紙を描きました✨

あぁ〜わたしはこれがやりたかったのだなぁと、文字を描いている間中、しみじみと心地よさに包まれました。

お手紙は、先日オープンしたネットストアで、グッズを買ってくださったnote繋がりの方へ、描きました。

最近はいっぺんにいろんなことができないので、ひとつひとつ無理のないスピードでゆっくりすすめますが、昨日は、やっと郵便局で発送の手続きをしてきました。

郵便局へ向

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呼んでくれるもの

呼んでくれるもの

2017年秋頃から、体調に危うさを感じはじめ、じわじわと見えないところで、身体が蝕まれていたのでしょう。

コロナ禍と同時に体調が悪化し始めた途端、凄い勢いで全身の皮膚が爛れ、眠れない寝たきりの日々を一年過ごしました。

その間にnoteを始め、辛いながらも、いろんな方との繋がりに励まされて今日まで来ました。

ここ半年ほどで、かなり回復して、ようやく外出できる機会が増えてきました。身体はほぼ傷口

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カラフルン

カラフルン

今日は久々にお出かけです。

こんなにワクワクして出かけるの、何年ぶりだろう?

それくらい心身に何の引っかかりもない至福感は、ほんとうにひさしぶりです✨

最近は、新しいブーツやスニーカーを買ったり、新しい洋服を買ったり、いろいろ買い替えがマイブームです❤︎

今まで、よくこんな靴履いてたなぁ〜っていうような、足の痛い靴(スニーカーも!)を履いていたことに驚き、夏前に、意外なブランドで見つけた好

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いのちは巡る

いのちは巡る

秋がすぐそこまで来ている。

台風が過ぎた後ぐらいから、夕方の散歩時が格段に涼しくなった。

滑らかに肌を滑り踊る風が、心と身体落ち着かせてくれる。

8月。夏の終わり。

わたしの愛する季節。

いつも思い出すのは、煌々と燃える炎。

京都でひとり、暮らしていた頃、一年に一度、マンションの非常階段の踊り場から、何時間も五山の送り火を見つめていた。

今ならわかる。

わたしはわたしの命の火を見つ

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使命

使命

いつも本気で、命がけで、一生懸命。

だからこそ
【手放す】という選択をすることがある。

手放すって愛だ。
手放したものはいらないものじゃない。
その奥に守りたいものがあるからだ。

だから

またいつか
出会うかもしれないし
出会わないかもしれないし
もしかしたら
今世じゃないかもしれないけど
とにかくもし
再会出来る日があるのなら
いろんな意味で
身軽になってからなんだろう。

じゃないと

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素晴らしきエンターテイメント

素晴らしきエンターテイメント

自然に触れたら、元気になるのと同じくらい

エンターテイメントに触れると、生きたくなる。

エンターテイメントは人間の生き様だ。

その生き様に触れることで、

輝きを思い出し、取り戻されるいのちは

確かにある。

フィクションとかノンフィクションとか、

本物とか偽物とか、

そんなの本当はどっちだっていいんだよね。

ただ心が震えるかどうか。それだけ。

震えたら、それはリアル。

この世界

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愛したい世界

愛したい世界

それぞれがそれぞれの言葉で、その人が信じる真理を語っている。

わたしは、スポンジのような人間なので、いろんなものに反応しながら生きてきた。

よく言えば純粋、悪く言えば自分がないとでもいうのだろうか。

ただそれさえも、自分のいいと思うものに反応してきたのだから、特に問題はないのかもしれない。

それが、たとえネガティブと呼ばれるものであったとしても。

noteを始めてからは、多くの人が集まっ

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クズの真理

クズの真理

自分をクズだと認めたら、驚くほど楽になった。

それは、“わたしは愛されない”という観念を握りしめているということに気付いた瞬間だった。

“わたしはクズです。”と何度も心の中で言ってみた。

全く不快感がない。

ん?なんでだ?

じゃあこれは?

“わたしには価値があります。”

こっちの方が不快だ。 

あたりまえのことを言わされてる感。

もう一度、

“わたしはクズです。”

うん、いい

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彩られた影の上

彩られた影の上

泣きながら公園を歩いていたら、

散歩中のフレンチブルドッグがこっちを見ていた。

舌を出し、はぁはぁ言いながら、

狙いを定め、一目散に向かってくる。

飼い主さんが引っ張るけど、お構いなし。

でもわたし今、泣いてるからね。

ヨシヨシしないよ。

と、そのまま通り過ぎたけど、

笑ってしまった。

あんなにうれしそうに、

はぁはぁ言いながら見つめられるなんて…。

動物はいいなぁ。

本能

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出逢いが織りなすハーモニー

出逢いが織りなすハーモニー

たとえば「あなたが好きだ。」と言われたとする。

わたしは、その言葉をそのまま鵜呑みにはしない。

その言葉が纏うエネルギーをただ感じる。

すると時々、嘘だな、と思うことがある。

そんな時は、そんな嘘つかなくても、本当のこと言ってくれたらいいのに、と思う。

わたしは、昔から、耳障りのいい言葉よりも、とてつもなく本当の音を求めている。

本当の音、本物の音、それは、本音だ。

本当は言いたいけ

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Pleasure of Life -いのちの悦び-

Pleasure of Life -いのちの悦び-

神さまなら たぶんね そんなに多くのこと
求めちゃいないよ
欲望から自由になれない 僕は手あたりしだい
不幸せ生んじゃう

誰かにけしかけられてばかりいて
ひとりじゃ迷子のようにうろたえる
立ち止まって 考えろよ
本当に欲しいものは何だろう?

ゆるぎないものひとつ抱きしめたいよ
誰にもそれが見えないとしても
まっすぐ優しく生きてゆきましょう
光のように闇を突きぬけて

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あの人が死んだら

あの人が死んだら

一部センシティブな内容が含まれます。あくまで個人的な内側の感覚に基づいた表現であり、実態は想像もしくは幻想ですが、体調と相談の上、自己責任でお読みいただけると幸いです。

もし今あの人が死んだら、わたしのせいかもしれないと思った瞬間、心臓が痛くて、苦しくて、生きた心地がしなかった。

どうしよう、どうしよう、どうしよう。

ひどいことを言ってしまったかもしれない。

そんなことがとりとめなく、グル

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