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あなたに会える日まで


久々にお手紙を描きました✨

あぁ〜わたしはこれがやりたかったのだなぁと、文字を描いている間中、しみじみと心地よさに包まれました。

お手紙は、先日オープンしたネットストアで、グッズを買ってくださったnote繋がりの方へ、描きました。

最近はいっぺんにいろんなことができないので、ひとつひとつ無理のないスピードでゆっくりすすめますが、昨日は、やっと郵便局で発送の手続きをしてきました。

郵便局へ向かう道中、雪が降ってきて、手が冷たくて、身体が凍えて、寒くてたまらなかったのですが、そんな中でもこうして外に出る理由がある、エネルギーを向ける先がある、受け取ってくれる人がいる。そんな交流の機会を得られた奇跡に、しあわせを感じました。

雪が舞って、それが口に入ってきたときは、思わず笑ってしまいました。

口を開けたままで、空を見上げている、間抜けな姿を想像してください(笑)

郵便局で、発送用のレターパックみたいなのを買うときは、受付のお兄さんがすごく素敵な表情をされていて、それだけでしあわせになりました。

封筒を受け取り、宛名を描いているときも心地よさに包まれ、描くという行為を通して、エネルギーを出すことが本当に好きなのだなと実感しました。

何より具体的なお相手を想像することは、より焦点がくっきりして、不特定多数に向けてエネルギーを出すのとはまた違った、安心感や満たされ感がすごくありました。

郵便局内のカウンターでゆっくりと作業をさせていただき、その集中した時間は、本当に心地よいもので、まるで瞑想をしたあとのようでした。

そのあと、テクテクと歩いていたら、後ろから声をかけられました。

自転車に乗った夫が、自営の美容室から自宅へ一時帰宅するタイミングだったようで、外でもバッタリ会うとは、ご縁がからまりまくってるな〜と、一人で想像して、また笑ってしまいました。でも、夫と偶然会うときは、決まって調子のいいときだったりするので、いつも朗らかな気持ちになれます。

わたしはそのまま公園を散歩。園内に入るスロープから見えた空がとても青くて、一瞬初夏のような感覚になりました。そして、あぁ、この世界は自分にぴったりなものがちゃんと差し出される、寸分の狂いもない美しさなのだなと、なんだか納得させられるそんな風景を見せられた気がしました。

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人生は、ほぼ決まった台本通りに進んでいると言います。わたしはこれまでの体験上、その考えを採用しています。

引き寄せではなく、未来予知(未来記憶)を受け取る感覚で、縁の深い誰かと出逢ったときや何かが始まろうとする瞬間に、ある程度の道筋やもうすでに終わりまで見えてくるような感覚になることがあります。そのときは、肚をくくり、大海原へ航海に乗り出すような心地です。

体験することは決まっているし、選んでいるようで選ばされている。

そして、人間である限り、感情があり、浮き沈みがあり、そんな情緒の素晴らしさ、美しさを感じられることが、人間のよさであり、わたしの至福でもあります。

辛いことを辛いと落ち込む姿勢は、とても美しいものです。

嫌なものを嫌と突き放す仕草にだって、愛はあります。

わたしはどうも、昭和歌謡的な世界観、物語が好きなようで、そこに美やアートを感じます。

この歌は、ジャズボーカルを習っていたとき、初めて選んで歌った曲です。(もちろんジャズアレンジで)

歌詞の割に、悲壮なエネルギーは全く感じられません。ただ美しい、全てを受け入れている開かれた感じがするのは、わたしだけでしょうか。

西田佐知子さんの声が、幻想的な世界へ連れていってくれるようです。



大好きな映画【ある日どこかで】のテーマ曲です。美しい音楽には、たっぷりとした余白があって、そこにエネルギーが渦巻いて膨張してゆく感じが好きです。


13年くらい前に出逢った映画。嗚咽が止まらないくらい切なく余韻を引きずる映画なので、観るにはエネルギーいりますが、その分浄化されるものもある気がします。セリフなどなくても、映像と音楽で、なにもかも悟れてしまうほど、強烈な美と郷愁、そして魂の交流を感じさせられます。劇中に流れるラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏は、当時繰り返し聴きました。



そもそも、自分の人生が映画のようなものなんだとしたら、物語(ストーリー)に惹かれるのはごく自然なことなんでしょうね。

物語を生きながら、物語に魅せられる。

なんとも奥行きある世界です。


わたしは、死んでもいいと思ったことが1回だけあります。

それは10年前、スイスの山頂で、夕焼けに染まる雲海を見たときでした。

この世のものとは思えない美しさでした。

人は、あまりに美しいものを見たとき、肯定的に死を感じるのだな、と思ったことを覚えています。

それは死後の世界の魂の記憶が、どこかにあるからなのかもしれませんね。

年始に入ってから、過去と現在が入り乱れ、たくさんの浄化が起こっている気がします。

煮詰まった辛さや苦しさは、解放の寸前だから、抜けると驚くほどスッキリします。

わたしも過去の思い、受け取りきれなかったものを改めて思い返し、自然と感謝の気持ちが溢れてくる、いい機会になりました。

生きる意味や生きたい世界、見たい世界は人それぞれ本当に違います。

意味を求めても意味なんかなくても、繰り返す輪廻転生の中のゲームのひとつだとしても、それぞれが決めてきた魂の目的があるのなら、やはり内側の声に耳を澄まし、大いなるものの流れに身を任せ、この人生を思い切り堪能したいです。

わたしはただ、自分が心地よく美しいと思える世界に生きたいだけなのです。

もはや人それぞれの生き方に、議論や意見など、本当はいらないのだなと思う今日この頃。

ただ自分ごととして、受け止め、繋げてゆくだけ。

これからも、ご縁のある方から気付きをいただきながら、自分の内側の心地よさを、しなやかに創造したいです。


触れる人の心を穏やかに優しく、本来あるべき調和の場所へ戻してくれる、そんな魔法が彼の音楽にはあります。

どんな音楽を好むかで、今自分のいる場所、望んでいるものがわかる気がします。


この冬は、優しく暖かな日差しにゆっくりと溶かされる雪のように、静かに穏やかに過ごしたいです。



冷たい風が

鳴いているような

寒い夜は


あなたを想い

毛布にくるまり

眠りたい



冬の朝日は

あなたのぬくもり

優しい光(ひ)


舞いおちる雪は

私の心

溶かされてゆく




不安や寂しさ

悲しみが

窓をたたく日もある


そんな震える夜は

そばにいて

抱きしめてほしいよ




会えないことを

悔やんでいても

何も変わらない


今だから

離れているから

出来ることがきっとあるよ




あなたに会える日まで

まだ遠く長いけれど


いつも

笑っていられるように

強くなろう



18歳の時に描いた詩【離れていても】。

確か高校を卒業して、遠距離恋愛になる友人のことを応援する気持ちで作りました。

今読むと、未知なる出逢いを求めて、もしくは、あの世とこの世の距離を、歌ってるようにも思えます。

曲もあるので、また機会を見つけてピアノアレンジしてみようと思います。



最後までお読みいただきありがとうございます✨

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