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ビジネス森の哲学者にリスが学んだ大切なこと

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ビジネス世界の崇高で深淵な教えを説く師“森に住む哲学者”と、“森を覗くリス”の物語。実話をアレンジしてのメタファーによって、リスが学んだ大切な「ビジネス哲学」をわかりやすく解説し… もっと読む
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第1話:森の哲学者とリスの出会い

第1話:森の哲学者とリスの出会い

はじめまして。リスです。
僕はこれからこのnoteでこっそりと、ビジネス森の、尊敬する哲学者の話をします。

なぜこっそりとするかって?
崇高で深淵で荘厳な佇まいだからね。

あとは『想像力』を働かせてください。
よろしくお願いします(笑)。

リスが初めて森で哲学者を見たある日。
リスは不思議だった。

哲学者は見るからに怖い顔をしていたし、
厳しい言葉も発していたし、
森にいたウサギもシカも、

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第6話:先を見る力を養うには

第6話:先を見る力を養うには

◾️ビジネス世界の崇高で深淵な教えを説く師“森に住む哲学者”と、“森を覗くリス”の物語。実話をアレンジしてのメタファーによって、リスが学んだ大切な「ビジネス哲学」をわかりやすく解説します。人生とは。リーダーとは。プロフェッショナルとは。難解なことを簡単に、簡単なことを誰にでもわかりやすく、をモットーに◾️

地球上に病が流行って、ビジネス森も例に漏れず、不穏な年月を過ごして2年になった。

実はビ

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第2話:弱虫ウサギとピンクの夕日

第2話:弱虫ウサギとピンクの夕日

哲学者が現れる場所は「ビジネス森」と呼ばれていた。

哲学者が凄かったのは、
ただ本をとんでもなく沢山読んだり、
森小屋の重厚な造りの机にかじりついて勉強したことを
教える人じゃなかったからだ。

哲学者はそれは「知識」でしかないと言った。
哲学者の教えは「知恵」だった。

実は哲学者は、元々は都会に住んでいて
世界中の凄い都市にも沢山行って
世界中の超一流という人達に会い、
実際に実践する人だっ

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第3話:心を奪っていくものの正体

第3話:心を奪っていくものの正体

ビジネス森はマネジメント山の裾野に広がっていて、いろんな動物達が登っていた。
そんな動物達は、ビジネス森に降りてきては
小さな小さな湖の冷たい水を飲んで喉を潤した。

ゴマスリさせたら世界一のサルや
サボることばかり考えてるシカや
意外にも細やかな心遣いのイノシシや
いばり散らしてるタヌキや
いつもおろおろ心配しているキツネや。

全く余談だけど、
動物は見かけによらない(笑)。
動物は見た目が9

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第4話:もうひとりのリス

第4話:もうひとりのリス

哲学者は他の誰にもない空気を纏っていた。
大地に根が生えた様な力強さは圧倒的。
なのにもう一方で、美しい湖の水の様な、透明な存在と称したくなる様な、
透き通った瑞々しさ。

一度、すぐ近くまで行ってみたんだけど、
目の色が独特なんだ。
荘厳で、厳格で、ものすごく温かくて。

とにかく、リスのつたない言葉でなんか、とても表現できない。

哲学者の不思議な話は
いつも多岐にわたって
いろいろと展開する

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第5話:群れるのが嫌いなリスの道

第5話:群れるのが嫌いなリスの道

ちょっと遡って、
リスがビジネス森に越してきた時の
気持ちを書いておこうっと。

https://note.com/coach_eri/n/n874929ce022a

リスはあの時決めた。
こうなったら、徹底的に森の哲学者から学び掴もうと。

リスは、子リスの時から群れるのが嫌いだった。
同じ興味の、同じ仲間とだけおしゃべりする形が好きじゃなかった。

「いいね、いいね」と言い合う馴れ合った空気

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番外編:人間はなかなか切り替われない。だからあえて僕はリスになる。

番外編:人間はなかなか切り替われない。だからあえて僕はリスになる。

(久しぶりに仕事人格を忘れてリスになります)
お久しぶりです。毎日森の一角にグリーンバックってのをぶら下げてw、忙しく働いていて、ちょっとご無沙汰していたリスです。
森なら、そのままのグリーンをバックでいいじゃんって話なんだけど(笑)。

ちょっと今日は物語を離れて内輪の話にします。番外編ってことで。
いやむしろ、このパターンの構成に変えちゃうかも。

人間はなかなか切り替われない。
だからあえて

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番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

番外編:もう辞めちゃおうかな。だから僕はリスを想う

なぜ僕が「リス」を選んだのか。
そこにも何かこの物語を書く意味がありそうだと、ふと思った。
別に、森なんだからリスじゃなくても鹿でもたぬきでもいいわけで。

なんでもそうだけれど、

もう辞めちゃおうかなと思った時は
立ち止まって、原点にかえるといい。

迷わずリスと決めたのはなぜだったかな?と立ち返った時、思い出した。

哲学者は本当に僕に厳しい。いまだにずっと。
哲学者が森で教えた中で1番叱ら

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自分の道で生きていける人は一粒。プロとして生きるためには。《自己紹介》

自分の道で生きていける人は一粒。プロとして生きるためには。《自己紹介》

一握りと言いたいところですが、プロフェッショナルはその中の一粒。
人生を47歳全くのゼロからリ・スタートさせ、わずかながら道が拓いた者として、まだまだ道半ばではありますが綴らせて頂きます。何かひとつでも、あなたの人生と仕事のお役に立てれば幸いです。

ゆるゆるぽつぽつとnoteを始めて、少し記事が溜まってきたので実名に変更し、自己紹介をさせて頂きます。
いつも人前であまりあがることなく話す私ですが

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