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ひたすらと、優しさと、純粋無垢と…
この”ぷち伝記小説”の主人公は、note仲間のひがちゃんです。
インタビューを行ない、ツアーコンダクター時代にフォーカスした伝記を書きました。
ほんの少し、僕の創作を加えて、小説風にアレンジしています。
※過去に投稿した A single-minded lady(ひがちゃん物語【ツアーコンダクター編】全7記事)を、1記事にまとめます。
※長文ゆえに、見出しを付けます。
※この※印の文章は、しば
外国人が感じた源氏物語
以前、源氏物語についてこんな記事を書かせていただきました。
そこに仲良くさせていただいているcoucouさんから、とても興味深いコメントで記事ネタのヒントをいただきました。
なるほど確かに気になります。
私も結局は読了できなかった「源氏物語」を他国の人が読了した事だけでもすごいですが、この日本人でも理解しがたい平安時代の世界をちゃんとくみ取れたのだろうかと、にわかに気になってきましたので、ちょ
源氏物語に見る紫式部の狙い
今回は大河ドラマの感想文ではありません。
その基本情報として「源氏物語」の世界観についてまとめてみました。
主人公・光源氏のモデルは複数人いることは知られていますが、大河を見る上で、そのモデル探しをするのも一つの楽しみ方だと思います。
◇◇◇
「源氏物語」を読んでいない私が語るのはおこがましい事ではありますが、様々な論考を拾い読みしただけでもその世界観というものが伝わり、さも読了したかのよう
虫の声が雑音にしか聞こえなくなってませんか?~今日、誰のために生きる?~
ある一人の若い男性が、あるとき地元へ帰省の途中、気が向いてふらりとある雑貨屋さんに立ち寄ります。
そこで目にした一枚の絵を見た瞬間、「あなたはこれで生きて行くよね」と言われた気がしました。
その絵はアフリカの『ティンガティンガ』という6色だけを使ったペンキで描かれたものでした。
彼はその日のうちにタンザニア行のチケットを予約し、翌日のうちには勤めていた会社に退職届を出します。
一か月後、ほ
『りんご箱』 # シロクマ文芸部
りんご箱、ええ、私はりんご箱でした。
と言っても、若いあなたはご存知ないでしょうか。
私みたいな板切れを打ちつけた箱に、りんごを入れていたなんて。
そうですか、最近はインテリアとして売られているのですか。
それは、それは、よかったです。
そうなんですよ、昔は本当に私の中にりんごが入れられていたのですよ。
りんごとりんごの間には、おがくずを詰め込んだりして。
でも、私の役目はそれだけではなかったの