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2024年4月の記事一覧
人はなぜ不正をするのか。止めることはできないのか。その3―荀子の「性悪説」
人の本性は「悪」である
なぜ人は不正をしてしまうのか。
それは、もって生まれた性質と、どう関係しているのか。
企業において、弱い立場にある社員が、組織的な圧力に屈して、自らの良心に反して、不正に加担してしまう。それを防ぐには、どうすればいいのか。
古代中国の人間観、思想をおさらいすることで、組織において立場の弱い人が不正に加担してしまう理由を探るシリーズ。第3回。
孟子の「性善説
投稿するのは何のため?
何のために投稿をするのでしょうか。
何のために書くのでしょうか。
ふとそれを記事にしてみたくなったのは、このところ、「投稿について書かれたみなさんの投稿」を目にすることが多くなったせいだと思います。
もちろん、なぜ投稿するのかを、必ずしも明文化する必要はないと思っていますが、記事にあるみなさんのお考えが、それぞれとてもおもしろくて──では、わたしはわたしなりの「何のため?」を、この機会に探ってみ
他人のせいにしても、何も解決しない。自分の内なる声に素直に従う―『呻吟語』
書が下手なのは、筆のせいでも、紙のせいでもない
失敗したときやモノゴトがうまくいかないとき、ついつい他人のせいにしてしまいます。政治や世の中がよくないからだ、と不満をぶちまけて、やり過ごすこともあります。
そこに一面の真理はあるにしても、正義をふりかざしたからといって、ましてや世の中のことをいくら憤っていても、問題は解決しません。
かえって、あの人はいつも正義漢ぶっているけど、不満をぶ
生きづらい人に、周りの人が出来ること
今、生きづらさを抱えている人は、幼い頃、本当の感情を徹底的に隠さなければならなかった人です。
親の顔色を伺って、涙を零したら責められる、と察知するや、明るく笑ってみせた子でした。
来る日も来る日も、そうやって本当の感情を無視し続けるうちに、その子は親の感情を察知することは出来ても、自分の感情が分からない子になります。
湧き上がる感情を感じ取ることが出来ないと、心の中に【自分】が育ちません。
心理ゲームを降りるとき
生涯を通じて心理ゲームに明け暮れる人は沢山います。
心理ゲームとは、自分がこういう事を言ったら、相手はこう返すだろう、
自分がこう動いたら、相手はこう出るだろう、といった、隠したり、探ったり、試したりするコミュニケーションです。
心理ゲームに没頭する人は、自分のコミュニケーションのクセに気がつきません。
いたってノーマルな在り方だと思っています。
しかし、その心理ゲームの根底には、疑いや、
「自分」が嫌いなことと、「駄目な自分」を嫌いなこと。
わたくしごとですが、先日、大好きなクリエイターさんのひとり、ジセおじGAMIさんから、素敵な名前をいただきました。
クリスタ流留。もちろん、くりすたるる、に漢字をあてたものです。
親しい方は、わたしのことを、るるさんとかるるちゃんとか読んでくださるので、GAMIさん風にいえば、流留さん、ということになりますね。
GAMIさんが、この名前を思いついてくださったのは、わたしが前回投稿した詩「空色の水