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花咲ありす
2024年6月10日 20:28
【※ネタバレを含みます】毒母と娘の話で、以前起こった母親殺しのノンフィクション。しかしところどころ創作が混ざっているみたいで、アレッというところもある。例えば主人公の名前は仮名のはずなのに、命名の由来が書かれていたり…。この話、母親がおかしいくらい娘をコントロールしていて、娘は9年間の浪人生活を強いられ、母親の思い通りの、医者になる人生しか歩ませてもらえない苦しい毎日を送
2024年4月8日 00:01
『フランスの高校生が学んでいる 哲学の教科書』を読んでみた。哲学は好きだけど、難しい内容も多いので、ちょっと哲学書は敬遠しがちだが、これならわかりやすいかな、と…。でもやっぱりちょっと難しかった…💦「選択の連続が自分をつくっている」という箇所と、「なすべきことをしたと思えれば、 死への恐怖は弱まる」というところは心に刺さった。確かに毎日、人生は選択の連続。これを選んだ
2024年3月28日 00:07
芥川賞受賞作品の、市川沙央さんの『ハンチバック』を読んだ。重度障害者が主人公の小説で、市川さんご本人と重なるが、フィクションである。実話が基になっている部分はあるのだろうけど、体験したことを書いただけの作品でないことはわかる。状況が似ている人を主人公にすると、実話だと思われやすいよね。レビューを見ても、そう思っている人が一定数いるようだった。最初の感想は、思っていたよう
2024年1月26日 15:20
山根あきらさんの企画、#愛読書で自己紹介に参加させていただきます。まずは名作の中から好きな作品を1冊。夏目漱石の『こころ』これはもう解説は不要かと思いますが、親友を裏切って恋人を得たが、親友は自殺してしまった…というあらすじ。中学生の時に初めて読んで度肝を抜かれ、一気に読んだ記憶があります。人間関係における心理描写だけでなく、さすが文豪、情景描写がすばらしかったのを鮮明
2023年10月25日 09:28
今日は好きな絵本を紹介してみます。私が一番好きな絵本はこれ👇シェル・シルヴァスタインの『おおきな木』(原題:Giving Tree)。確か小学校の教科書に載っていたと思う。私は教室でこれを一人で読んで、ものすごい衝撃を受けたのを覚えている。実も枝も幹さえも、少年に与え続けるだけの木。もらうだけ、全て奪い取って行く少年。こんなことがあっていいのだろうかと小学生の私は思った
2023年9月15日 12:38
こちら(👇)の記事でも書いたが、私はパニック障害を患っている。いつも発作が起こるわけではなく、限られた状況でしか発作は起きないので普段は忘れているが、断続的に25年以上も付き合いを続けている。昔買って、時間がなくて読めていなかった本、『パニック障害からの快復 こうすれば不安や恐怖は改善できる』を今週やっと読んだ。実体験でわかってはいたが、ストレスがたまっている状態で
2023年8月2日 12:31
ソウルメイトは”一生に一人だけの運命のパートナー”のことかと思われがちだが、どうやらそうではないらしい。過去に読んだ複数の本によると,私たちは何度もこの世に生を受け、やがてまたあの世に戻り、また何年かしたら生まれて…の繰り返しらしい。その度にまわりにいる人たち、~両親、祖父母、兄弟姉妹、配偶者となる人、結婚には至らなかったけれど人生に影響を与えた恋人、親友など~は、ほ
2023年7月31日 12:32
手持ちの名言集の、幸福に関する項目を見ていたら、興味深いことがわかったのでご紹介する。1.自分の内に安らぎを見出せない時は、 外にそれを求めても無駄である。 (ラ・ロシュフコー)2.現在、持っている物に満足しない者は、 持てたらと思う物を持ったところで、 満足しないだろう。(アウエルバッハ)この2点に共通するのは、自分が今持って
2023年7月18日 10:33
いろいろな職業の人に聞いた、専門的な話をまとめている本、『経験を盗め』(糸井重里 著)に載っていた、興味深い話を思い出した。「眠りのお話」という章で、理学博士が言っていた言葉、「植物だとか単細胞のバクテリアなんかには 睡眠はありませんし、 虫もあるかないかのようなレベルです」という箇所に、ちょっとした驚きを覚えた話。そう言われてみればそうかと思ったが、生まれてから全く
2023年7月17日 11:06
昨日少しご紹介した本、『精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法 幸せになる超ライフハック』が、とてもためになる本だったので、今日もその本を一部要約してご紹介。スポーツ選手がゾーンに入ったなどというのも、後者の状態だそう。ゾーンに入るとは集中力が高まり、感覚が研ぎすまされる状態で、周りの一切が気にならず、自分のするべきことだけに意識が向く。集中していることだ
2023年7月16日 10:19
親切と贈り物は、した瞬間に忘れるくらいがちょうどいい。相手が喜んでくれればもちろんこちらも嬉しいし、した甲斐があったと思うけれど、そう思う時点で何かを期待していることになる。気持ちの押し売りって、相手にも敏感に伝わるものだ。「喜んでくれるかな」などと考えながら贈り物を選んだり、こうしたら相手のためになるだろうと考えて何かをしたりする。その行為だけで自分が満足するべきだ
2023年6月8日 13:07
最近,ある人にひどいことを言われて落ち込んだ時に,昔読んだ本『スヌーピーたちのいい人間関係学』に,書いてあったことを思い出した。それは,「人からひどいことを言われてうちのめされるのは,言われた方にも原因がある」というもの。それは,「言われたことが真実ではないと自信を持っていれば,何を言われても平気なはずで,怒ったり泣いたりするのは,自分でもひょっとしてそうかもしれないと,
2023年6月5日 13:01
ムーミンが好きで、フィンランドまで行ってしまったことがある。ムーミンの童話より、コミックスが好きで、全巻持っている。その中で印象的だったセリフを少しご紹介。ムーミンママが「習慣にこだわるのは、 よくない老化のしるしね」と言って、いつも通りにしなくてもいいんだと悟るシーンがある。こだわりを捨てて頭をやわらかくすると、ラクに生きられるよね。まぁ、やろうとすると最初は抵抗
2023年5月14日 08:13
人間はいつか必ず死ぬんだと、改めて気づいた。いや、もちろん知ってはいたけれど、実感がなかったというか、深く考えたことがなかった。また精神科医の藤野智哉先生の本になるが、先日、Audibleで『自分を幸せにするいい加減の処方せん』を読んだ、というか聞いた時に、「人間はいつか必ず死を迎える。 『あなたは人生を頑張って来なかったから 死なせてあげない』なんてことは起こらない