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ジェンダーの問題に「気づき」を促す広告たち
3月8日は「国際女性デー」でした。国際女性デーとは、1904年のニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモが起源となり、1975年に国連によって「International Women’s Day(国際女性デー)」として制定された日のこと。これまでの歴史の中で、多くの女性たちの行動によって男女の不平等が是正されてきました。国際女性デーではその勇気と成果を称え、今なお女性が置かれている
もっとみる「マルハラ論争」でなくすべきものはマルじゃなかった
最近知った「マルハラ」という言葉。LINEやチャットツールのやりとりで若者が上司など目上の人から「。」がつくメッセージを受け取った際、冷たさや威圧感を抱く現象をマルハラスメント(マルハラ)と表現しているそうです。
例えば、上司からの仕事の連絡。
このような上司からの連絡を怖いと感じたり不安に思う若者がいるんです。文末のマルがメッセージの印象を左右してしまうなんてびっくりですよね。
マルハラ
『笑うアートマンションと10人の住人展』に行ったら、笑いとアートの相性がいいとわかった。
先日、ちょっと変わった企画展を見てきました。
<笑うアートマンションと10人の住人展>
なにか物語が始まりそうな、気になるタイトルですよね。
本展は「笑い」をテーマにした企画展で、参加者にお笑い芸人さんがいたり、普通の展示では見られない顔ぶれがそろっています。
実際に行ってみて、笑って楽しめるのはもちろん、アイデアの考え方の参考にもなったので、コピーライターの視点から気づいたことや感想をレ
パリの「君たちはどう生きるか」のポスターはネタバレではなく、戦略だった
あけましておめでとうございます。今年もみなさまにとっておもしろく、役に立つ記事を書いていきたいと思います。
最近、あるアニメ作品のうれしいニュースがありました。それは宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」。日本の作品としては初めて、アメリカで「ゴールデングローブ賞」のアニメ映画賞を受賞したのです。「ゴールデングローブ賞」は、3月に開かれるアメリカ映画界最大の祭典、アカデミー賞の前哨戦とされており、
今年のnoteを振り返ってみたら、うれしいニュースがたくさんありました。
華やかなクリスマスも終わって年末まっしぐら。皆さんは1年を振り返ってみましたか?
今年もnoteから年末レポートが届きました。これを振り返らずして、年は越せません。
まずは、創作の記録。
よりみちコピーライターのnoteは10万回も読んでもらえました。感謝。フォロワーも順調に伸びて、目標の1,000人までもう少し。
そして、一番気になるのは「よく読まれた記事」。予想と違って面白い結果になり
新人コピーライター、斬新な食レポからオノマトペの効果を実感した話
最近、日本語ならではの表現について面白いと感じる出来事がありました。
お昼の情報番組を見ていた時。コーナーは「秋の新作スイーツ特集」。次々紹介されるスイーツにおいしそう…!!とくぎ付けになっていたところ、さつまいものスイーツを食べたタレントがこんなふうに食レポしました。
「…ん!おいしい!なんだかこう、ねちょねちょしていて、おいしい!」
ね、ねちょねちょ?!
共演者に「食レポ下手か!(笑)」
新人コピーライター、Z世代の「盛らない」SNSから広告の新たな価値を発見する
「BeReal(ビーリアル)」という写真共有アプリを知っていますか?
2020年にフランスで公開され、いま日本でもZ世代と呼ばれる若者を中心に人気を集めているSNSです。
どんなアプリなのかというと、その名の通り、自分の「リアル」をシェアするのが目的で、特徴は「盛らない」ということ。
なんだか新しい感覚だなと思いませんか?
今回はこの「盛らない」が私たちや広告にどのような影響を与えているのか考え
昔からあるものに名前をつけ直す「レトロニム」を知っていますか?
みなさんは「レトロニム」を知っていますか? 新しい薬の名前? メトロノーム? いえいえ。
「レトロニム」は「再命名化」という意味です。例えば、電話。携帯電話が登場して、家庭にひく電話を「固定電話」と呼ぶようになりました。あるいは、本。電子書籍の登場で、単に本と呼ばれていた印刷物は「紙の本」として区別されるように。
あるもの・ことに新星が現れ市民権を得ることによって、それまでのもの・ことを再び名