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転勤族の宿命「もう、そろそろかも」

転勤族の宿命「もう、そろそろかも」

来月で長野に来て2年になります。
関西出身の私たち夫婦は、2年前の今頃に初めて長野の物件を見に来ました。
そこで縁もゆかりもなかった長野を好きになり今に至ります。

幸い職場や住環境、人間関係にも恵まれとても有意義な長野ライフを送っています。
私たちはこの2年間で長野を大好きになりました。

先月あたりから夫の上司より「もうそろそろ…」と転勤の話を匂わされています。
と言われても、サラリーマンであ

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三大巨匠「小津・溝口・黒澤」の比較

三大巨匠「小津・溝口・黒澤」の比較

映画を観るのが好きなのと同時に、映画史や映画評論を読むのも好きだ。

特に、1950年代を中心に活躍した日本の三大巨匠は、同時代に活躍しながら、多くの点で特徴が異なり、それぞれの魅力を有している。そのため、彼ら三人について考えるのは面白い。

三大巨匠とはつまり、小津安二郎、溝口健二、黒澤明である。

彼ら三人について、それぞれの評論は非常に多くあるが、三人を比較して研究した評論というのは驚くほど

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母を語れば

母を語れば

今朝起きたら他人のいいね欄が表示されなくなっており、タイムラインが阿鼻叫喚になっていた。

私は他人のいいね欄を見ないし、いいね欄を覗かれていることは知っているが特にそれ用にいいねを整えたりもしていなかったので無傷である。いいね欄愛好家の皆様、心を強く持って生きてください。

いいねをスクショして見せることはできるんだけれど、多分それじゃ愛好家たちにとっては意味がないんだよな。こっそり覗いてる感も

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【2023年】都内完全網羅!アップルパイが絶品の名店22選♡

【2023年】都内完全網羅!アップルパイが絶品の名店22選♡

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こんばんは!フルーツ伝道師ミサキです♪

皆さんは、アップルパイはお好きですか?
サクサクのパイの中から顔を出す、ジューシーなりんご♡

想像するだけで、アップルパイの口になってきました。。

今日は、東京でアップルパイ巡りができる!
絶品のお店をご紹介します!

王道系から、専門店、オシャレ系などカテ

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続かない私が日記を書いてみえてきたもの

続かない私が日記を書いてみえてきたもの

日記を書いてこない人生だった。
理由はシンプルに続かないから。
1月1日にまっさらな日記帳に気合いをいれて書き出して、まさに3日目でやめた。小学生のときである。

それでも何回か「かわいい日記帳を見つけた」とやってみては、結局坊主になっていった。

世の中の10年、20年、はたまた子供の頃からずっと日記を書いてます、という方を知ると本当に仙人をみるような眼差しになる。そんなこと…あるんですか?のき

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普通の生活は、よく見ないと見落としてしまうくらい小さな喜びと楽しさで満ち満ちている。「忘れたくない家、街」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

普通の生活は、よく見ないと見落としてしまうくらい小さな喜びと楽しさで満ち満ちている。「忘れたくない家、街」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

 自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。3年間過ごした家と街を離れることになった山口さん。そこで過ごした時間に思いを馳せる一篇です。
※第1回から読む方はこちらです。
#8  忘れたくない家、街

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小説『澄んだ地獄で笑いなよ』冒頭部「さよなら」全文試し読み

小説『澄んだ地獄で笑いなよ』冒頭部「さよなら」全文試し読み

こんにちは。大滝のぐれです。

この度制作しました新作小説『澄んだ地獄で笑いなよ』の冒頭部「さよなら」全文をこちらに掲載させていただきます。

川でおぼれかけた男ふたりが付き合い始めたことからはじまる、長い語りと過去の風景、いちゃいちゃしたり髪を染めたりお兄さんと海に行ったり好きだった子の結婚式に行ったりいちゃいちゃしたりする生活を切り取った、幸せと絶望と快楽と怒り、そして失敗のBL小説です。

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1リットルの調味料を買えるようになるまでの話

1リットルの調味料を買えるようになるまでの話

最近大きなサイズの調味料を買うようになりました。
「使い切れないから」とずっと500mlの醤油ばかり買っていましたが、自炊の回数が徐々に増えていくにつれ量と種類が増えていっています。

砂糖、塩、醤油、ケチャップ、油、コンソメ。
1年ほど前まで、我が家の調味料は上記のもののみでした。

レシピ通りにつくることはできるので、料理ができない、はず。ただ、ずっと馴染みがありませんでした。食材は買ってみて

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ダサいとて

ダサいとて

質問に答えます。

高校生が私のnoteを読んでいることにびっくりした。私たち20くらい年齢が離れてるよね?いつも読んでくれて本当にありがとう。

高校デビューね〜、素敵じゃないですか。あなたが買った服がどれだけダサいか分かりませんが、店で売られてる服ってどれも、誰かが”これなら気に入ってくれる人がいるはずだぞ!”と思って作ったからそこにあるんです。だから、そもそも、あなたは自分の好みをそこまで卑

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自分語りに支えられる瞬間

自分語りに支えられる瞬間

 産む前に、いや妊娠する前に、もっともっと好きなだけ自分語りを残しておけばよかったな。
 産後8ヶ月、少しだけそんな後悔をしている。

 子どもができて以降、どうにも自分というものがふにゃふにゃと曖昧になった。
 手足はいくらでも動くのに頭はぼんやりしている。自分個人としての欲求がよくわからないことがある。漠然と省エネというか、赤ん坊以外のあらゆるものに対して、気力・感情の発動がMAX時の5割くら

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若さとは

若さとは

お母様は、美しさという戦いの場で今も戦っていらっしゃるんでしょうね。

ここからは女性の見た目に関する話をするので、”なんて感じの悪いことを書くんだ”と思われる方もいるかもしれない。私が書いたことを読んで、傷つく人もいるかも。

何歳でも、誰でも美しいんだよ、みたいなことはこの記事では書きません。

嫌な予感がする人はこのあたりで引き返してください。

よろしいですか?それでは書いていきます。

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第52回 土門蘭さんからあなたへ【前略、あなたへ。】

第52回 土門蘭さんからあなたへ【前略、あなたへ。】

土門さんからあなたへ

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土門さんに手紙を書いてみませんか「前略、あなたへ。」では、読者の皆さんから手紙を募集し、その手紙に作家の土門蘭さんが返信します。決して人生相談のコーナーではありません。手紙を通しての土門さんとあなたとの対話です。そして、これを読む読者のみなさんとの対話です。あなたが今感じている、喜び、悲しみ、怒り、寂しさ、疑問を手紙に書いて送っていただけませんか? 

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クリエイティブ職に就かなかったサブカル系の人々のその後の人生

 こういうツイートを観測して、少し考えてみようと思った。 

 (なぜか元ツイが全然見つからなくて探し回っていたが、どうやらツイ主にブロックされているようだった。ブロックされているのに言及するというのは気が引けるが、わたしをブロックしている当人にはこのnoteも届かないだろうから、まあよしとする。)

 サブカル系の人々は、サブカル系であるがゆえにクリエイティブ職に就きたがるけれど、個人的な感覚と

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料理で負った呪いを解くために料理をする

料理で負った呪いを解くために料理をする

子供の頃から料理が好きでした。大好きなはずでした。
実家にいた頃はネットで見つけたレシピを試したり、ちょっと凝った料理も作っていました。一人暮らしを始めてからも自炊を続けていました。

ですが、ある日を境に料理が苦手になりました。

きっかけは賞味期限切れの豆腐を食べてしまい、激しい食中毒を起こしたからです。

しかも、よりによってスポーツドリンクを常備していませんでした。
当時は一人暮らしだった

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